さいのじ@サイドイレブン

絶えずなんか欲しい

iPadを買った~私とマック、アップル製品の思い出~むかし話

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iPadを買いました。

今回はiPadについては触れずに少々昔話をして懐古の会とさせて頂きたいと思います。

iPadについては後日たっぷり?と取り上げていこうかと思います。

初めてのパソコン選び

マック、アップル製品との思い出に関しては、私が最初に手にしたパソコンまで話を遡ろうと思います。

とは言え私が一番最初に選んだパソコンはマックでは有りませんし、実を云うとPCとしてマックを選んだことも有りません。

 私が一番最初に選んで買ってもらったPCはNECのPC-9801RXでした。

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www.pc-9800.net

確かRX21のほうだったと記憶しています。

●CPU80286(12MHz)、V30(8MHz) 

●メモリ標準1.6MB、最大11.6MB(メモリ専用スロット3MB)

●フロッピィディスク5インチ x 2 

●拡張スロット汎用拡張スロット x 4 

●外形寸法380(W) x 335(D) x 150(H) mm

●発売1989年10月

今スペックを読んでみるとものすごいノスタルジーを感じるのですがコレ

30年ほど前のものです。

いろいろ突っ込みどころ満載なスペックですが、現在では何かにつけギガと言われる世の中ですが当時はようやくメガに到達した時代でスタンダードがキロの世界だったと記憶しています。

ハードディスクは無く、ストレージは5インチのフロッピーディスクが2スロット、640×400解像度、16色表示、AM音源等今では涙無くして語れないスペックですがこれにブラウン管のクソ重いCRT込みで確か40万近くした記憶があります。

対抗がマッキントッシュ

ではアップル製PCも買ってもいないのに何が思い出だったかと言うと、上記PC-9801いわゆるキューハチを買う対抗がマック(マッキントッシュ)でした。

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具体的に言うと確かPerfoma(パフォーマ) 5200と呼ばれるディスプレイ一体型のPCでした。 

 今でいうiMacの前身ですね。

ja.wikipedia.org

現在でこそ知名度があるアップル製品ですが、当時は今ほど知名度が有りませんでした(たぶん)

というか長く続くキューハチ及びその互換機における鎖国政策真っ只中だったからです。

私が購入したキューハチはビジネス臭しかしない、いかにも業務ような佇まいなのですが当時はこれしか選択肢が無かったのです。

マック用のソフトが周りには全く無く、私の周囲にはマックユーザーなんて一人もいませんでした。

パソコン、パーソナルコンピューターを選ぶにはほぼ100パー、キューハチしかない状況でした。

それが何故上記パフォーマが欲しかったかというと、マックは当時から一貫してバンドルソフトに力を入れていてこのパフォーマにも御多分にもれず様々なバンドルソフトが同梱されていた記憶があります。

今でもそうですが当時から何かクリエイティブな感じを醸し出していました。

ただ結局周りにマックユーザーが皆無なために購入を断念した苦い経緯があります。

思えばこの選択がマックとWindowsのその後の人生の分岐点だったのかもしれません。

コピーソフトがフツーに売られていた時代

ソフトがらみで云うと少し逸話があって、当時は大手書店でキューハチ用のコピーソフトが正規?に普通に売り場で売られていました。

今では考えられない事ですが、著作権という概念があまり薄かった牧歌的な時代でした。

このため何故だかわからないですが、私の手元には大量のキューハチ用ソフトが転がっていたんです。

なぜなのでしょうか未だにわかりません・・・

こういう恵まれた?環境であったのもマックを選べれない一つの要因でした。

ちなみに余談ですが、キューハチ用のソフトたとえばワープロソフトの一太郎って今でもあるか分からないですが当時はソフトを起動させるためだけの起動ディスクなるものが有ったり、辞書ディスクがあったり、セーブディスクがあったりとハードディスクが無かった故に頻繁にディスクの入れ替え作業がありました。

ソフトによっては5~6枚になるものもありました(と言っても5,6MB程度ですが)

 それ以降もマックユーザーに出会ったことが無い

 それ以降も私の周りにはマックユーザーなんて一人もいなく、ほんとにMacってあるんだろうかと訝しげに思ったものです。

キューハチの鎖国体制が解かれて以来、好むと好まざるに関わらずwindows一筋でした。

わざわざMacを選ぶ必要性も無かったからですからね。

そのあとずーっとMac、アップル製品とはなんの関わりも無く過ごしていたのですが

転機はアレでした。

転機はiPhone

 転機としてはPCではなくアップルが出したスマートフォン、iPhoneでしたね。

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なぜか未だに箱が残ってたiPhone4。

確かiPhone3くらいからユーザーになった記憶があります。

驚いたのはパッケージで、秀逸なデザインのケース、商品の梱包、無粋な説明書の排除、いままでの概念を打ち崩す優秀なパッケージングでした。

無駄を徹底的に省いた効率的なデバイスはとても魅力的でしたが、ケータイはこれ以降アンドロイドとなってしまいました。

途中初代iPadも持っていた記憶がありますが定かでは有りません;

アップル製品は何かを産み出してくれそうな気がする

ざっと振り返ってみてそれほどアップル製品と接点の無い歩みでしたが、それは何かクリエイティブな事を行ってこなかったからかと思います。

最近でこそ、動画あるいはこうしてブログ等で情報を発信しておりますが、昔は本当にPCといえばゲーム三昧の日々でした。

なのでwindows機ばっかだったのです。

おそらく一生分のゲームをやりまくったと思うので今現在はゲームをしてませんし、努めてやらないようにしています。

ゲームそのものの否定派しませんが、私はそこで得るものは有りませんでしたしゲームに時間を費やすくらいならもっと生産的な事に時間を掛けたいと考えが変わりました。

そういった部分でアップル製品に興味をひかれ、今回iPadを買うに至った動機となります。

また新しい刺激が欲しかったのかもしれません。

一日中仕事でwindows機を触ってて、家に帰ってまで同じwindowsに向き合うよりはオンとオフ、windowsとMac(ipad)と切り替えられたらまたクリエイティブな刺激になるかと思ったからです。

そんなわけでこれからは新しいデバイスを駆使していきたいと思う今日この頃です。