前回はコケ対策要員としてオトシンを投入した訳ですが
コケの種類にもよるのだけど、どうにもあまり生えてるコケに対しては効果が見えない。
コケの種類は糸状ゴケのように見えます。
たまーに出現する様子を見ていると確かに対象物にはへばりついているようには見えるんだけど、そこでこしとるようにコケを喰っているようには見えない。
それはそれで仕方が無い事なんだろうけど、肝心の腹減って無いのかなーという疑問も生じるけれども。
要するに水槽内で生の水草以外すなわちコケを喰うサイクルが出来れくれればと思う訳ですが・・・
ヤマトヌマエビ投入
ただ流木にはうっすらと糸状コケが覆い始めてるし、オトシンでダメなら別の手も考えなくてはいけない。
という事で次なる生体について検討です。
コケ取り生体として1,2を争う存在なのがヤマトヌマエビあるいはミナミヌマエビあたりが挙げられると思うんですが、躊躇していたのは水草の食害という点。
アマフロの根を喰うとの報告もあって手をこまねいて他部分があります。
ただよくよく考えてみてショップのヤマトの水槽にも水草が入って根が出ている水草もあったのですが、食害にあってる形跡は見られませんでした。
よっぽど喰うものが無くて緊急事態ならわかるけど、日常的に水草を喰っているわけでは無いと認識してヤマトのほうを導入する事に。
水槽の規模を考えて、あまりに多く投入してもエサの枯渇も考えられることからとりあえず尖兵として1匹のみ投入して様子をみることに。
水槽が30cmキューブと小さいのでなるべく小さい個体をお願いしたけども、全長で3cmくらい触覚の端から端までだと7,8cmくらいにはなるのかな。
ミナミヌマエビにくらべると3周り位大きいエビです。
その分パワーもダンチで良く働いてくれることに期待して。
なんか一生懸命ツマツマしてる模様
前回投入したオトシンと違って最大の違いは、何を喰っているか状況が確認出来る事。
何本かある手を器用に使って対象物ついた何かを口元にせっせと運んで何かを喰っている様子がわかります。
オトシンだと対象物に取りついているのが休んでいるのか、はたまた喰っているのか口が下向きの為窺い知る事が出来ないのです。
こうしてツマツマしているという事はエサとして何かあるんだなと逆に感じます。
実際コケを喰っているところは何回か見たのですが、劇的に変わったという印象は余りないというのが辛いところ。
ただオトシンに比べて構造上奥まったところでも処理できるのでコケ取り能力としてはやはりこちらの方が上かなといった印象。
ただ前述したように体形がミナミに比べると大きめな事から、魚と干渉してコケ取りがうまくできていない感じがします。
ウチのケリー達は泳ぐスピードが速いのでせっかくヤマトがツマツマしていても、ケリー達に蹴散らされ移動しているのも目にしました。
ただしお互い敵対関係にある訳では無く、生物としては認識しつつも興味関心が無いといったところでしょうか。
基本的になんらかの利害関係が発生しない限り基本無視ってのが彼らの行動パターンのようです。
とりあえず働きっぷりを観察してみます。