さいのじ@サイドイレブン

絶えずなんか欲しい

スケールモデルプラモデルFw190A-8R2完成~ドイツ大戦機のハーケンクロイツ表現

ココ最近入れ込んでる飛行機スケールモデル。

きっかけとしてはおそらく

www.side-eleven.com

この資格勉強でガリ勉こいてた時の気分転換のFトイズがきっかけだったのは間違いないと思う。

これ以降飛行機熱に火が付きFトイズ~翼コレクションと派生して食玩サイズでは飽き足らなくなりプラモデルに進出というのが今までの流れ(;^_^A

プラモデルは全般興味があって当然飛行機モデルも今までは何度となく製作してきた経験があります。

上手いか下手かは置いておいて。

飛行機モデルはキットにもよるんだろうけど他のスケールモデルに比べても比較的難易度が低いと思っています。

例えば戦車のような面倒な履帯、転輪の塗り分けもないし、戦艦のように鬼のような副砲を作らなくてもいいし、塗装と組み立てを工作上並行して行うので勝負が早いといったメリットもあります。

そんなんで今年に入ってからは矢継ぎ早に2機完成することが出来ました。

youtu.be

youtu.be

 

楽しい。

作ってて楽しいんですよコレが。

プラモデル、立体の造形物ってやはり平面の写真と違って迫力があるんです。

特に航空機は複雑な曲線構成をしているので平面ではどうしても全体を理解することが難しいです。

目の前の造形物を目の当たりにすると引き込まれるほどの魅力がありますね。

タミヤ フォッケウルフ Fw190 A-8/A-8 R2 61095

そんな零戦、サンダーボルトに続く今年3機目はフォッケウルフFw190A-8R2を製作しました。

youtu.be

サンダーボルトの後に組み立てたものだから多少のアラが散見されますが、全体を通してみると素晴らしいキットであったと思います。

毎回飛行機プラモデルのうれしい悩みの種としては塗装選びではないでしょうか。

ガンプラではほぼオリジナル塗装を行ったことは無くてだいたいオラ設定で好き勝手やってたんですが、飛行機塗装に於いてはインストに出来る限り忠実に行っています。

これは自分の中でのかつての兵器およびパイロット、メカニック、あるいは製造メーカーに対するある種のリスペクトなんだと思います。

そんな訳で飛行機プラモデルに関してはほとんどオラ設定要素が入る隙がないのですが、オリジナル塗装を追求するのもそれはそれで楽しいです。

ドイツ機につきまとうハーケンクロイツ問題

日本の零戦、アメリカのサンダーボルトと来て、今回はドイツのFw190を作ったわけですが、今回は前回と比べて少々ナイーブな問題が発生しました。

今回のカラーパターンはAパターンのマキシモビッツ伍長機(ボックスアート仕様)で行くことにしました。

ドイツ機の魅力として多彩なカラーリングがあり非常に悩みましたがこの実寸大のカラーパターンが付いていたので好意に甘える格好でこちらをチョイス。

割と塗装フェーズに入るとバタバタして塗り分けに必死になるんですが、その要因としてはタミヤの指定色をクレオスに変換しなくてはいけない事が挙げられるかと。

ちゃんとインストに書いておけばいいんでしょうが、ここら辺のマネージメントは今後気を付けなくてはいけない部分だと自任しております。

それとこのカラーパターンは塗装とデカール両方記載されています。

塗装に集中するあまり見落としていた点がふたつ

一つ目は胴体中央の国籍マーク④の下地をブラックグリーンであらかじめ塗装しておかなければならなかったこと。

④の国籍マークは外側の4箇所のLが白で塗られていてその中心は何もない透明部分です。

バタバタするあまり、てっきり④のデカールの下地が印刷されていると思い込んで塗装をしなかったのですが、いざデカールを貼ろうとすると・・・

という訳で今後は全ての主要な大型のデカールの下地に関しては必ず確認するようにしたいとおもいますヨシ!

部隊マークかと思っていたら

見落としの二つ目。

このカラーパターンを見ると垂直尾翼のやや上部前縁よりに66を貼るように指示があります。

このパターンだけを見ると四角い白のデカールで、部隊マークと勘違いしておりました(思考能力低下)

ただデカールを確認してみると

そうです66は右上のハーケンクロイツでした。

ハーケンクロイツの表現

まず確認ですが、ハーケンクロイツが本来刻印される箇所は垂直尾翼の両面。

ボックスアートには当然描かれてはいません。

作例にもハーケンクロイツのデカールは貼られておりません。

カラーパターンはハーケンクロイツの記載こそないものの、その指定番号のみを記載しています。

そして66番ハーケンクロイツのデカールは存在しています。

つまりタミヤとしてはハーケンクロイツは一切表現しないけど、大戦中貼られてあった場所はココね。

ついでにデカールもつけてあげる。

こういった見解でしょうか。

まあメーカーとしては出来る精一杯の対応というところでしょうか。

この問題で気になってドイツ機を調べてみるとどこも大体同じ状況でした。

ボックスアート、説明書には記載されてないけどデカールは付く、と。

たぶんデカールの(印刷されている)段階ではカギ十字が45度傾いていない本来の卍マークで、卍≠ハーケンクロイツというスタンスなんでしょう。まあ実際そうですが。

でFw190に戻すと予め知っていたらモットリングを配置できたのですが、若干不自然に開けています。

なので苦肉の策として□で塗りつぶしました。

まさに青天の霹靂。

自分はメカニズムとしてドイツ機、ドイツ戦車が大好きです。

なので今後もこのハーケンクロイツの問題が発生する事になります。

自分の場合はこうして作例を公開している部分もありますのでハーケンクロイツは貼ることが難しいですが、いっぽう在りし日の姿を再現したいというモデラーの欲望も捨てきれない部分も正直あります。

www.jumbow.main.jp

調べていたら同じようにこの問題について考えている記事もありました。

引き続きこの部分に関しては調査していこうと思います。