昨年末から今年のアタマにかけてコンプレッサーを更新しました。
今回はその模様をお送りしたいと思います。
さらなる性能への渇望
依然紹介した
この中華コンプレッサー。
それなりの性能を発揮してくれましたが、欠点としては作動音がうるさい、サブタンクが小さいという事。
サブタンクが付いているのはいいけれど何分小さいので、すぐエアーが底をつく。
だいたい手持ちのエアブラシで30秒も吹いたら再起動→充填→再起動ってな具合でかなり頻繁に作動する。
更に連続して運転していくと負荷が高まり、どんどんと作動音も増してくる。
その増大してくる作動音も不快。
実に不快。
という事で次なるコンプレッサーは大艦巨砲主義よろしくなるべくサブタンクがデカいものを選ぶことにした。
模型メーカーのコンプレッサーは眼中になかった
模型メーカーでも当然自社コンプレッサーを販売しています。
多くのモデラーはそちらを選ぶことでしょう。
こういうのとか
あるいはこういうのとか。
ただ私はこういう模型メーカーの販売しているコンプレッサーに興味が有りませんでした。
なぜならサブタンクが付いてないし、性能に見合うコストが掛かりすぎる点です。
模型業界の市場規模はどれくらいかわかりかねますが、DIY・住設市場の方が遥かに市場規模が恐らく大きいでしょう。
そこで価格競争力のあるDIY用途として販売されているコンプレッサーから選ぶことに決めました。
いろいろあって迷っちゃう
DIY用途としては豊富にランナップされているコンプレッサー。
種類も価格も実に豊富でどれにしようか迷ってしまします。
最初はこのコンプレッサーにしようと思っていましたが
カラーリングは最高だったのですが、横型であることと、取り出し他パネルが固定されている事、あとはタンク容量が小さい事が選定基準から外れました。
タンク容量25Lクラスに絞る
いろいろ検討を重ねて、本体寸法から現在の机の下に格納できるギリギリのサイズである、タンク容量25Lクラスのコンプレッサーに的を絞りました。
その中でこれにしようか
こっちにしようかと悩みましたが
最終的にレビューや動画を見てこちらにしました。
ただ最近に限らないですがどうにもAmazonのレビューは信頼のおけないものが多く商品の真贋を見極めるのが辛くなってきた今日この頃です。
その分アタリを引けば嬉しいのですがね。
デカすぎワロタwww
ある程度予想してたとはいえ如何せんスペック上の寸法です。
実際目の当たりにしてみるとそんなスペック値なんて吹っ飛びます。
配管を変えた後の写真ですが本体はそのままなので。
写っているガンプラはガチャガチャではありません。
HGのBD1号機ですw
わかる人にはそのデカさが伝わると思います。
伊達にタイヤが付くほどの物ではないなと認識させられます。
コレ高儀という会社のコンプレッサーだと思っていたのですが、タンクに貼られている銘板にはなんとアマゾンが刻印されています。
商品ページには全然そんな記載は無いのですが、どういう訳なのかしばし考えさせられました。
忠実に丁寧に日本語で諸元が記載されており好感が持てますね。
どういう訳かPOP状のアピールペーパーが入ってました。
一般的なコンプレッサーより静音であることを激しく訴えております。
作動感ですとか動作テストに関してはまた後日詳しくお届けしたいと思います。
タンクのドレンバルブがキチンと装備されておりました。
この部分Amazonの商品ページでは記載が無くてわからなかったのですが安心しました。
ドレン取り付け部は中心軸から横に15°程度オフセットしてタッピングされており、最下部にない分ドレン抜きはしやすいですが、弊害としてドレン水を抜けきれないというデメリットもあります。
何度かは本体を傾けてやらないとドレンの完全排出は難しいかもしれません。
本体圧力スイッチ、レギュレーター周り。
向かって左側がタンク内の圧力を示す圧力計です。
設定圧力は0.8Mpaまで蓄えることができます。
0.5Mpaまでタンク内圧力が減少するとコンプレッサーが再起動し充填を開始します。
ここら辺の圧力設定はできません。
右側が1/4ワンタッチカプラ付きのレギュレーター。
ただ注意すべきはこれは単なるレギュレーターであるという事。
圧力の調整のみしかできず、エアーの水分、油分、ゴミの除去を行うフィルターは付いていないのでこのままの状態ではエアブラシを吹くことができません。
単純に空気を出すだけなら出来ますが、その吐出エアーはダスティーです。
しっかりとしたレギュレーターが欲しかった
更新する前のコンプレッサーのレギュレーターが調子悪かったため国産のしっかりとしたレギュレーターが欲しかったところです。
中華製の廉価なものはありますが、安さを追求して性能が劣るのは本末転倒です。
上をみればキリが無いですがトラスコのレギュレーターを選ぶことにしました。
今回はとりあえず選定から開封までの模様をお伝えしました。
次回は実際に動作と配管を行ったのでその模様をお送りしたいと思います。