今日は私の音楽嗜好を変えたある一つの出来事のお話をしたいと思います。
NHK-FM ROCK SOUNDとの出会い
今からさかのぼる事ウン十年、私は当時中学生でした。
まったく自慢できるものじゃないんですが、当時私は普段全く勉強をせず試験日の前日にガリ勉して望むという日々を送っておりました。
でその数少ない勉強期間中も退屈になり、部屋にテレビが無かったものだからラジオをつけることに。
そんななかたまたま出会った番組がNHK-FM ROCK SOUNDでありました。
今でも覚えてる衝撃的なサウンド
何気なく勉強していて流れてきたのが確かこの曲
この曲が流れてきた時、マジで強い衝撃を受けました。
何なんだこの曲は。
今まで聞いてきた音楽と違う、物凄い迫力・・・
当時はネットもパソコンもごく一部の限られた人しか使えないもので、音楽はとにかく今みたいに気軽に触れる環境になかったんです。
今でこそそれほど珍しくなくなった洋楽ROCKは当時としては触れる機会は絶望的に少なかった。
それが当時運命的な出会いをしてしまいました。
このHurricaneハリケーンというバンドのShoutシャウトという曲は番組のオープニングで使われていたもので、番組でもHurricane特集が組まれていたほど注目のバンドでした。
今でもオープニングで全員が自己紹介して始まる回を明確に覚えてます。
今考えてもすごい番組だったなあ。
このHurricaneというバンドは調子が良ければこの後何度も登場すると思いますw
そのほかのオープニング曲
この番組ではオープニングの曲が何度か変わっており、前述のシャウトもその中のひとつ。
番組DJを務めた西森マリーさんの選曲眼、知識がとても素晴らしく今でも尊敬してます。
昔買った洋楽の対訳に西森マリーさんの名前が載っていたら喜んだものです。
こういうタイミングで言うのもなんですが西森マリーさん、あなたのおかげでとても素晴らしい音楽と出会う事が出来ました。本当に有難う御座います。
という事で西森マリーさんに最大限のリスペクトしつつ、それ以外に用いられたオープニング曲を紹介しましょう。
MadMax-Fox on the run
Sweetのカバー曲ですが、さすがに原曲は分かりませんでこの曲のアレンジのほうが全然良い気がしますw
洋楽あるあるでカバーしたほうが先に出会う方が多い気がします。
カバー曲に関してはひとつ記事に出来るくらいネタはあります。
さてこのMadMaxマッドマックスですがなんとジャーマンメタルバンドです。
ジャーマンメタルでいうとハロウィンとかブラインド・ガーディアンとかどちらかといえばスピードメタルの印象ですが流石に西森女史の選曲眼。
とにかくこの番組でかかる曲の共通点として
・美しいコーラス
・明確なサビ
・とにかく曲が素晴しい
ここらへんが共通しているのでとても知名度は無いけれど、素晴らしい珠玉の名曲に出会えることができました。
MASS-Carry Your Heart
この曲も今でも明確に覚えてます。
かなりのレア曲だと思いますがMassマスというバンド。
調べてみるとクリスチャンバンドという事でご存知ストライパーの兄弟バンドといったところでしょうか。
ジャンル的には今でいうAORになるんでしょうかね。
むかしはHM/HRとかなり雑にひとくくりにされていました。
ハードロックとヘヴィメタルの境目、定義は人によりさまざまです。
こういう線の細い、哀愁が漂うメランコリーな曲が良くかかっていました。
SKAGARACK i´m alone
オープニングかエンディングどちらか忘れたけど、SKAGARACKスカゲラックというバンド。
デンマークのバンドのようで同郷には私の好きなプリティメイズがいます。
やはり線の細いメロディアスな楽曲ですね。
地理的に北欧系というジャンルで知られるスウェーデン、ノルウェー、デンマークは良質なHR/HMの産出地であります。
思うんですがやはり風土というものが音楽的センスに与える影響は大きいと思います。
そしてウン十年探していた名曲にたどり着く
いままで紹介した曲は調べると割と簡単にたどり着くことができましたが、番組中にオンエアされていた曲でどうしても探しきれない曲がありました。
確かサビでは”イッツユ~”とうたってた曲ですが、長い事探し出せずにいたのですが最近ようやく発見しましたww
Monro モンローのIt's Youという曲です。
青春の思い出が一気によみがえります。
確かモンローって結構番組で西森さん言ってたよなあと。
すばらしいサウンド、また聞くことが出来て良かった。
このカテゴリーは定期的に投稿しようかと思います。
Everyone Check it out.