このニムファは球根で入手したもので、発芽に時間が掛かりとてもヤキモキしたものですが、いざ発芽するや否や驚異的なスピードで葉を展開していっております。
カミハタのパッケージにはただ単純にニムふぁとしか書かれておらず、正確な種類はわかりませんが恐らく葉姿からタイ・ニムファ、ニムファ・ルブラである事が予想されます。
葉の展開の圧倒的な速度とその存在感
新しいカメラを手に入れてからというもの、写真撮影が楽しくて仕方がありません。
尚且つ広角側はレンズが触れんばかりまで被写体に近寄れるので熱中しきり。
欲を言えば望遠側ももう少し寄れたらと思いますが、カメラ・レンズ共非常に高い満足度であります。
カメラの話はまた改めるとして。
このニムファの葉の展開速度はハンパ無いですね。
葉そのものはとても薄く光が透けてみえるほど薄いのも手伝って、ガンガン展開していく。
いままで球根状態でパワーを吸収していて一気に爆発したかの如く咲きほこってます。
思えば石のような球根状態からこのような状態になって実に感慨深いものがあります。
ただこのニムファ球根を3っつ水槽に入れていて発芽しているのが2ケ。
残りの1つはまだ球根状態でありますが、葉のスペースがもう無いような・・・
残りの1つは二つに比べて非常に球根も小さいので果たして発芽するかどうか・・・
球根から芽が出ない、出ていない場合は腐っている可能性もあるとの事。
せっかく水槽に入れてるので発芽してくれるといいなあ。
地上葉も展開中
そんでもって地上葉も展開しだしました。
地上葉もスルスル伸びていって2~3日ですぐに水面に到達します。
おコレ地上葉かなと思ったらニョキニョキ水面目掛けて伸張していきます。
こういう展開スピードは水草ならではというか我が家の成育旺盛なヒメモンステラとかと比べてもやはり圧倒的に伸張速度が速い。
普通水草って地上葉で育てるのが普通で速いからだと思うんだけどニムファの場合はどうやら水中のほうが早いと思う。
続々と地上葉の展開が・・・
ただ水面を覆いつくすまで展開されるとその後の対応も考えておかなくてはいけませんな。
富栄養化対策にもってこい
ニムファ発芽に伴って感じたのがアマフロ、アマゾンフロッグビットの成長の鈍化。
30cmキューブ時代のアマフロは繁殖もさることながら、根の伸長も著しく見映えもアレだった。
30cmキューブ時代に発芽してその後60cmに移植したわけだけど、ニムファの活発化に伴ったのと同じくらいにアマフロの成育に急ブレーキがかかった。
30cmキューブ水槽時代だと1週間に1回くらい間引かないと水面を覆いつくさんばかりに爆殖していたものだけど、今は全然そんな繁殖速度はみられない。
おそらく要因としては富栄養化、リン酸や硝酸の吸収をアマフロ以上消費してる存在があるからだと思う。
すなわちニムファがアマフロよりも富栄養化対策の観点でいうと非常に効果的だという事。
確かにアマフロは富栄養化対策に一定の効果があったと思う。
しかし、かたや球根といういわばヨークサック装備のチート装備であるニムファと比べると分が悪いのは致し方ないところか。
30cmキューブ時代はアマフロだけだと富栄養化対策では足りず右側の流木がコケってきたけど、今は付いたコケは無くならないけど成長もしてない。
これだけ大きくなるのだから相当量のリン酸、硝酸の吸収量があると実感できます。
富栄養化対策でコケ防止になるし、見映えも良い
おまけにカクレクマノミとイソギンチャクの関係のように、なぜかコリ達はニムファの葉の上にいることが多い気がする。
やわらかい葉は彼らにとっても居心地のいい場所なのかもしれない。
ヘタな水草より手間が掛からないしお勧めです。