弱酸性への道半ば
いちおうこの記事は時系列で云うと前回の水質調整剤の前の時点となります。
なのでこの時点ではカルキ抜きが原因とは全く見落としていた。
pHが下がらないのはボトムサンド、ろ過ボール材この2点しか原因としては思いつかない。
一応この時点でpHが下がる要因としては
流木、落ち葉
この2点しか無さげ
対してpHを押し上げる要因としては
ボトムサンド、ろ過材、ブラックホール(活性炭)、(カルキ抜き)
とまあ押し上げる要因の方が強い。
そもそもなぜ弱酸性を目指すのか
なぜ水性を弱酸性に変えたいかというと単純で、熱帯魚が好みであるからという理由です。
たいていの熱帯魚は弱酸性を好みますが一部グッピー、アフリカンシクリッド等アルカリ性を好むものもあるけれど、南米アマゾン由来はだいたいが弱酸性、ブラックウォーターが故郷のルーツ。
という事で可能であれば生まれ故郷の環境に出来るだけ近づけてあげたいというのが親心。
ただ今までの苦労から云ってせいぜいpH7.0を若干切る位6.7~6.9辺りをキープする方法が見つかればという想いです。
コトブキ Drソイルの登場
それでは弱酸性に寄せる方法は無いものか。
と探したら、ありました。
ソイルです。
ソイルって黒土を固めたもので何れ崩れて交換しなくてはいけない底床なんだけども今回はソイルを使って無くボトムサンドです。
ではソイルをどのように使うか。
どうやってボトムサンドと両立するのか。
の前にDrソイルの効能を。
これを見ると多孔質構造になっていて吸着系効果も併せ持つ非常にナイスなアイテム。
超高機能活性ろ材と謳っているあたり単なるソイルじゃないのよという意気込みが感じられる。
しかも飼育水を弱酸性(pH6.2~6.7)の軟水に長期間保ち~とあります。
なんだろう強すぎる。
破格のスペックを備えた最終兵器。
で今回コイツを文字通りろ材として使う予定。
いちおうソイル水のpHを調べてみたけれど・・・
水道水からは全く変化なし。
pH調整に時間がかかるやつ?
外掛けフィルター コトブキ プロフィットフィルターX2の登場
底床は既にボトムサンドがあるのでこの上にソイルを敷くという野暮な事はしません。
文字通り高機能ろ材として活躍していただきましょう。
そのためには入れ物が必要ですね。
あいにくと外掛けフィルターは別のろ材でパンパン。
もうソイルを投入するスペースなどなし。
なのでここは新しい外掛けフィルターを投入する事に。
中身のチェック
モーターは水中式。
だけども噂通り相当デカイ。
何故にこんなにデカイのか。
ラクラクパワーフィルターLの1.5倍からはありそう。
で黒いのがプレフィルターボックスみたいになっていて別のろ材を投入できるとの事だけど容量が小さすぎ。
今回これは使いません。
L字の90度のパイプから揚水されフィルター下部に噴き出すかんじ。
純正のフィルター2種。
毎度のこと使わないですが。
一応納まるかチェック。
水槽のアタッチメント化著しく、ラクラクパワーフィルターL、LEDライト、そしてこのプロフィットX2と外掛けが目まぐるしい。
Drソイル+プロフィットフィルターX2
プロフィットにパンパンにDrソイルを充填する。
これで2kgの7割くらいかな使ったの。
吐出口にはソイルの流出防止とフィルター効果でウールマットを仕込む。
とりあえずいい感じに廻ってはいる。
で流量調整ノブが付いてるんですがGEXの場合流量をほぼ締め切る位にはいけるんだけど、同じような構造なのにコトブキは30%くらいまでしか絞れない。
なにかここら辺詰めが甘いといった感じがするね。
モーターが水中式の為作動音は気にはならないがモーターがデカイ分振動もそれなりでフィルターをさわるとそれなりの振動が(共振はしてないけど)
あと何度も言うけどモーターデカすぎ。
底面フィルターというと水上側から底面に向かって水の流れとなりろ過する訳だけど、こいつはその逆。
フィルター下部から揚水された水はソイルの中を通って吐出口へ。
底面フィルターとは逆の動きを外部でやっております。
かつキャッチしたごみは下部に溜まり水槽内に戻すことが無いので合理的。
あとはソイルがどれくらい持つのかどうか。
メンテの問題もあるけれども。
期待した程度までは下がらなかったけどしばらくは様子見ですな。
メチャメチャクリアに!!!
このDrソイルは水洗いしないで使えますと書いてあったので、そのままフィルターにセットして廻しました。
最初のうちは若干濁りが出たんだけど暫くののち、
なんかめちゃめちゃクリアに水が変貌を遂げました!
このDrソイルって相当優秀じゃないでしょうか。
ガツンと速攻目に見えて立ち上がる。
これで外掛けツインフィルターとなりました・・・
さてフタどうしよう・・・
お魚さんたちも元気になりました。