先日NETFLIXに加入しました。
理由としては
①出張時期に入っているので暇つぶしに
②ミリタリープラモの考証かねて主に戦争映画、ドラマを見たいから
まあこんな感じでしょうか。
自分はAmazonPrime会員なのでPrimeビデオも視聴できるっちゃあ視聴できるのですが、オマケであるPrimeビデオのラインナップはお世辞にも充実しているとはいいがたい。
そこで今回はあまりサブスク契約はしたくないのですが思い切ってネトフリを楽しんでみることに
NETFLIXで感じたこと
NETFLIXで感じたことは、Primeビデオと違って作品の評価がわからない事。
まあ言い分もわからない訳でもないけど、客観的な評価がわからないため海のものか山のものかわからない作品に2時間前後をいきなり捧げることになります。
たぶんこの仕様はNETFLIXの自社製作品が多くを占めるラインナップで否定的な評価を締め出すものじゃないのかと邪推します。
そのおかげで前述したように客観的な判断材料がない為視聴を躊躇することもしばし。
もっともAmazonのレーティングも真に受けてるわけではないのですが高評価作品は基本的にだいたい文句はありません。
自社タイトルが充実しているが
NETFLIXの醍醐味としては自社タイトルが充実している事だと思います。
Primeビデオなんか比較にならないほどのタイトルをリリースしているわけですが、自分は前述したとおり戦争映画、戦争ドラマを見たいと思っています。
とりわけ現在取り組んでる1/48ミリタリーミニチュアシリーズに代表される第二次世界大戦を舞台にした作品を探しているのですが、なかなか巡り合えません。
ドイツ視点の作品がほぼ無い
そんな中でもドイツ側視点の作品がほとんど無いこと。
戦争映画であったとしてもアメリカ、イギリスといった連合軍側視点の作品が大半を占め、ドイツ側は悪とするステレオタイプばかり。
ここで戦争そのものの意見は差し控えますが、ドイツには陸海空超人的な働きをした軍人が実際に居ました。
少なくとも片手では余るくらいの作品があってもおかしくないはずですが、現実には全く存在しません。
まあこれに関してはNETFLIXばかりの問題でもなさそうなのですが。
肝心の自社戦争映画の大半はク〇
数少ない戦争映画でのNETFLIX製作映画を何本か見ましたが、ほとんどが最後まで見る事ができずに終了しました。
大半は時間の無駄のク〇映画の垂れ流し。
基本的に戦争映画のみならず、作品というものは起承転結というのが基本形であると思います。
これをいかにシームレスで観客を魅了し、どんでん返しがあり驚きの結末に導くか。
誰しもに貴重な2時間前後という時間を費やす暁には、何かの収穫を得なくてはならない。
と貧乏性な自分は思うのです。
衝撃を受けた~西部戦線異状なし
そんな中で衝撃を受けた映画が「西部戦線異状なし」
たぶん今までみた戦争映画の中で最も過酷かつ残酷な映画であることは間違いないと思います。
ちょっとネタバレになるかもしれませんが、この西部戦線異状なしは第一次世界大戦のドイツ側視点で描かれているのですが地獄の塹壕戦を繰り広げているなかで続々と新兵が補充されていくのですが彼らの装備する軍服、装備品。
他の映画では見たこともなく、考えもしなかった事で実際はどうなのかは分かりませんが戦場で戦死した兵士から軍服、軍靴を外し、洗濯し、繕い次の兵士の装備品に・・・
良い、悪い、正義、悪。
戦争とはそれらをすべて飲み込んでひたすら血を欲する大きな機械のようなもので一旦動き出すと誰にも止められない・・・
そんな恐怖を淡々と描写されていきます。
あまりに残酷すぎるとおかしなものでそっち方向の感覚がマヒしてしまう不思議な感覚を覚える映画でした。
これだけ見るのにNETFLIX加入するのも全然アリだと思います。
実際これ1本見ただけで元が取れた気分になりました。
そんなわけでしばらくはNETFLIXの大海で宝石探しの探検んを行う予定です。