アクアリウムもそうなんですが、その他の趣味でいうと私はプラモデルも趣味としておりまして、その中でも道具、工具選びも好きでして。
プラモデル関連でいうと、コンプレッサーとかエアブラシや塗装ブースとか。
アクアリウムでいうとフィルター関連でしょうか。
なんだかんだでメカが好きなんでしょう。
で先日外部フィルターを導入したわけですが
まあなんだ。
取り敢えずモーターを換装したとはいえ性能にあまり満足はしておりません。
30cmキューブ水槽なんですが、若干の過密気味であることからフィルター負荷は高いものと思われ2045の濾過槽だと厳しい部分もあるかもしれません。
なので来るべき新型水槽デビュー含めて外部フィルター探しをするのがココ最近の日課になっております。
見たこともない外部フィルターが
で外部フィルターと言えば、エーハイム、テトラ、GEX、コトブキ現実的な選択肢としてはこのあたりでしょうか。
まれにTOTTOという高級メーカーも目にしますが。
コロナ禍ではありますが一応5月の連休前に5月6日まで生体の販売を自粛するとショップの方でアナウンスしていたのでその後生体が販売されてないかパッと見に行くことに。
結果緊急事態宣言が延長されたことに伴い、販売自粛は期限を決めない延長となっており意気消沈しました・・・
とぼとぼと帰り道ふと目をやると今までで見た事もないフィルターを目にしました。
こう言っちゃなんですが足しげくショップに通う事により、ほぼすべての販売アイテムに精通してしまい在庫状況や品ぞろえなんかも嫌でも覚えてしまったくらいですから見慣れないドデカイ外部フィルターの箱なんぞは目立って仕方が無いくらい。
ニッソー製の外部フィルター
で調べてみたのですがメーカーはニッソー製で発売は昨年の8月頃から行われていたようですが・・・以下本意では無いですが結構ディスります。
まあチラっと見た限り思ったのがネーミングの致命的なダサさ。
おなじベクトルだとGEXが筆頭に挙げられますが、GEXは一貫してダサさを貫いているのでそれなりの一本筋が通った姿勢が垣間見えます。
ストロングマスターと聞いて何の商品であるかピンとくる人は地球上そういないでしょう。
私くらいになれば、お新しいガンダムXのスピンオフMSかなと想像しますが残念ながらハズレです。
もう少し真面目に考えて欲しかったものです。
おそらく一番の外部フィルターの後発だと思うのですが、そうであるならばもっとインパクトをかけなくてはと私は思うのです。
仮にストロング感を出したいのであれば、もっとフォントも大きくすべきだし、力強い極太ゴシックをあてるべき。
なんかやましい事あんのかっていう位フォントが弱い。
ろ過容積最大クラスと最大にアピってますが、これについてはちょっと後述しましょう。
あとは後発のクセに新機軸が感じられない新鮮味に欠ける部分。
練りに練って満を持して販売した割にセールスポイントがろ過容積最大とはイマイチやる気が感じられません。
タップ周りもテトラのパクリくささを感じるし品質もパッと見、本家よりも劣る感じです。
後出しのジャンケンで負けるほどダサいものはありません。
あとは最大のネックとしては価格設定が強気。
なおかつアクアリウム商品が薄いAmazonですが、なんとAmazon上でも取り扱っていないという事態。
ここでは価格比較をチャームで統一して見てみたいと思います。
何れも~90cm程度のフィルターになります。
〇ニッソー ストロングマスター20 11,480円
〇テトラ バリューエックスパワーフィルター VX−75 7,980円
〇エーハイム クラシックフィルター 2215 ろ材付きセット 14,200円
〇GEX メガパワー9012 9,146円
〇コトブキ工芸社 パワーボックス SV550X 8,258円
とまあエーハイムの2215はサブスト等のろ材付きを鑑みて考えたとしても、どうみても戦略的な価格設定では無いと思う。
ロクなろ材も付いてないし、いろいろ揃えることを考えたらひょっとしたら2215よりも割高になる可能性も。
果たして本当に世の中に存在しているのか
仮に100歩譲ってこれらの競合メーカーを凌駕する性能を有していてその価格設定も妥当であったとしても。
いろいろ探してみたんだけどもネット上での評価、口コミが全く無いという事実。
けっこうワタクシもネットでのショッピングは比較的長いと自負しておりますが、このような商品レビューが無いという品物を久しく見た事がありません。
SNS、YouTubeが高度に発展した現代に於いてさえ、このストロングマスターなる商品の爪痕が感じることが出来ないのだよ。
素晴らしい商品であれば、自発的に情報は広がるはずなのにこの商品はそれが無い。
つまりそういう事なんでしょう。
YouTube上でも数少ないレビュー動画が有りますがここでは敢えて申し上げますまい。
その方の動画を見れば納得すると思います。
本当にマジでやる気があるのか
基本的に私は何の脈絡も無く突っかかったりしません。
ましてや数少ない国産のアクアリウムメーカーなので是非とも優れた商品を世に輩出して欲しい。
そう思っています。
ただそこにはアクアリウムを想う情熱が伴っていないといけないと思うんです。
なぜここまでこの商品をディスるのか。
それは調べれば調べるほどこの商品に対する考えの浅さ、どのようなユーザーに売ろうとしているのか強いメッセージを感じられない為です。
一番の後発なんだからネガも完全に出切ってるでしょう。
今までの外部フィルターの悪いトコ全部直しましたよ!!
何でこれが出来ないのか。
ろ過容積クラス最大で売れると思ったのか。
世のアクアリストが求めるものはろ過容積の追求なのか。
パッションが感じられない物売りには私の当たりは強いんです。
冒頭で私はメカが好きだと申しましたがそれはモノを造る情熱が伴ってこそ。
創意工夫も無しな中身のないモノは好きではありません。
こういう商品がある
アリエクスプレスでね、こんな商品を発見しました。
バックルとかね、ろ材ケースとかね似ちゃったんだよね。
仕方ないよね。
という事で乙でした。