プラモをやりたいんですが、どうにも甘い誘惑ばかりで上手くいかない今日この頃。
皆様お元気にお過ごしでしょうか。
さて今回はプラモ製作を妨げるやつの紹介といきますね。
今日は零戦とかに使う塗料をルンルンでショップに買いに行ったわけです。
あとでお伝えしますが、どうにも違和感があったタミヤの零戦52丙#27のコクピットの塗装表記がメタリックブルーなんですが絶対おかしいと常々思ってて案の定調べてみるとやっぱり違った(;^_^A
説明書に表記は無いので調べるとどうやら三菱系はC126コクピット色が近いとの事で手に入れました。
しかしモノの価格高騰はマジでシャレにならないレベルになってるのを身に染みて感じます。
2割もサクっと値上げられたらたまらんスよってなハナシで。
ヨシ弊社も2割給料あげるからなとなればアレですがそうならないからヤバくねって話しなんですが、無駄にはできないですねこうなった以上。
でよせばいいのに今日は導かれるように他の棚に何気なく吸い寄せられてしまった・・・
うおF-Toysコーナーあるやんけ・・・
不覚にも初めて知ったorz
今まで飛行機プラモ売り場でウイングキットコレクションを買っていたのでココで全てかと勘違いしておったわけです。
しっかりと専用のコーナーがありました。
いちおう目を通さざるを得なかったんですが、今回の主役はFトイズじゃなくてコイツです。
翼コレクション第14弾メッサーシュミットBf109F 1/100
Fトイズのとなりにやけに主張が激しいパッケージが・・・
メッサ―フォックストロットならぬフリードリヒではありませんか。
実はウイングキットコレクションのVS15も売ってたんだけど、こちらのBf109はEエミール。
それにこちらの商品は価格が異様に安かった。
1ハコ550円(税込)ですよと。
中身がどんなもんか知らんけど価格設定ヤバクね(;^_^A
ウイングキットコレクションも安いと思ってたけどそれよりもさらに安い!
という事で今回は念のため2個買ってみました。
え?!
#83カブりでましたー
タハーー初っ端からカマしてくれますねぇ。
ゲルブズィーベンBf109F 第51戦闘航空団JG51第3中隊長ハインリヒ・クラフト中尉機がドイツ機なのにダブリンです。
ウイングキットコレクションのレビューを見てたら翼コレクションがうんたら~みたいな事が書かれていて何のことかなと思っていたのですが、要するに似たようなシリーズがあったという事ですね。
初期のF15あたりはこれだけ小さくても結構ヤバさが伝わってくる出来のようですが、本機はどうでしょうか。
No.83Bf109F JG51第3中隊長ハインリヒ・クラフト中尉搭乗機
こういう説明書のライナーノーツというか前書きを読むと飛行機への造詣が深い事が感じられます。
この会社はヒコーキが好きなんだなあと。
こういう会社が作る製品は悪くないハズ。
ウイングキットコレクションとは違い、この翼コレクション(まぎらわしいwww)
は完全に接着剤を必要とする本来の意味でのプラモデル。
必要なくてもイケる部分もありますが、基本的に流し込み系のセメントは必須でしょう。
あとウイングキットコレクションと異なるのは完全にデカールも塗布済みな点。
喜ぶべきかそうでないかは別にして負荷軽減である事は間違いなし。
デカールを貼らない事で専用機となってしまったためコンパチ仕様には不可。
あとスタンドも付属しないことから飛行形態での展示も不可。
代りに刻印付きの立派なディスプレイ台座が付属します。
それとビックリしたのがね
ドーン アンダーゲート!!(500円のキット)
基本的にほぼアンダーゲートである事!
塗装済みである本キットは塗装面を傷つけないアンダーゲートを採用していて塗装面に極力配慮したキットであり事に非常に好感がもてます。
500円のキットながら舐めてかかると返り討ちに会いますハイ。
いろプラとかでふんぞり返ってるメーカーに爪の垢でも飲ましてやりたいですね。
ゲート跡が接合面に残るだけなので、ナイフで処理する必要性はあるものの最低限の労力で品質が維持されるのは素晴らしい事。
ただ今キットエアインテークが2種類入ってるのですが(サンドフィルターはTropの1種類だけ)通常のフィルター無しのエアインテーク形状が開口されていないのでピンバイスで開口してやります。
こうすることによって美味しくいただけるわけで。
エアインテーク紛失!!しかしもう1機あるのだよ!!フハハハハ
この写真を撮った後所定の位置にピンセットでつまみながら機体にウーバーイーツしていた最中に悲劇は突然やってくる。
プイーーーーーーーーーーン
ピンセットに摘ままれる事を良しとしないエアインテークは逃亡を図った。
逃亡とおぼしき先を弾道コンピューターで解析しながら捜索を繰り広げる事1時間、疲れたよ・・・そういえばサンドフィルター付いてたっけ、しょうがないから無いよりマシだからサンドフィルター付きにしようとパーツを切り出した瞬間に
あ、そういやもう一機あるんだったわ
と思いついてエアインテークを強奪したのでした。
ケガの功名ならぬインテークの功名ね。
やっぱ開口しておくと1000倍マシになります。
若干モールドが太目でダルい印象がありますが造形は緻密で精緻。
繰り返しますがコレ550円(税込)ですよ?!奥さん
マックで言うと炙り醬油風ダブル肉厚ビーフが等価である。
こちらも旨そうではあるが片や食ったら無くなるものと、一生ディスプレイできるもの。
どちらが良いかは貴方しだい。
スミ入れはスミイレ塗料あきらめロン
せっかくここまでリアルなんだからスミ入れして上げないことには可哀相。
やっぱりスミイレ塗料より普通にエナメル塗料のほうが100倍やり易い。
今回はジャーマンでやって見ました。
ジャーマンだけに。
スミ入れ塗料はア〇みたいにシャバシャバ過ぎるので使い道が無いです。
おまけに自分のヤツは溶け切ってないみたいで粒子が粗いのが混ざったりしてます。
ハズレを引いたのかもしれません。
完成
という訳で素組+エアインテーク開口+スミ入れのお手軽フィニッシュです。
そういえばスケールなんですがこいつは1/100という変わったスケール。
ようするに1/144と1/72の中間のスケールなんですが、これまた心地の良いスケールかもしれません。
レシプロだと1/144は小さすぎて物足りないですからね。
あとは1/100という事を考えてもちょっとモールドがゴツイかなと。
シャープなのでスミ入れはとてもやり易いですが、かなりキツくてうるさいですね。
ただ何度も言うようにこれ普通のプラモでなくて550円のキットと考えると文句のつけようがありません。
Bf109は主脚のピッチが非常にタイトで取付部分がFW190と反対側なので好対照ですが離着陸の時は素人目にもホント不安定そうに見えます。
数あるBf109シリーズの中でもこのFタイプは一番スマートで洗練されていて、当時のカラーリング含めて1番好きであります。