今まで音楽に大きく入れ込んでたのが20台前半の頃だったでしょうか。
年代で言うと’90~’00台頃が一番音楽に興味があった時期でした。
当時は今みたいにネットも発達していなかったし、私の好きな洋楽HM/HRの情報は非常に少なくて、一部のラジオかBURRN!誌に頼るのみ。
それでも飽き足らず、ジャケ買いを繰り返す日々を送っていました。
それでも中々これは、という銘盤に巡り合える事は非常に少なく、そのうち歳を重ねるにつれ音楽そのものの興味、情熱が無くなっていきました。
音楽との再会
シーンから遠ざかりウン十年。
その間音楽に興味が全く無い期間が続いてました。
が再度音楽と付き合う日がやってきます。
運動不足解消のために始めたランニングですが、正直ただ走ってるだけではかなり精神衛生上ツラい。
なんとか気を紛らわせる方法は無いものかと考え音楽を聴きながら走る事にしました。
お気に入りの音楽を聴きながら走る事によって集中力を切らす事無く、且つ走る事を飽きさせないでくれる為非常に効果的でした。
最初はPrime Music
私はながいことAmazonのprime会員ですので、とりあえず音楽を始める環境としてはAmazon Prime純正のPrime Musicが手っ取り早く、最初はこちらを利用してました。
使ってみて欠点としてはやはりPrime会員用の無料サービスな部分もあってか視聴できる範囲が狭い事。
有名どころはそれなりにラインナップされてるのですが、とうてい満足のいくものではありませんでした。
わかりづらいAmazon Music体系
せっかくランニングと付き合うのだから本腰をいれてサブスク拡張するかと思ったんですが、Amazon Musicのサブスク体系がなかなかにわかり辛くてイマイチピンと来てなったのですが、丁寧に解説してくれてる方がいますので引用させて頂きます。
Amazon Musicは3本立てであるというのが分かります。
Prime MusicはそもそもPrime会員であれば搭載されているのでここでは触れませんが、
そのほかにUnlimitedとHDとサブスク形態が2種類あります。
両者の違いはUnlimitedとHDともに標準から曲数が30倍以上拡張される事は共通ですが、HDにはHD音質、UltraHD音質が搭載されるようです。
ただ金額的にもHDの場合大きく跳ね上がるので実用的な選択肢としてはUnlimitedなのかなと思います。
だいたいMP3音源とWAVE音源の違いもわからんワタクシですからHDプランなど豚に真珠、猫に小判であります。
Amazon Music Unlimitedでいざお宝さがし
月のランニングコストに目を瞑れば、サブスク拡張とはこれほど気持ちの良いものは御座いません。
今まで聴くことのできなかった範囲まで聴く事が出来るUnlimitedはやはり素晴らしいサービスである事を感じる事ができます。
Prime会員だと780円の月額料金で済み(Prime会員で無くてもサブスク契約可能)
これって安いシングル盤1枚の価格で聴き放題という夢のようなサービスであります。
ジャケ買いに散財していた事が懐かしくて目頭が熱くなるほどです。
音楽に求める条件
そんななか私が音楽として求める条件としては、基本的に昔と変わりません。
①キャッチーかつメロディアスであること。
②独自性があること。
③アルバム単位として考える。
①についてはここでは名前を挙げませんが且つてプログレハードを信奉していた頃は複雑な音源を追い求めていた頃もありましたが、今回はあくまでもランニングやスポーツを行う際の音楽なので分かりやすさ重視で。
②についてはそれほど重要性はないですが、いい音楽に巡り合えた場合必然的にこの部分は満たされてます。
③ですがこれは昔からある事象で、以前バンド名は伏せますが某有名ギタリストを迎えてのニューアルバムの1曲目がトンデも無く素晴らしいクオリティでしびれたのですが、2曲目以降ク○曲の連発で結局1曲目以降全て捨て曲といったアルバムもありました。
私の音楽の聴き方はプレイリストとか作るほどマメではないのであくまでアルバム単位で聴きます。
それではおすすめの洋楽アルバムの紹介に参りたいと思います。
なおPrime Music共通でオフライン再生というモードが有り、wifi環境下で楽曲をダウンロードしてパケットを消費する事無く外でも音楽を楽しむ事が出来ます。
今回はHR/HM初心者でも楽しめる分かりやすいアルバムを紹介していきます。
Petra-Beyond Belief
比較的最近に巡り合えた銘盤。
クリスチャンロックバンドといえばStryperが真っ先に思い出されますが、当時はこのPetraになぜかたどり着けなかった。
出会いとしては某YouTuberのカバーに上がっていたので巡り合えた次第です。
線の細さは感じるものの伸びのあるヴォーカル、美しいコーラス、優れた楽曲で捨て曲も無く、非常に完成度の高い1枚だと思います。
ちなみに気になって他のアルバムも聞いてみましたが残念ながらこのアルバムを超える出来では無かったのが残念。
Transit-Catch Fire
https://music.amazon.co.jp/my/artists/Transit/TRANSIT
Unlimitedがどれほどのマイナー盤をラインナップしているか確認用のアルバム。
ていうかTransitと検索すると同姓同名のアメリカンロックバンドにしかたどり着けませんが、間違いなく存在していたバンドです。
しかも確かこの王道アメリカンHRなのに確かジャーマンバンドだったハズです。
ヴォーカルもパワフルで、全ての楽曲が粒ぞろいでどことなくコミックバンドっぽいところが同郷のハロウィンを彷彿とさせるというか。
他にもアルバムがリリースされていますがこのアルバムを凌駕するものではありませんでした。
Styx-Return to Paradise
果たして今回のラインナップに入れていいものか迷いましたが素晴らしい銘盤なのでどこかで紹介しようと思っていたので今回ノミネート。
Styxへの到達は、NightRanger➡DamnYankees➡Styxと変わったアプローチを経ました、DamnYankeesでトミー・ショウの歌声を聞くや否や一瞬で虜になりました。
Unlimited化してもそれほどStyxの楽曲は解放されないですがその中でこのアルバムはStyxを知るうえで最善の1枚かつ2度と再現できないであろう内容となっているからです。
というのもStyxはNightRangerのようにツインボーカルで、二人のシンガーが在籍するバンドです。
当時はデニス・デ・ヤングとトミー・ショウの二人がヴォーカルでしたが、バンド内確執かデニスが解雇されるという事態に発展しました。
両雄並び立たずとは言ったものでアルバムは素晴らしいものでも、実際にはうまくいかないようです。
昔の曲を最新(といっても20年以上前ですが)のアレンジが効いて、デニスとトミーが交互に繰りなす最後の珠玉の銘盤となっております。
DGM-The Passage
今回紹介した中では比較的新しいアルバム。
Unlimitedでお勧めを掘り起こしていたらたどり着いたバンドです確か。
良い曲だなーと思ってYoutubeで調べたらフロントマンのイメージとの乖離が激しくてビビりました。
また意外にもイタリアンバンドです。
確率は低いですがこうした素晴らしいバンドに巡り合えるのもUnlimitedの可能性を感じさせてくれます。