現在の水槽では一番最後のカラシンズ。
今回はレモンテトラのご紹介。
レモンテトラ檸檬の名前を関するテトラ
このレモンテトラを導入しようと思ったのは実はインパイクティスケリーかレモンテトラにしようかどちらにしようか迷っておりました。
最終的にインパイクティスケリーを選びしばらくレモンテトラは選択肢から外れることに。
大きな選択肢から外れる要因となったのはレモンテトラの水草の食害問題をネットで目にしたから。
いちおう少ないとはいえ陰性植物も育てている身としてはこの問題が結構ネックだったりして。
それでもこの情報は書いているところもあれば、書いてないところもありといったところで例えばスマトラはエンゼルのヒレをかじるくらいの一般的な通説ほどにはなっていない感じ。
ただ色々考えて60cm水槽にステップアップするし、今のラインナップだとやはり寂しいのでここは意を決してレモンテトラを向い入れることに。
黄色のカラシンはこいつだけ?
レモンテトラに決めた理由はいくつかあって
①性格が温和
性格にいえばサカナの気持ちなんかわかりっこなく、温和だというのは決して生物的に見ると優れている訳では無いとイチャモンをつけたくなるのですが、この場合においては混泳の心配な材料にはならずに済みそう。
②唯一無二の黄色
そもそも黄色を売り?にしている熱帯魚ってパッと思いつくのはゴールデンハニーグラミーくらいしか思いつかないんですが、グラミーはアナバスなので、カラシンに目をむけてみると一部ハセマニアとか黄色っぽくなる感じですがまっ黄色ってのはレモンテトラにおいて他はいないと思います。
混泳水槽において色カブリをしないというのは少なからず重要な要素かと思いますので。
③赤目
これですね。
レモンテトラがカラシンの中で異端な要素が結構ある中で特筆すべき点。
それが赤目です。
ほぼ全周に渡っての赤目は黄色の体とのコントラストと相まって非常に美しく、そしてエレガント。
多少の水草のかじりくらい多めに見てあげましょう。
カラシンズは打ち解けるのが早い
導入も慣れたものでサクっと終わらせます。
先住のロージーたちとも打ち解けるのは早いですね。
まあハイフェソブリコン属なのでロージー達は近縁ですので親しみもあるのでしょうか。
慌てた挙動もなく、ものすごく物分かりの良いサカナたち。
導入後すぐに体色が揚がる
どんなサカナでも大抵導入直後は環境に合わせる為か体色が薄くなり、元通りになるまでしばらくかかるのですが、今回のレモンテトラは直ぐに体色が揚がりました。
弱酸性をキープしてるのが功を奏したのか、わりかし時間が掛かると聞いていたので驚きです。
オスはご覧のように名前そのもの、レモンイエローを身にまとう感じになります。
確かに檸檬とは言い得て妙也。
また尻ビレのエッジにワンポイントの黄色と黒の縁がこれまた絶妙です。
メスはオスに比べて黄色みが薄く、体形も小さい。
まあこれでも透明感があって綺麗です。
肝心の水草の食害の件ですが、一度アマフロの根を突っついてるところを見たくらいで水草を食害するところは見たことがありませんし、喰われた形跡もありません。
基本的にネットの情報は精査しなくてはいけないことが多く、~である、とか~だとか
断定している文章は特に気を付けなくてはいけないと思います。
一因としてワイルド個体なら植物性嗜好が強いかもしれないけど、今の個体は確実にブリード個体で長らく人工飼料で育てられたはず。
という訳で少なくても私の環境下では食害は確認されておりません。