先日選定したポトス・エンジョイの余った節を外掛けフィルターのボールろ材をハイドロボールに見立てて、擬似ハイドロカルチャー化して育成しておりました。
使用している外掛けフィルターはこちら
水槽内の不要な富栄養分を生育の速いポトスの力を借りて吸収、処理してもらおうという魂胆です。
アクアリウムと観葉植物という私の中では垣根を超えた趣味の融合と申しましょうか、違う趣味が交差するってのは感慨深いものがあります。
で今回はこの外部フィルターのハイドロカルチャーをおよそ2カ月間の期間をもって終了する事にしました。
外掛けフィルターでハイドロカルチャーを辞める理由
外掛けフィルターでハイドロカルチャーを終了する理由としては、
・ポトスがそれなりに生育してきたから
選定して何本かカットした節から根が生えてきて、そろそろ土に植えて落ち着かせてあげようと思いました。
・メンテナンスの頻度をあげたい
私の水槽ではエンゼルフィッシュ、ディスカス、プレコとフンの生成がハンパない水槽で、フィルターの汚れ具合もキツい点があります。
使用しているコトブキのプロフィットX2はストレーナーが底にまでは届かず水中の半ばくらいを吸水するかっこうになりますが、それでもろ材の汚れは相当なもの。
この間何回かそれなりにメンテナンスしてきましたが、もう少しメンテナンスをし易くしたいと思いまして。
・水質の浄化に効果があるかは???
一番の理由としては外掛けフィルターに投入してハイドロカルチャー化したものの、イマイチ水質浄化の手助けとなったか効果のほどが見られなかった点が大きいです。
浮き草のアマゾンフロッグビットは水質の浄化に大きく寄与してくれるのが体感できるほどでしたが、ポトスの場合量が少なかったのもあるかもしれませんが殆ど水槽に変化は見られなかったのがなんとも・・・
なのでこれ以上続行していても無駄だなあという気持ちが強くなりまして、ポトスを鉢植えにしてあげようと思いました。
2カ月でポトスはどうなったのか
選定してから2カ月が経過したポトスの状態です。
2カ月ともなるとかなりな根を張り巡らせてました。
2カ月前は全く根は生えてませんでした。
がポトスの成育速度、水質具合から鑑みてももう少し成育してもよさそうな条件だったと思われますが何とも・・・
2カ月前のハイドロ化にする状態。
ろ材もかなり汚れてて、根もかなり汚れが付着してます。
まあそれなりに富栄養化対策としては働いてくれていたのだと思いますが、とりあえずお役目ご苦労様でした。
いざ鉢植えに
鉢はカリシアロザートが以前植えていたものです。
カリシアロザートは外に出しておいて管理の不行き届きでチリジリに・・・
今回はそうならないよう気を付けようと思います。
ごめんよー
ポトスの中でもこのエンジョイ種は数ある観葉植物の中でも一番のお気に入りです。
小ぶりでウェーブが効いて立体的、斑の入り方も非常に美しい葉姿。
そしてなによりポトス系の最大の特徴である育てやすさ。
まさに強さと美しさを兼ね備えたと言っても過言でも無い観葉植物と言えます。
置く場所が無いのでデスクサイドに十二の巻とともに。
この子は全ーく成長しないのが気になります。
剪定元の株です。
ほんのりとした陽射しを浴びて透ける緑がマジで癒しとなります。
上手い詩人であったならここで一句が出た事でしょう。
根回りがパンパンであるはずなのに少しづつ成育してくれております。
こうしてみるとポトスって実に「映える」わけですなー。
こちらはヒメモンステラ。
大変な事になっております。
記事にしたのはおよそ1年ほど前になるけど、その頃はまだ「ヒメ」モンステラだったけれども。
サトイモ科っていちど成育ブーストがかかると手が付けられないスピードで成育すると思います。
これどこまで行くんだろうなと興味本位で見守っております。
部屋の中がAmazonになるとは。
ちなみに観葉植物には水槽の水を与えております。
チッソ、リン酸、カリウムをほどよく含んだ飼育水となっていると思います。
外掛けフィルターは完全物理ろ過へ
ハイドロカルチャーを取りやめ、カラになった外掛けフィルターは次のコンセプトへ。
しばらく押入れの奥深くに眠っていたいつか使うであろうと取っておいた洗車スポンジ。
相当日が経ってると思われ。
こいつと。
2213に使ってたエーハイムメック。
これらを使って構成していきたいと思います。
プロフィットフィルターは脱着式のサブ室があって、そのサブ室下部からメイン濾過槽に流入する仕組み。
この部分にエーハイムメックを投入。
外掛けなのであまり量は入らないけど、物理ろ過には定評のあるメック。
少ないながらもイイ仕事をしてくれるでしょう。
洗車スポンジはホントは切って投入したかったんだけど、カットしたのだとプカプカ浮いてしまって位置を保持できなかったので、ここは贅沢に一枚モンでいこうと。
結局メインフィルターでないから、かなり遊べるのよねサブフィルターってサイコー。
これでエーハイムメック+スポンジという物理特化型のフィルターが完成した。
生物ろ過に関しては2236のサブストラットが担ってくれているのでおそらく能力的には問題ないハズ。
そこで外掛けにはせっせとフンを回収→メンテ頻度をあげるといったかっこうでとにかくフンの処理をしたい。
いざ稼働
メックは良いとしても、スポンジのほうはろ材として機能しているのか・・・
と一抹の不安こそあれ、元気に可動を再開してくれたプロフィットX2。
とりあえずこれで様子を見ていこうと思います。
(フィッシュレットが見えておりますがまた後日・・・)