a7RⅣを手に入れたからには多くの被写体と対峙したい欲望が湧いてきます。
何か良い被写体は無いものかと思案して鳥とか確実に撮影できる動物園とか良さそうと、正月休みを利用して札幌円山動物園に行ってきました。
札幌市円山動物園
北海道であるいは全国的にも有名なのは旭川にある旭山動物園でしょう。
www.city.asahikawa.hokkaido.jp
以前に旭山動物園には年間パスポートも購入してガンガン通っていたことがあります。
旭山動物園はよく考えられたレイアウト、展示方法等で何度通っても飽きさせない動物園でした。
その点円山動物園は何度か行ったことはありますが、端的に言うと旭山動物園に比べ全体的に劣る感じが否めない印象です。
しかし冬の旭川往復は流石にしびれるので円山動物園で妥協します。
正月休み返上で営業している姿勢はとても評価は出来るのですが、結論から言うとこの時期に円山動物園に訪れるのはあまりお勧めできません。
冬という事もあるのかもしれませんがこの園内マップのおよそ半分以上は観覧できませんでした。
どこのエリアが観れなくて、どこが観れるというまとめた情報がなく園内を一巡させられるのですが半分は徒労に終わるという少々不満が残る内容でした。
2023年はおだやかに過ごしたいので柔らかな表現としておりますが、もう20年ほど若ければ口汚く罵っていたかもしれません。
本来なら年間パスポートを購入しようと思って来園したのですが現時点で購入意欲がそがれてしまいました。
もう少し暖かい季節になれば状況は好転するのでしょうが。
という訳で前置きが最高潮に達したところで今回撮影したショットをご紹介していきます。
モモイロペリカン
駐車場直結の西門から入園して最初に目にしたのがモモイロペリカン。
いやWhite pelican・・・これ誰が翻訳したのかと問い詰めたい。
ペリカンとの間にはガラスがあって光が反射したりうまく撮影できなかったです。
動物園はこういった撮影を阻害する要因が多いので難しいですね。
エランド
鹿っぽい牛らしいです。
とても大きい身体なんですが柵があってこちらも全容を収めることが出来ません。
ブチハイエナ
ブチハイエナはおねむのようでした。
今回レンズは28-75㎜と150-500㎜の2本を用意していったのですがいちいちレンズを交換するのが不審だしメチャクチャめんどくさい、時間が掛かるという理由で150-500㎜で通すことにしました。
この時点でGX7MK2はまだ手に入れて無かったんです。
ホッキョクグマ
動物園内通じて全体に活性が低かった動物たちでしたがホッキョクグマは割とアクティブに動いてくれてました。
撮影場所も時間や時期によっても異なると思うんですが、この時は堀のような引っ込んだところを撮影したのでアングルが限られました。
ただいずれにせよ動物園で撮影する場合標準ズームだと物足りないかもしれません。
ちなみに最後の3枚で画角が180㎜ほぼ広角端です。
アザラシ
弾丸のように飛来するアザラシを懸命に追いかけてみました。
構造的に水中の中をすすむ歩廊で迫力は満点ではあるのですがアザラシが一匹しかおらず、やや物足りない部分も。
旭山動物園のそれはアザラシが間近で見られるので迫力がダンチではあります。
シンリンオオカミ
オオカミもおねむでした。
こういった毛の一本一本を解像できるのはファインダー越しでもわかるくらいです。
マジで素晴らしいとしか言いようが無いです。
エゾシカ
エゾシカ・オオカミ舎というヒエラルキーの上下関係にある生体が収容されているのがなんともシュールです。
エゾシカに関しては単品でこう見る分にはかわいい生物ではあるのかもしれませんが北海道においては農作物の被害や急な飛び出しによる事故等その存在はあまり歓迎されるものでは無い部分があります。
瞳に写り込んだテーブルまでわかるのがスゴイ。
マンドリル
動物園の撮影が難しいのは柵、ガラス、網ごしなのと獣舎に入ると冬場は温度、湿度が異なるのでレンズが結露しちゃう事。
めちゃくちゃ撮影するのに条件が悪いんですね。
それでも被写体がある限りシャッターを切らねばと頑張ります。
ゾウ(アジアゾウ)
今回で一番感動したのがこのゾウ舎です。
割とショボめで進んできてあきらめかけた矢先のゾウ舎ですからね。
この施設はスゴイと思います。
とても先進的で見ごたえがありました。
最後の別れに鼻であいさつ的なものをしてくれたのが知的さを感じます。
なにかゾウってもの言いたげな雰囲気が感じ取れますね。
サル(ニホンザル)
サル山にはまばらにサルがいました。
けっこう苦手かもしれない。
サル山の一角の餌台にスズメが。
キリン
キリンは暖房運転で締め切ってた為近くで見る事は出来ませんが遠くから見る事が出来ました。
ミーアキャット
ガラス越しではありますがかなり近くまで観れたミーアキャット。
しぐさがとてもかわいらしいです。
しかしこのミーアキャットよくみるとあの人が頭に浮かびます。
なんか似てない?
イヌワシ?
猛禽舎で金網ごしなので正確には分かりませんがたぶんイヌワシかな。
一番の撮影の難敵がこの金網+メッシュ。
絶対にフォーカスさせない兵器です。
普通にやるとどうしても金網面でフォーカスしてしまうのでMFで撮影を試みますが150-500のフォーカスリングがゆるゆるで節度感が全くないので困惑して追い込めなかったです。
色んな意味でこのレンズでMFはきついなあ。
ヒツジ
黙っていればそれなりにイケメンだったりするんでしょうがどうしても変顔しないと気が済まない性格なのかもしれません。
エゾユキウサギ
かわええウサギです。
雪国にはやはり白い毛の動物がマッチしますね。
ただこのウサギ微塵も動かなくてぬいぐるみかと思ったくらい。
最後はシマエナガ(ぬいぐるみ)
今回の記念でシマエナガのぬいぐるみを買いました。
この歳になって、まして自分用にぬいぐるみを買う日が来るなんて夢にも思わない訳で。
ただ来る前から絶対にシマエナガグッズが欲しかったんですよね。
いろいろ探してコレにしたんですが正直あまりかわいくありません(´;ω;`)ウッ…
という訳で正月休み中に訪れた円山動物園ですが良かったところもあれば、鳥類がほとんど見れなかった部分とかもあって消化不良感が高いです。
また訪れる日まで写真スキルを上げなくては。