先日パナソニックのカメラが売れていないと記事をあげましたが
BCNランキングの11月18~24日の日次集計データによりますと、パナソニックで唯一GF9がランクインしているようです。
何のカメラであれ、パナソニックユーザーとしてはランキングに入るのは喜ばしい事です。
ミラーレス売れ筋はダブルズームキットという事は
GF9が売れている事実が確認出来たのは安心できたのですが、このランキングを見渡してみるとある共通したポイントが浮かんできます。
それは10位のa7Ⅲのボディ本体以外ランクインする機種すべてダブルズームキットであるという事です。
(ダブルズームの設定が無い機種はレンズキット)
これから読み解けるのは少なくともダブルレンズキットを買うという事は、そのカメラのマウントのレンズを1本も持っていないという事が考えられます。
仮にステップアップするのならボディ単体を買えば済むわけで手持ちのレンズ資産は活かせます。
つまりランキング入りする=売れているカメラとはほぼカメラ初心者が購入しているという事が言えると思います。
なかでもダブルレンズキットが選ばれるという事を考えてみると、ダブルレンズキットの構成は恐らく標準ズームと望遠ズームの2本、場合によっては単焦点レンズの組み合わせもあると思いますが。
通常のシングルレンズキットよりダブルレンズが売れているという事は、標準域より望遠域まで写真、動画を撮りたいという需要があると考えられます。
この需要というのは推測するに運動会、発表会などが考えられますね。
エントリー機でも男性をターゲットにしたモデルを設けるべき
このことからレンズ交換式、ミラーレスカメラを購入する主力層は小さい子供がいる子育て世代と推測されます。
子供の発表会や運動会で実際にカメラを扱うのは基本的に父親、男性であろうかと思います。
当然母親が撮るという状況も普通にあると思いますが、私の考えでは父親の役目のような気がします。
冒頭のパナソニックのGF9に話を戻しますと、GF9はエントリー機としては卒のない作りをしている素晴らしいカメラだと思いますが、色の設定がオレンジとシルバーの2色です。
シルバーと言っても軍艦部分がシルバーでそれ以外はブラックなのですが、上記のようにカメラを取り扱うのは父親が多いと思われるのでシルバーを違うパステルカラーあたりにしてオールブラック仕様の機種でも追加すべきと考えます。
これは個人的な意見になりますが、やはりカメラは漆黒の全身ブラックが一番かっこいいと思うんですね。
それをやっちゃうとGX系統と変わらないみたいな感じになるのかもしれないけど、男性が使っても満足できるエントリー機を設ける事こそが売り上げ効果的に重要になるのではないかなと思います。
ましてや初心者なので私もそうですが細かい仕様とかわからないので、最終的に選ぶ基準になるのが道具としての外見、ルックスになると思います。
これからもマイクロフォーサーズ、パナソニックの動向を楽しみながら応援していこうと思います。