よく何かと若者の〇〇離れが～とか、最近の若い者はとかどういう視点なのかわかりませんが、主に若者の消費について語られることがあります。
ぶっちゃけ若者の方がしっかりしていて賢明
自分はもはや若者という年齢ではありませんが、そういった若者叩きに疑問を投げかけざるを得ません。
例えば若者の車離れが進んでいる～ とかいうフレーズをよく聞きますが、どう客観的に見ても若者の方がしっかりとした判断だと思います。
昔を引き合いに出すとウザがられると思いますが、今は昔ほど魅力的なクルマが販売されているとは思えません。
その昔クルマの名前はソラで言えたものですが、今や街行くクルマの名前を言う事も難しくなってきました。
なぜクルマ離れが進むのか
例えばクルマの話ですが、これについては様々な要因があると思います。
娯楽が多種多様になった
その昔はケータイ、スマホ、PC、ゲーム、インターネット等現代の若者の身近にあるものが無かった。
その分クルマにどっぷり時間と金をつぎ込むことが出来た。
いい悪い別にして。
また交通網が現代と比べ発達していない分、クルマで移動する局面も多かったことでしょう。
たいして性能も変わらないのに、価格、維持費だけは上昇の一途
たとえば昔のパソコン、PC-98の頃でしたらディスプレイ含めて40万はしたとおもいますが、今はおよそ1/8くらいで充分パソコンを買う事が出来ます。
昔は高かったTVや家電機器は普及につれて低価格になってきましたが、クルマだけはそうはなっていません。
ハイブリットや一部電気化といった部分はありますが、それほど極端に高性能になったわけでもないのに。
また買ってからの高い維持費、税金に悩ませられる事から必要以上無理にクルマを維持するリスクを避けているだけかと思います。
たんにクルマという価値が下がっているだけの話
若者のクルマ離れと嘆くヒマがあるなら、車メーカーは売れる車を開発すればいいだけの話だし、国は税制面を優遇するとか構造改革を行うべきなんですよ。
売れない理由を若者のせいにしてはいけないんです。
むしろクルマに限って言えば、このご時世だと持たない方が遥かに賢明でしょ。
どう考えても。
若者のほうがしっかりしている
若者20代の人と接する事が良くではないですが、それなりの機会があります。
全員が全員じゃないんだけど今の若者はそれほど自己主張は強くはないけれど、真面目で誠実な印象を受けます。
比較すると、同世代のおやじ連中のほうが良く問題を起こしています。
若者に負けないよう頑張らないと。
