12月に入って冷え込みも厳しくなり、ついに先日北海道も根雪となりました。
寒い寒いと鼻を垂らしながらの外でのライドも今シーズンは取り敢えず終了となりました。
では来年までごきげんよう。
・・・とはいかないですね。
室内トレーニングに向けて設備を整える
という事で冬の間でもクロスバイクを室内で漕げるよう、室内トレーニングに向けて動き出す事にしました。
せっかく習慣となった運動を冬の間で諦める訳に行きません。
で室内トレーニングに向けて揃えなくてはならないものがあります。
・ローラー台
・ローラー台トレーニングタイヤ
・外部接続機器対応のサイコン
・同上 各種センサー
ざっとこんなところでしょうか。
他にも小物は必要となりますが、大きなところでピックアップしてみました。
今回は揃えた設備のサイコン周りについてまとめてみたいと思います。
CYCPLUS M1 サイコンシステム
今回揃えたサイコン周り一式です。
左からCYCPLUS M1サイコン本体、ハートレートセンサー、スピード/ケイデンスセンサー(同じもの2つ)になります。
本体とセンサーは接続規格であるant+及び必 Bluetoothで接続するので必ずしも同じメーカーである必要は有りませんが、今回は最安値で攻めた結果同じメーカー?で揃える事ができました。
XOSS Gは外部接続機器と接続できない単独動作機ゆえ
そもそもなんでサイコンを買い替えるかというと、今まで使っていたXOSSのGは外部接続機器と接続する事が出来ない仕様です。
その分接続可能な兄貴分G+より格安なので、一応元を取れたと考えれば取れたような距離は走ったとは思います。
何れ買い替える時期は来るとは思っていたのでXOSS Gはここでお役御免であります。
いままでありがとう。
CYCPLUS M1とXOSS Gの比較
両者とも電源ONでの比較になります。
左がCYCPLUS M1で右がXOSS Gになります。
液晶表示部が大幅に大きくなり、XOSS比2まわりくらい画面が大きくなります。
それに加えてCYCPLUSは上部のタスクバーに時計と温度が常時表示されます。
地味に時計の常時表示はとてもありがたくてこれだけでも買いな部分だと思います。
温度計に関しては残念ながら全くアテにならないレベルなので参考にもなりません。
手持ちの温度計と25%ほども違う数値。
まあ温度計目当てで購入した訳じゃないので仕方ないですが、防水仕様の絡みもあるのか正確な温度は測れないようです。
安い品物なので文句を言うつもりはありません。
無粋ってもんです。
CYCPLUS M1の各部
CYCPLUS M1はサイコン本体と、日本語の説明書、ステム取り付け用のマウントと、USBケーブルが付属になりました。
日本語の記述があり加えてカラーでの説明書はかなり好感がもてる内容と思います。
ほぼ操作まわりはXOSSと似ているので問題ないと思います。
びっくりしたのは充電ポートがマイクロ端子では無くてUSB-Cタイプであったこと。
おそらくコスト的にもUSB-Cの方が割高となると思うのですがしっかり搭載してくるあたり本気度が伺えます。
マウント形状はXOSS、CYCPLUSどちらもガーミン互換マウントなのでわざわざ用意しなくともマウントは共有できます。
ボタンは上面ではなくて側面部分に付きます。
個人的には前面側面部は押し辛いので正面部分にあったほうがいいかなと思いますが単なるわがままレベルな要望です。
左から電源、ラップ/データ保存、画面切り替え/設定となります。
ボタンもクセがあって下の方にノッチ部分があるので上の方を何の気なしに押すと反応しなくなってしまう事があります。
設定メニュー
最初の設定メニューですが
設定メニューC2は外部接続機器設定です。
C2設定で進むと外部接続機器との接続状態に入ります。
最初に接続、ペアリングをしておくと次回からは設定が引き継がれますのでわざわざ毎回接続する必要はありません。
C3はタイヤ外周長設定になります。
今回のトレーニングタイヤは700Cの23CとRL1が履ける中で一番細いタイヤになります。
23Cの外周長2096㎜を入力します。
ていうか最初から入ってました。
C4はタイムゾーンです。
東京の09ですがこれも最初から09となっていました。
なにかこのあたりから汚れた本体、保護フィルムも無い、中途半端に設定されている・・・
これ返品されたブツじゃない?と疑念が湧きおこりますが気のせいだと言い聞かせます。
C5は速度単位。
kmかマイル表示か。
ここも設定されていました。
C6は温度表示の単位摂氏華氏切り替え。
こちらも℃表示になっていました。
C7はリセットモードみたい。
設定は直感的にできます。
XOSSアプリ?
