辛いやすり掛けから解放される究極の時短ツール
一番多い作業
プラモデル、ガンプラの作業で最も時間が掛かる作業がヤスリがけです。
パーツをランナーから切り出したゲート跡、パーツとの結合で出来る合わせ目、
表面がヒケてたり、盛り上がっていたりの表面処理。
これらのヤスリ掛けを以前は手作業でやっておりました。
細かい場所や大きい面など力が必要な事も多く、なかなかにしんどい作業になります。
これら塗装の前に仕上げておかないと、塗装してからでは修復が非常に困難になるため
手も抜けません。
何か便利なものは無いものかと探しておりました。
忙しい貴方の見方ペンサンダー
そんな中よさげなツールを発見しました。
キソパワーツールという会社のプロクソンブランドで販売されているペンサンダーと呼ばれる電動工具です。
ホビー用としてもいろいろな製品が登場してますが、こちらはDIY用の製品のようで電池式ではなく、パワフルな100V電源仕様です。
『ペン』と名乗るほど細くは無いですが持ちやすい形状となっています。
アーバーと呼ばれる先端工具が何種類か付属しており、クイックチャック仕様でツールレスでアーバー交換が可能です。
別途スピードコントローラーとセットでコントローラブルに
ペンサンダー本体はスイッチがオンとオフしかなく、スピード調節が出来ません。
なのでペンサンダーを購入する方の多くは速度を調整できるようになるコントローラーを買っているようです。
これによって研磨スピードが調整できて作業も捗ります。
最初のうちは低回転で研磨を行って感覚をつかみ、徐々に速度を上げて研磨していけばよいと思います。
最大回転で研磨すると、摩擦熱でプラが溶けたなる報告も見たことが有りますが実際にやればわかると思いますが最大パワーでもプラが溶けるほどのパワーはありません。
よっぽど強く連続してパーツに押し付けるとか酷い使い方をするとかだと別かもしれませんが、通常の使い方においては全く問題ありません。
組み合わせはスポンジヤスリがおすすめ!
スポンジヤスリとの相性がバツグン
付属の紙やすりも付属していて、これはこれで使い勝手がありますが、別売りのヤスリスポンジを使用することでペンサンダーの汎用性が大きく広がります。
通常の耐水ペーパーと違うのは、この適度なスポンジの厚みがパーツとの追随性を発揮してくれて研磨がしやすい事です。
コスパバツグン!!
お伝えしたいのがやはりコスパでしょう。
スポンジシートそのものは決して高いものではありませんが、上記のように細かく使う事になりますので、手でヤスるのと違って有効に使い切ることが出来ます。
このスポンジシート1枚あれば作るペースにもよると思いますが余裕で半年以上は持つことでしょう。
驚異のコスパですね。
スポンジヤスリとアーバーの取付方
実際にこのスポンジヤスリとアーバーの取り付け方ですが、取付には両面テープを用います。
ペンサンダーの動き方
実際にアーバーの動き方はどのように動くのか、見てみましょう。
ペンサンダーを使うと非常にヤスリ掛け工程が楽にかつ速く仕上がります。
ペンサンダーに出会う前はヤスリ掛けはどちらかというと苦痛を伴う作業でした。