時系列的にはコケ対策要員より前になりますが、当初生体はコリドラスとケリーだけで行こうと思ったんですがケリー達の小競り合いが緩和するようにと他の生体を導入する事で水槽内のパワーバランスを変えようとする目論みで新たな生体を投入しようと思います。
ロージーテトラの決め手
新たに投入する生体はロージーテトラといってハイフェソブリコン系の体高が高いタイプのカラシン。
ネオンテトラとかカージナル、グローライトやケリーのような葉巻型(潜水艦の言い方ですが;)と対比したいわばタナゴ型とでもいいましょうか、各種ファントム系やレモンテトラなどがハイフェソブリコン系ですね。
ロージーを選んだのはハイフェソブリコン系の中で迷ったのですが、まあ売っている状態とショップでの穏やかさでしょうか。
イマイチ華が無いように見えますが、飼い込んでいけばどのようになるか。
この体形を維持しつつそのまま大きくなってほしいところです。
同じ系統のブラックテトラという種類がいるのですが、かなり大きくなった場合体形がかなり崩れて小さい頃の面影がないくらい変貌を遂げます。
葉巻型も体形の維持は難しそうです。
雌雄判別?
一応今回4匹を投入したのですが、雌雄判別がどうでしょう。
背びれの白い模様が無いのがオス?
二匹ほど。
先端が白いものがメス?
こちらも2匹。
よく似たホワイトフィン・ロージーテトラというのもいるのですが正直どっちがどっちかわかりませんでした;;
価格はホワイトフィンの方が高いです。
水槽投入
水合わせも済んで投入。
幸いにもファーストタッチはケリー達とも争う様子は見せず特別問題は今のところなさそう。
ただケリーとうまく水槽内で調和がとれるかなーと思ったんですがどうでしょうか。
やはりカラシン油断はできない
何日か様子を見ていたのですが、やはりカラシンです。
そんなに簡単に仲良くする奴らじゃあありませんw
誰もが最初の水合わせのときには寄り添ってるのに水槽内に投入した途端バトルロワイヤル的な動きになるのはカラシンの悲しき性なのでしょうか。
コレですね。
この彼が気が強い。
体格的にはもう一方のオスより一回り小さいのですがそんなのお構いなしに残りを追い立てます。
まあケリーたちのがストレートのパンチとするならば、ロージーのはジャブ程度なのですが最初はケリー、ロージー種類をまたがって小競り合いをする事は無かったのですが、最近はこの小さいのが体格的にケリーよりも小さくても追い払ったり気の強さを見せつけます。
今回の4匹は、一匹がお山の大将、二匹がやられてるけどたまにはやり返す、もう一匹の体は一番おおきいのに気弱で常に後ろでびくびくしているの。
それぞれ性格というか行動パターンが異なります。
なので良く熱帯魚サイトなんかの項目で性格=温和とか性格=きついとかぶった切ってますが、それほど話は単純では無いと思います。
まあ全体の傾向としてそうなのかもしれませんが、いざ飼育してみると全く各々性格が異なる事がわかります。
あとフィンスプレッティングというヒレを立てて誇示しあう行為がカラシン系のなかでは見られる行為ですが、とあるサイトではオス同士とありますがふつうにメス同士、オスメスなんかもします。
というよりウチの水槽では日々そこかしこでフィンスプ合戦です。
まあ自分で飼育した事のない中身のないコピペサイトが山ほどありますから情報の精査は必要です。
とあるサイトではインパイクティスケリーの別名がエンペラーテトラとドヤ顔で云い放ってますが、この2種は全くの別種です。
言いたいのはインペリアルテトラだと思いますが誤った情報も言ったもん勝ちのインターネッツです。
真偽を確かめる、ウラを取るのはこのようなご時世では当たり前の行為になっておりますので注意していきましょう。