先日導入したディスカスのレッドロイヤルブルーの一匹が逝ってしましました。
今まで熱帯魚を導入して確かに何度か落としてしまった事はあるけれど、今回は青天の霹靂、なすすべ無しと言ったところ・・・
このままだと、たぶんもう一匹もおそらく星になってしまう可能性が高いけれども、どうしてこうなったか気が付いたこと含めて記しておこうと思う。
ディスカス導入履歴
レッドロイヤルブルー
まず最初にディスカスを最初に導入したのはレッドロイヤルブルー種が二匹。
500円玉サイズの稚魚で2匹まず導入してみたのは前回お伝えした通り。
初めてのディスカスで物凄い嬉しくて写真を撮りまくりました。
小っちゃいながらも他の熱帯魚とは一線を画すフォルム、カラー、そして佇まい。
熱帯魚の王と呼ばれるにふさわしいサカナであると感じました。
すごく綺麗だったんですが、さすがに稚魚サイズ2匹だと60cm水槽だと寂しい。
他のサカナもいるんだけどまだキャパシティ的には余裕があると見て他のディスカスも導入しようと思った。
マリンブルーターコイズ
お次はマリンブルーターコイズ種をまた2匹追加。
前述のレッドロイヤルブルーに比べて模様が無い(今は)ソリッドの種類でマリンブルーと謳われているけどそれほど鮮烈な青でも無い、どちらかというとレッドロイヤルブルーに比べて地味な印象は否めない。
けど気になったので導入してみた。
レッドロイヤルブルーと同じく、ディスカスって体色の変化が著しい。
何か怯えている、暗くなった時は体色が真っ黒になったり、黒目になる(人間の白目の部分)。
(※下の写真のは黒目が薄い。)
で投入してディスカスは合わせて4匹となったんだけども、ほどなくしてマリンブルーがレッドロイヤルに追い立てられる状況になった。
それほど執拗じゃないにせよ、発見すると追い立てるという感じ。
この追い立てがあまり目立たなくなるのはマリンブルーが餌を喰うようになってから。
つまりだいたい3~4日は追い立てられていたカンジ。
その間マリンブルーはエサも食べれずひたすら逃げ回るかっこうだった。
4日後くらいでエサを急に食べるようになってからは追い立ても穏やかになったように見えた。
この段階での力関係、ヒエラルキーはレッドロイヤル>マリンブルーといったところか。
この追い立てる行為が一見人間の目からすると迫害をしているかのように見えるのだけど、実はコミュニケーションをとっている可能性もあるかもしれない。
なんでそう思ったかと言うと、マリンブルーは確かに追い立てられるんだけど、ずーっと逃げ続けてる訳じゃなくて、チョン、チョンとそれほどの距離を逃げない。
ホントに脅威を感じているならもっと距離を取るんではなかろうかという思いから。
ピジョンブラッド
最後に導入となったのがこのピジョンブラッド。
実はこの3種類ショップで同じ水槽に入れられて販売されており、最初にみて潜在的に3種類を揃えてみたいという願望が芽生えたかもしれない。
色鮮やかな模様はこれぞディスカスと思わせるほどの美しさ。
ほんとこの姿は一日中眺めていられるほどに美しい。
このピジョンブラッドだけ購入しようと思ったタイミングで新しい種類が入荷されていたので、他の2種類と比べてひと回り大きい。
他の2種類が5センチくらいなのに対してピジョンブラッドは8センチ以上もあってボリューム感満点。
ショップで展示されている時は黒いしみが無かったんだけど導入時からだんだんスポット状に増えてきました。
ピジョン系はこの黒いしみがあまり気にいられないみたい。
個人的にも無い方が良いかと思うけど、消し方もわからないので結局は成り行きまかせみたいな部分でしょうかね。
在りし日のディスカス3種類水槽。
レッドロイヤル、マリンブルー、ピジョンブラッドの3種類のコントラストが美しい。
このピジョンブラッドは体形が大きいため他の4匹との関係は希薄。
追い立てる事もしない、されないといった格好。
ただエンゼルだけが追い払う事ができるという感じ。
このピジョンブラッドはおっとりした性格でこの水槽の左下の流木のくぼみに隠れていて気が向いたら正面にヌ~っと現れては消えるというマイペースなディスカス。
導入後他のディスカスと共通して4日はエサを喰わなかったけど、それ以降はアカムシ、イトミミズを食べるように。
ただ他のディスカスと同様ドライフードは一切喰わない><
一緒に買ったディスカスハンバーグも食べない><
一番人気はアカムシで何れもバンバン喰う。
この時ピジョンブラッドは一匹だけ導入したんだけど、やはり各種類2匹導入したいという事でもう一匹追加しました。
違うショップで買ったので同じピジョンブラッドとは言え、なにか違う感じ。
ただ同じカミハタ仕入れだと思うのでルーツは同じだと思うんだけど。
これでディスカス3種類計6匹の状態となった。
でっかいピジョンブラッドは黒いしみが出てきたのと引き換えに、オレンジ感が物凄いでてきて、非常にジューシーですなあといったところ。
ピジョンブラッドというよりマンダリンオレンジと言った方が近いのかもしれない。
この時点でのヒエラルキーは一応
レッドロイヤル>マリンブルー>ピジョンブラッド(小)
ピジョンブラッド(大)はお互い無関心といった関係性。
エンゼルとの関係性は最初の頃は追い払われてたけど、今ではびったり密着してても全く気にしない間柄に。
拒食、それは突然やってくる
そんなこんなで3種類導入してエサも食べてるし、順調だなー、この6匹が大きくなったら60cmも手狭になるなあと思案を巡らせていた矢先突然の変化が。
今までは朝にキョーリンのクリーンアカムシ1ブロック
夜にも1ブロックを与えて、すこし置いて同じくキョーリンの糸ミミズを与えてた。
3種が餌を喰えるようになってから数日が経ってある日、いきなりレッドロイヤル2匹が餌に全く反応しなくなった。
いつもであればアカムシ給餌用のメキシカンハットを発見するや否や飛んでくるのが奴らなのに、見向きもしない。
流木の影、あるいは水草の影でじっとしてる。
体色は黒くはない。
拒食か・・・
少なからずディスカスの情報を収集していて避けては通れない問題として拒食問題があるとの事は認識してた。
まさか目の前の自分のディスカスがなるとは出来れば考えたくはなかったが、2~3日たってもエサには全く反応せずじっとしているだけ。
実は拒食と言えばウチのエンゼル1匹も拒食になったことがあった。
その時は白いフンをして様子が変だったのがすぐわかった。
エサを口にしてもペッとすぐ吐く。
そのうち食べなくなる。
根気強くエサを与え続ける。
2週間後ようやくエサを口にしてくれた。
という経験があったので原因はわからないけれども、同じようにエサを食べてくれる日を願って見守っていた。
NO2、NO3、pH等水質に関しても異常は見られない。
が、だいたいエサを喰わなくなって2週間ほど経った今日、1匹が逝ってしまった。
ココ最近は全く生体のほうはすこぶる調子の良い状態が続いていたので、非常にロイヤルブルーの亡骸を目の当たりにした時打ちひしがれた。
水槽も良いコンディションを維持できてる自信もあった。
水換えもアカムシを与えてる為それなりの頻度で行ってた。
だけれども拒食になって逝ってしまった。
いつか元気になってくれると信じていたのに。
せめて残ったもう一匹は何事も無かったかのようにエサを喰ってくれる日がくると信じて。
ごめんな至らぬ飼い主で・・・