今年2019年は原作の方のガンダムが40周年。
来年2020年はプラモの方のガンプラが40周年との事です。
40周年というと相当な歴史ですね。
ひとつの玩具、カルチャーとしてもトップクラスの長寿を誇るのでは無いでしょうか。
思えば昔のガンプラは子供心にカッコイイボックスアートと裏腹な出来栄えとの
ギャップに違和感を覚えていたものですが、年々改良を重ね進化の一途を
たどっております。
最近のキットではパーツのおさまり、関節の稼働等メカニズムに驚かされるばかり
ですが、今後のガンプラはどのようになるのか考えてみました。
現在の課題とか
先にも述べましたがガンプラは40年で大きく進化を遂げましたが
課題が無いわけでも無いと思います。
プラモデルを購入するユーザーは、その立体物が目的であって複雑な工作を
要求している訳では無いと思います。
私もその一人でユーザー側からすると、より簡単で手間がかからず
且つ見栄え、出来栄えは最高という両立しない要素を求めているはずです。
現在のプラモデルは金属の金型にプラ素材を投入して生産しているので
構造上一筆書きのようなランナー形状となります。
組立てにはこのランナーからパーツを切り出し、切り出した跡ゲート跡の
処理や、それに伴ってできるつなぎ目の処理を強いられます。
今後はユーザーが製しやすい位置にゲートを設ける、ランナーレス化等
改善の余地は残されていると言えます。
これからのガンプラ
これからのガンプラはどのようになっていくのか。
これには私も楽しみな部分でありますが、大胆に予想してみたいと思います。
プラモデル以外の分野でいうと、例えば音楽媒体。
その昔はレコード、あるいはカセットテープとなり、その後CDやDVDとなり
今ではネット配信と様々に提供する形態を変えてきました。
ガンプラ、プラモデルも形態を変えるとすれば、私が関心を持っている
3Dプリンタを活用できれば面白いと思います。
個人で3Dプリンタを購入して、プリントするデータをバンダイがデータ販売
行うという形でおこない、カスタマイズアプリで各種データをユーザーが
調整できる、例えばマイナスモールドをデザインしたり、ダクトを追加したり。
ファンサイトのようなもので自分の考えたパーツを販売できるとかも
新たな可能性を見出すことが出来るのではないでしょうか。
色々課題はあると思いますがこの先どのような変化があるのか楽しみです。