ついにEUからの離脱がEU議会で可決したイギリス。
まさにブリカスたらんその行いに痺れます。憧れます。
グローバリズムとは何だったのか。
結局人の考えるところ思惑、利害、権謀術数蠢く国際社会はそう簡単なものではないのかもしれません。
地球連邦実現が一番難しいと思う
私の趣味であるガンプラは、原作であるガンダムに登場するメカの造形物です。
その原作であるガンダムについて触れますと、皆さんご存じかと思いますが
舞台は近未来である地球ですが、国家として全人類の統一政府である地球連邦が登場します。
他にも新しいテクノロジーとして、モビルスーツ、宇宙戦艦、スペースコロニー、月面基地といった様々な未来の兵器、建造物が登場しますが、私はこの中でも全ての統一国家である地球連邦の成立が現実から見て一番困難であると思います。
誰が何のために何の目的で国が一緒になるのか
現実ではこうしてヨーロッパ共同体であるEUからイギリスが離脱をし、集団国家としての存続の難しさが分ろうかと思います。
国、国家としての成り立ちはそれぞれ様々な事象があると思います。
地形、風土、民族、通貨、言語、宗教、食生活さまざまな理由から国として成り立ってきた背景があると思います。
それらを取っ払ってお互い一つの国になりましょう。
とはどういう事でしょうか。
いろいろ考えてみましたがメリットはあまり無さそうです。
ていうかあるならとっくに大抵の国が統一されてるでしょうし。
対立軸としての明確化のみ
おそらくガンダムでは対立勢力の明確化として地球連邦VSジオン共和国みたいな構図を作りたかったのかもしれません。
対立軸がシンプルなほうがわかりやすいですからね。
ただそれはそれで疑問も生じてくるわけです。
地球連邦軍とは何から守る軍隊なのか
統一された国家である地球連邦。
全ての国は地球連邦の旗の元ひとつの国家となりました。
ではその統一国家である地球連邦の軍隊って何から守るために存在してるのでしょうか。
地球上では他に脅威となる国家が存在しないのに。
いずれにせよ統一国家としての道は遠い
今回のイギリスのEU離脱をみても、統一国家への道のりはまだまだ時間が掛かりそうです。
移民、格差、宗教などこれらを克服できるには物凄く時間がかかりそうです。