その存在至高
先日写真および動画撮影の機材を更新しました。
悩んでたどり着いた回答がパナソニックDMC-GH3であります。
おそらく人生で一番良い買い物をしたかもしれないと思います。
現在2019年パナソニックのラインナップにはGH3は存在しなく
GH5、GH5Sがそのフラッグシップとなっております。
下記サイトがGHシリーズの進化について詳しくまとめられております。
撮影機材の見直し
いままで動画の撮影にはSONYのPJ630Vというビデオカメラ、
写真の撮影には同じくSONYのa6000を使用してきましたが
どちらも映像的、性能的に満足できなくなってきた部分が出てきました。
まずビデオカメラの方ですがマクロから広角まで頑張ってくれましたが
如何せんセンサーサイズの小ささと、画質の調整箇所がないため
あまり綺麗には撮影する事が難しいという部分がありました。
写真撮影のa6000は代々SONY製のミラーレスカメラを使ってきてこれで
3代目ですが正直使っていて何かカメラとの間に見えない壁というか、言葉では
形容しがたいですがどうしても意思疎通が出来ない面がありました。
端的に言うと色に違和感があるというか、何か納得できない部分がありました。
そこで次なる機材探しをすることになるのですが、機材を導入するにあたって
3つほど条件を課しました。
カメラの条件3箇条
市場には無数のカメラが出回っており、一眼レフ、ミラーレス、コンデジなど
或いは視点を変えるとスマホ、タブレット、アクションカム等選択肢は
無数に等しいほどありますが、私は早々に条件が決まっていました。
①マイク端子・ヘッドホン端子が搭載されている事
②バリアングル・フリーアングル液晶が搭載されている事
③中古で5万円以内である事
が購入の条件でした。
ひとつひとつ説明します。
①マイク端子・ヘッドホン端子が搭載されている事
マイク端子およびヘッドホン端子は写真撮影には関係ありませんが
私が動画撮影を行う際に絶対に必要とされるのがこのマイク・ヘッドホン端子です。
マイク端子は比較的搭載されている機種は多いですが、ヘッドホン端子搭載
のカメラは驚くほど少ない事に探していけば判明します。
ビデオカメラではエントリー機種以外搭載されているのに対し、通常のカメラでは
メーカーのハイエンド機種にしか搭載されないレアインターフェースになります。
マイク端子は内臓マイクが比較的性能が良くないものが多いので使える、使えない
関わらずマイク端子があれば外部マイクを用いて音質の改善が見込まれます。
そしてカメラ選びではほとんど触れられる事のないヘッドホン端子ですが、動画
撮影時音声をモニターする事は非常に重要と考えます。
例えば自分の声のニュアンスを確認出来たり、ノイズの混入の確認、音声レベルの
確認がリアルタイムでモニターできます。
ヘッドホン端子が無くモニターせずに撮影を行って万が一不具合があれば
その動画はお蔵入りする事となり、時間の損失とそのストレスは計り知れない物と
なります。
現在のところ私はこのヘッドホン端子無しでは動画撮影は困難な状況です。
②バリアングル・フリーアングル液晶が搭載されている事
私の動画撮影のやり方は基本的に作業面上部から撮影する事が多く、三脚を伸ばして
カメラの下側から液晶をのぞき込むスタイルです。
カメラのライブビュー・背面液晶の種類としては固定、チルト、バリアングルが
見られます。
固定タイプは用途を限れば問題ありませんが、私のように深い角度をつける場合
非常に見え辛くなります。
チルト式は機種によって下側にスイングするもの上側にスイングするもの、
オフセットするもの等様々ですがバリアングルほどの自由度はありません。
様々な角度から撮影する事を考えるとバリアングル液晶がかかせません。
③中古で5万円以内
はっきり言って上2つの条件でさえ該当する機種が相当に少ないのに
更に困難な条件が予算的条件です。
まぁ明確に5万円以内と決めていたわけではありませんが、安ければ安いに越した
事はありません。
現行のラインナップを調べるとこの③番以外満たしているのは何機種か
ありますが、いずれも求めているものよりオーバースペックです。
現時点では4K動画を必要としてはいないのでそこまでの性能は必要ありません
でした。
つまり現行ラインナップの中で本当に欲しい機種が無かったのです。
(負け惜しみ)
条件に該当するただ一つの機種
この3条件を備えた機種こそがパナソニックのDMC-GH3なのです。
今回私はビデオカメラ購入でお世話になった、カメラのキタムラを利用しました。
GH3本体が35,000円ほど
レンズも中古の標準ズーム14-42㎜のFS1442Aというレンズで
10,000円ほど
本体レンズあわせて45,000円ほど。
これに予備のバッテリー、液晶保護フィルム等購入して総額50,000円切る
買い物となりました。
カメラのキタムラ品質は素晴らしいの一言で、新品と見紛うレベルの品物でした。
正直購入するまで現物を見ないで購入する事は若干の心配はありましたが
杞憂に終わりました。
安心感のある描写
さっそく写真を撮影してみると、非常にやさしい絵というか言葉にするのが
難しいのですが安心感のある写真でした。
出会った瞬間から信頼関係を結べた気がしました。
前述のa6000はAPS-CセンサーサイズでGH3のマイクロフォーサーズより
ひとまわりセンサーが大きいはずですが、絵的にGH3が劣っているとは
私の目では判断が出来ませんでした。
むしろGH3の絵のほうが好みであります。
とっても満足
今回GH3を選んで大正解でした。
後継機のGH4とは大きく4K解像度くらいの差で、ボディもほとんど変わりません。
GH5も外観はそれほど変わっているようには見えないので、陳腐化も感じません。
2012年発売でおよそ7年ほど経ってはいますが、まだまだ使えると感じますし
現行機種と金額程の差があるとは思えません。
欠点とすれば・・・
まぁカメラとして写真、動画撮影とスキが無いGH3ですが、あえて挙げる欠点というか
不安な部分としては、電源スイッチがご覧のようにセレクター同軸レバーなのですが
強度的に問題ないのでしょうけど、この突起部分が折れそうでこわいというくらい
でしょうか。
あとはサブカメラが欲しい
GH3には大変満足しておりますが、GH3だけ残し他の撮影機材は処分しようと
考えております。
そうなるとGH3 1台のみとなり、万が一の事を考えてサブカメラが欲しいところ。
コンパクトな機種を考えてます。
マイクロフォーサーズにしては異様にデカいGH3ですから気軽に持ち歩く
っていうのも難しいですし。
良いカメラに出会えたのでより良い作品を残していきたいと思います。