今までpHを弱酸性にもっていく事に関して様々な手を打ってきたつもりでしたが
結果として弱酸性への道は険しかった。
うまく弱酸性域に飼育水を近づける事が出来なかった。
弱酸性化のキモ、pH・GH・CO2の関係性二酸化炭素CO2の添加
なにぶん我流、独学でやっているものだからネットをかたっぱしから調べ上げた。
そうするとある一つの部分で解決への糸口が発見されたかも。
ようするにpHとKHとCO2は密接に連動してて、この要素を理解しなくてはならない。
この相関関係を数値化してみた。
詳しくは説明できないけれどその関係性はこう。
同じKH上でpHを下げたい場合、表内にあるようにCO2を添加する事によって、pHは下がってくる。
例えば現在KHが4でpHが7.0の場合、推定溶存CO2濃度は14.9mg/ℓ。
この状態からCO2濃度を23.6mg/ℓに添加するとpHは6.8となる。
現状KHを調整する方法はないけれど、CO2添加方法はある。
というか自作方法は発見した。
つまり安定的に弱酸性にしたいのであればCO2添加は避けて通れない。
幸いなことにCO2添加する事によって水草を健やかに育てるのにも効果的。
わが30cm水槽には少ないながらも陰性水草があるので恩恵を得ることも可能。
自作発酵式CO2システム
ざっくり使う材料はこんな感じ。
・炭酸用のペットボトル。
・逆流防止弁チャッキバルブ。
・ホースジョイント。
・エアチューブ。
・エアストーン。
この他に材料レシピ
・イースト菌1グラム
・塩1グラム
・砂糖100グラム
・ぬるま湯400CC
材料はこんな感じ。
イースト菌が砂糖をエサに活動した際に出る副産物がCO2二酸化炭素ってわけらしい。
確か前にもやった記憶があるなあ。
塩は発酵しすぎないようのブレーキらしいです。
ホースジョイントの外径は5㎜。
5㎜のキリが無かったのでタケノコドリル、ステップドドリルにて慎重に開口。
ちょっとパワーを掛けただけで孔が簡単にあいてしまう。
ガバにならないよう、ほぼ同サイズ位であけて押し込んで入れるイメージ。
ホースジョイント、ニップルのセンターにはツバが付いてるのでこれをパッキン替わりに利用したいので、内部→外部に差し込む。
あとはいつもの黒い瞬着ですよ。
なんか久しぶりにプラモ道具触ったと思ったら、ぜんぜん関係ない事しててワロタ・・・ワロタ・・・はあ。
導入は物凄くイージー
上記レシピを配合してあとはペットボトルで振るだけ。
これでしばらくするとイースト菌先生が活動しだす手はず。
逆流しないようチャッキをかましてるんだけど、間違ってもコレひっくり返してはいけないので何かに固定しておいた方が吉。
しばらくすると、およそ2時間くらいかなポツポツと圃場に小さい粒、これこそがCO2誕生の瞬間を目にする事ができます。
エアストーンは拡散タイプの使わなくても何でもおKだと思いますよ。
CO2投入後
CO2投入後はすぐさま水槽内の変化を見て取ることができます。
ミクロソリウムの葉も気泡を湛えて光合成マキシマム。
お手軽にできて効果はてきめん。
そして一日おいて次の日。
お約束どおりにpHがさがりました。
添加前写真を撮るの忘れたけど、pH7.3くらいからの添加でした。
CO2ってすごいなーって思いました。