パッケージに書かれていない重要事項
まあ水槽を立ち上げてからというものの、弱酸性にもっていくそれなりの激しい闘いがあった訳ですよ。
あの手この手を使ってもどうしてもpHが下がらない。
あの手この手はまた後日投稿しますが、pH7.3あたりに壁があってそれ以下にはどうやっても下がらない。
でネットを調べているうちに衝撃的な事実を目にした。
水質調整剤(カルキ抜き含む)がpHに影響を及ぼしているという事
日頃使っていたカルキ抜き、ズバリエーハイムの4in1がpHを押し上げていたとは・・・
犯人は一番身近にいたという訳です。
これだといくら水替えしようが結果は同じ。
いやーパッケージに書いとけやなあ。
それとも既成事実だから書かなくていいのですかね?
こういう重要な事を記載しないメーカーは非常に信用し難いものがあります。
ドイツで作られてるから関係ないんでしょうか。
なにかこう釈然としないものがあるけれども比較してみましょう。
テトラアクアセイフプラス vs エーハイム4in1
そもそも4in1を選んだのは手頃な量のパッケージが見当たらなくてそこそこのコストだったから。
pHを上げる可能性があります。
と記載されていたら買わんわな。
というかアフリカンシクリッドとかそっち系をやらない限り今のところ4in1はお呼びでは無いし今日でお役御免。
でもいろんな意味で勉強になったわ。
デフォルトの水道水のpHです。
日によって変動があるのと計器の誤差もあるんだろうけど7.1~7.5くらいの間でしょうか。
pH(英語でピーエイチ、ドイツ語でペーハー)は水溶液に含まれる「水素イオン」の濃度で、濃度が濃い水溶液の液性を「酸性」、薄いと「アルカリ性」と呼びます。濃度を数字で表現し以下のように区分されています。
酸 性 pH0>PH7
中 性 pH7
アルカリ性 pH7<pH14
中性がpH7のポイントなので、我が家の水道水は弱アルカリ性という事になります。
水質の調整としては毎回弱アルカリスタートといったところ。
テトラ エーハイム4in1
まずは4in1から。
注意書きのところには4つの効能と使用方法のみ。
都合のいい事しか書いてませんね。
10ℓで2mlなので今回の計量容器1ℓだと0.2mlを添加。
こういう細かい量を測るには100均の女子用コスメ棚にあるシリマーなるものを使うと捗ります。
エーハイム4in1
7.17 >> 7.25
ハイ上がってますね。
以上。
テトラ アクアセイフプラス
アクアセイフも4in1同様pHに対する影響には記載されていないが、まだ若干の注意書きが記されているだけエーハイムよりはマシ。
基本的に4in1と効果はほぼ変わらないかんじ。
ただ使用量が4in1が10ℓあたり2mlに対し、アクアセイフプラスが5mlと倍以上使用する。
ここらへんは多く使う方を評価したい。
というのも私の場合は普段の水換えでだいたい8リットルバケツを使用して水換えを行い若干足りない時がある。
そういう時使用量が少なすぎると操作性が悪いし、本当に入ったのかどうかわからない部分もあるのである程度の量添加するのは賛成。
良い悪いはあるかもしれないけどアクアセイフは水色に着色されていて分かりやすい。
10ℓで5mlだから1ℓに0.5mlを添加。
アクアセイフプラス
7.17 >> 6.78
これは明確に効果あったね。
簡単に7の壁超えてきたわ。
アクアセイフプラスは簡単に弱酸性水を一瞬で作る事が出来ます。
なんということだろう、こんなに苦労していたのに、こんなに速攻で・・・
早速水換え
こうなったらはやく4in1水を出したい。
ということで水換えです。
流石に一気に下がりはしなかったけど、7.3>>7.04くらいで1回の換水では許容範囲なのかな。
あと使ってみて分かった事は、どちらも保護成分、魚の粘膜やエラを保護する成分が入ってるんだけども4in1は水が泡立つクセがあった。
けどもアクアセイフは殆ど泡が立たない。
やっぱり最初からアクアセイフにすればよかったんだよ。
ただでさえ熱帯魚、アクアリウムは奥が深くて難しい事象ばかり。
物事の原因を突き止める行為がパッケージに書いてあれば簡単に解決できた話。
外国製品だから記載しないってのは良く分かりません。
逆に国産商品はどう記載しているか今度見てみようと思います。
だいぶ飼育水も立ち上がってきたと思います。
もう大丈夫かな。