CYCPLUSアプリの不思議なトコロはスマホとのコネクトにXOSSアプリを使用します。
XOSS Gの時からこのメニューにCYCPLUS M1があるのは知っていて違うメーカー?なのになぜあるのか疑問でした。
つまりXOSSもCYCPLUSもメーカー名というか単なるブランド名かもしれません。
中華製品はここら辺の扱いがルーズなのでよくわかりませんが、ひょっとしたらXOSSもCYCPLUSも製造元は同じかもしれません。
だとしたらXOSS G+,CYCPLUS M1,CooSpo B102という非常に似通った製品が複数あるのは何のため?と更なる疑問が沸き起こります。
とにかくスマホ側との接続はXOSSアプリを使用します。
接続もサックリです。
これで本体の設定と接続のテストは出来たので完了です。
CYCPLUSサイクルコンピュータ用 自転車ケイデンス/スピードセンサー
商品名はCYCPLUSサイクルコンピュータ用とありますがANT+、Bluetooth接続に対応しているサイコンであれば問題なく接続すると思われます。
サイコン本体は丁寧な日本語説明書が付きましたが、ケイデンス/スピードセンサーの方は残念ながら日本語説明書は無し。
まあ難しい事する訳では無いので英語表記でも何となくわかります。
二つあるうちのケイデンスセンサーはクランクに、スピードセンサーはリアハブにマウントする格好になります。
スピード/ケイデンスの切り替えは背面カバーを外した上部のほうにディップスイッチがあるようなのでここで切り替えるようです。
背面のフタを開けると電池と絶縁フィルムがあり
指をさしている白いスイッチを左右でスピード/ケイデンスと切り替えるようです。
白いスイッチが極小の為壊れそうでビビリました。
ケイデンスセンサー取付
ケイデンスセンサーは右クランクのペダル側に付けようと思います。
この位置辺りにしましたが、実はトレーニング中に一度シューズをこすりつけてゴムを切らしてしまいました。
幸いにして室内だったので事なきを得ましたが、これが外でぶっ飛んで行ったら探すのは至難の業となっていたことでしょう。
脱落防止に何らかの手段が必要かと思います。
スピードセンサー取付
ケイデンスセンサー取付は特段難しいものでは無かったんですが、スピードセンサーはリアハブにゴムバンドで固定するかっこうになりますのでゴムを一周させる必要があります。
これが狭いスポークが邪魔でバンドを回すのが至難の業;
かろうじて止める事が出来ました。
いてててて
ハートレートセンサー接続
最後に心拍数計、ハートレートセンサー。
このハートレートセンサーは充電可能なタイプ。
中華スマートウオッチのように2点接点のUSB充電ケーブルで背面から充電します。
気が付いたのはハートレートセンサーのレスポンスが鬼のように速い事。
電源が入るのも超速で入るし、ペアリングも速攻。
安定した接続を刻んでくれます。
肝心の心拍数のほうですがアップルウオッチと比較しても遜色ないデータ。
ただバンドが普通の時計のようなタイプでは無くてアームバンドのようになっていて、私の場合だと時計のように手首に固定しようとするとバンドのベルクロの部分が余ってしまって固定できず、もう少し肩の方側になります。
位置的には手首と肘の真ん中からやや手首側といった微妙な取付位置にはなります。
3っつのセンサー接続
C2モードでスピード/ケイデンス、ハートレートセンサーの検出が完了しました。
GPS電波をキャッチしていない状態でスピードセンサーのみのデータを検出しています。
取り付けも今まで使っていたマウントにサクっとインストール。
XOSSと比べるとやはりかなり大きいせいか視認性がかなり向上してます。
独特な不安定さはあれど
何度かCYCPLUSサイコンシステムでライドを行ってみました。
その中でスピード/ケイデンスセンサーのデータが時折不安定になる現象があります。
例えば25kmくらいでずっと漕いでいても時折スピードが25→17→10といった具合に不安定に陥る時があります。
ケイデンスも同様に飛ぶときがあります。
タイミングがわからなくて、ずっと安定してる時もあれば不安定な時もあればといった具合です。
ハートレートセンサーのほうはスピード/ケイデンスセンサー程ではないですがそれなりに安定してますがやはり時折データが不安定になる場合があります。
まあトータルで10,000円弱で揃えたサイコンまわりです。
2万、3万もするサイコンもあるのでそれからみたら安いものですが、やはり値段あたいと言ったところでしょうか。
ただ何の気なしに練習するよりも、サイコンを導入してデータの”見える化”を行ったほうがよりモチベーションが上がると思います。
データを見返すと自信にもなるし楽しみにもなります。
素人なりに漠然とトレーニングするのではなくなんらかの指標を得る事で孤立感を和らぐ事が出来ると思います。
そういった意味ではあまりデータは正確ではないにせよ最低限機能してくれているのでとりあえずサイコン周りの更新はうまくいったかと思います。
次回はサイコン以外の部分を紹介していきたいと思います。