早いもので2021年も開幕して4戦目。
スペインはカタロニアサーキットで開催されました。
ターン10改修
あんまりこのサーキットは詳しくは無いですが、ターン10が改修されたようです。
2020年までのターン10のレイアウト
2021年のレイアウト
鈴鹿の逆1~2コーナーみたいな複合コーナーに。
個人的にはエイペックスによれない、ぼんやりとしたコーナーが好きでは無いです。
富士の第3セクターみたいな。
アルファタウリの国際映像がどんどん少なく
開幕のバーレーンの頃はそれなりにアルファタウリの映像もあったんですが、数を重ねるにつれ、どんどんと取り上げられる回数が減ってるような気がする。
FP、予選、決勝を通してとにかく映像が少ない。
それに比べて何か知らんけどアルピーヌは多い気がする。
今回のコンパウンドも絶不調の前戦ポルトガルと同じコンパウンド。
たぶんアルファタウリはこの硬いのが超絶合わない気がする。
はやく柔らかくなるといいですな。
プラクティスは順調そうに見えた
角田の特徴って今年のプラクティスは時間が短くなったのにも関わらず、セッションが始まってもしばらくは引きこもってて、なかなかコースにでてこない。
出てきてもあまりパッとしたタイムを出すわけでも無くという感じで、とにかく退屈なセッションだった印象が今までは強い。
ルーキーなんだからガンガン周回重ねればいいと思うんだけれども。
週末の流れは今までに比べればいいカンジでセッションをこなしていった気がする。
FP1 11位
FP2 7位
FP3 12位
と順位の幅はあるけど、これはベストオブレストというか5位争いが熾烈なため。
今までの流れを見るに
1.メルセデス
2.レッドブル
3.フェラーリ
4.マクラーレン
セカンドドライバー次第ではあるけど上位4つはほぼ埋まってて、あとが
アルピーヌ
アストンマーチン
アルファタウリ
アルファロメオ
ベスト10を巡って8人で争うイメージかな?
絶望の予選
かなりきわどいけど、うまくすればQ3進出も可能だった角田。
ところがQ1 1回目のアタックで12位。
なにかかなりこの時点できな臭いものが。
その後2回目のアタックに挑むもタイムを縮める事が出来ずデッドゾーンを脱出する事が出来ずにQ1落ち。
Q1落ちそのものは仕方ない部分があるけど、問題はココから。
Q1ノックアウト後にチームラジオにクルマが信じられない旨暴言を吐きます。
英語をあまり理解できない私でも、あコレ絶対言っちゃダメな奴だと何故か確信しました。
あとで調べると案の定。
この発言の真意は本人しか分らないので、なんとも判断が難しいところですが前回までのトラフィック天国うんぬん、ぺレス邪魔くせえ云々等暴言の矛先が対外的に向いているのならまだ許せた部分もあります。
ただこれが味方に向けて、わざわざ国際映像に載るチームラジオでの発言は全くクールでは無いと思います。
確かにガスリーと同じセットで全く違う動きをするといったフラストレーションを抱えていた背景というのもありますが、F1レーサーってのはたとえ自分好みのクルマでなくても、アンダーがでようがオーバーだろうが、とにかく速く走る職業だと思うんです。
自分でねじ伏せてタイムを出してナンボ。
なので自分からしてみたらこの発言は全くの甘えん坊さんで、リスペクトを欠いたクソみたいな発言だと感じられます。
これがせめてQ3突破しての発言だったら、そっかなるほどねえと頷く部分もありますが結果も出さずに文句を垂れるなんてお先が知れます。
当初は可夢偉以来の日本人という事で日本人バイアスもかかっていて前のめりに一方的だけど応援してきた部分がありましたが、自分としてはこの第4戦が後に大きな転機になるような気がしてなりません。
これが杞憂に終わればいいですが、なかなかここから持ち直すビジョンも見えない部分があるので相当な試練に立ち向かわなくてはなりませんね。