前回の記事ではサイコンを更新した事について取り上げました。
これによってGPSに依存せず、クランクの回転からケイデンスをリアハブの回転からスピードのデータを得る事ができました。
これによって走行データを取得する事ができます。
私自身クロスバイクはフィットネスの観点から行っており今のところレースに出たりとか何百km走りたいとかの野望は今のところありません。
ただ走ったデータを数値化して見える化する事によってモチベーション維持に繋げたいと考えております。
そのおかげもあって割と飽きっぽい性格をしていると自負している自身の性格を鑑みても長く続いている方だと思います。
ELITE NOVO FORCEエリート ノヴォフォースに決めた
さて肝心のローラー台ですが、当初目をつけたのはミノウラのやつでコチラ
ただデザイン、意匠的にあまり振るわない感じがして食指が伸びませんでした。
そこで色々探しているうちに出会ったのがドリンクボトルで以前から知っていたメーカー製のエリートの固定ローラー台を選ぶ事にしました。
ELITE社はイタリアのサイクルアクセサリーブランドらしいです。
イタリア製あってデザインも洗練され赤と白が融合されて非常にオシャレです。
評判も上々とあってこのローラー台でトレーニングをしようとポチりました。
詐欺サイトに注意!!
結局ELITEのNOVOフォースはAmazonで購入したのですが、一応他のサイトを調べて安いトコロがないか調べていると
リンクを貼るかどうか迷ったのですが、こういう怪しいECサイトが何件かヒットします。
だいたいNOVOフォースは20,000円前後で流通している商品になります。
詐欺サイトの場合その相場を大きく逸脱した価格を打ち出しています。
ただサイト作りを注意深く見ると怪しさ満点です。
詐欺サイトの特徴としては
・URLの終わりが「.xyz」「.bid」「.top」など見慣れないもの
・支払方法が銀行振り込みのみで口座名義が会社名でなく個人名となっている
・サイトタイトルが意味の分からないランダムなアルファベットの文字列
となっていますので上記に上げたサイトはもれなく詐欺サイトという事で乙です。
私が発見したのはこのサイトでは無く別なサイトでしたが、おそらくコロコロすがたかたちを変えて現在を跋扈していると思われます。
市場価格と明らかにかけ離れた金額は要注意です。
ELITE NOVO FORCEエリート ノヴォフォースの外観、特徴
実を言うと詐欺サイトを発見したのは今回のローラー台で調べたのがほぼ初めての出来事でした。
まあそれだけamazonに依存していたという訳でもありますが。
気を取り直してNOVOフォースの外観から見ていきましょう。
フレームそのものは単純な造りながら、プラ製パーツでデザインされてルックスは非常にオシャレな装いに。
紅い支柱部分をヒンジにして畳む事が出来ますが、畳んでもそれなりのスペースは必要になります。
大きく組立てるポイントとしては
・ローラーユニットの取付
・取付角度調整パーツの交換
この2点です。
700Cを境に
紅い支柱の先の角度調整パーツを付いていたものと別なパーツに付け替えるのと
このようにローラーユニットを取り付けるだけで基本組立ては完了します。
それほど難儀な事ではありません。
ワイヤードでローラーユニットに接続している負荷調整ユニット。
1~8段階までありますが、基本坂道とか興味がないので大きくても3とかの負荷にしています。
これで大体平地を走っているような負荷になろうかと思います。
赤いローラー部分がタイヤと接触する箇所になります。
amazonの商品タイトルにはエラストゲルと記載されていますが、実際に商品にはエラストゲルと言った表記は見当たりませんがこの部分がゲル素材なのかと思います。
バイクとの脱着
バイクの脱着に関しては一度設定してしまえばレバー一つで簡単に取り付け取り外しが可能です。
事前にNOVOフォース付属の後輪のクイックリリースに付け替える必要があります。
ディスクブレーキ側のコネクタ部分はクイックリリースに合わせて溝が切ってあるので上下方向にセットして固定します。
スプロケ側のコネクタがこのようにレバー操作で伸縮します。
ブレーキ側のコネクタは固定されています。
最初にこのレバーの締め込み強度をコネクタ部分を回転させて調整すれば後は脱着のレバーを操作するのみとなります。
ただ一点、RL1の場合だけかどうかわかりませんがご覧のようにシフトワイヤーが絶妙な位置に走っているので一度ブレーキ側に噛ませてシフトワイヤーを上に交わしてからレバー操作をする必要があります。
何も確認せずにレバーを引くと最悪シフトワイヤーをコネクタ部分で押し込む可能性も無きにしも非ずなので若干の注意が必要かと。
設定が終われば1回のレバー操作だけで脱着が可能なので拍子抜けするほど簡単です。
安定感も車軸を固定しているのもあって安定してます。
極端に左右に傾ければ当然倒れる事になると思いますが普通に使う分には安定してます。
当然ながらスタンドをつけていても干渉する事はありません。
気兼ねなくクロスバイクでもローラー台を楽しむ事が出来ると思います。
ローラーユニットの負荷ON
ローラー台にセットするのは1レバーで可能ですが、実際に漕ぎ始めるにあたってもうひと手間かかります。
これがローラーユニットののOPEN位置。
負荷が掛かっていない状態になります。
この時の調整はタイヤとローラーが当たってキチンと両方とも回る程度のクリアランスです。
ただこの時の状態はただタイヤとローラーが軽く接触しているだけなので負荷は発生しません。
このレバーをCLOSE位置に倒すとローラーがタイヤ側に若干せり出してスタンバイ状態になります。
最後の写真を見てもらえればわかるようにタイヤがローラーにめり込んでいる様子がわかります。
映っている後輪はトレーニング専用タイヤなので通常のタイヤだとローラーによる摩耗で相当痛みは速そうです。
なのでトレーニングタイヤ推奨とされています。
この状態になるとガッツリローラーとタイヤがリンクして左側のフライホイールが負荷となって働き抵抗を産み出して走行感を得る源泉となる訳です。
RL1+NOVOフォース
RL1とNOVOフォースをドッキングさせたヴィジュアルになります。
うーんカッコイイ!!
さながらガンダムとGアーマーがドッキングしたような夢のコラボレーションが展開されているようです。
使う写真が前後してるのでハンドルバーテープが新しくなったりしてますが、今回はローラー台に焦点を絞ってお送りしたので次回は周辺アイテムについてお送りしたいと思います。