ルノーの赤字がすごい。
コロナ禍だから・・・と言い訳にしても他の自動車メーカーは利益を上げています。
1兆もの赤字を出して会社が存続できてるのが逆にすごいと思う。
ぶっちゃけ上がり目無いですよねこの状況。
EVシフトが加速、そもそものクルマ離れ等々。
かなり厳しい状況に置かれてると思うんです自動車メーカーって。
そんな中でもルノーは元気にF1参戦中です。
個人的に工場等が閉鎖され大勢の人が職を失う一方、高額なサラリーを享受する一部の人間。
難しい問題だけにあまり突っ込んで表現出来ないところが歯がゆいですが。
F1は儲かるのか
公表されていないので推測の域を出ないですが、ルノーF1単独では黒字というのは難しいと思います。
当然親会社からの資金が投入されてることでしょう。
おまけに今年はPUのカスタマーがゼロ。
よくこの状況で参戦を続けられてるなあと。
まあ参戦チームが多い事はコンペティブで素晴らしい事なんですが。
更なる追い打ちのお家騒動
ルノーに更なる追い打ちとしてお家騒動が降りかかります。
チーム代表のアブテブルがチームを離脱したようです。
察するに自分から辞めたというかクビなんでしょう。
だいたいワークスなのにカスタマーに結果が上回られるくらいですからチーム造り・運営の手腕に疑問符がついても仕方がありません。
ワークスがベストオブザレストに甘んじてるのは、どうにも参戦意義が私は見出せません。
参戦する意味ないでしょ。
エンストンを食わす為という政治的な力が働いているのかもしれませんが。
後任はやり手もポストは不明
来季からルノーは自社ブランドの一つであるアルピーヌをチーム名として参戦しますが、F1界から去ったアブテビルの後任はMotoGPでスズキを世界一に導いたダビデ・ブリビオとのことらしいですが、ブリビオがルノー入りするのは確かだけどどのポストに就くかは決まってないようです。
ただ如何にブリビオが優秀だとしても、活躍する場がバイクからF1とじゃ勝手がまるきり違うと思います。
タイヤの数も違いますし。
かつてのホンダの撤退を思い出す
かつてホンダがワークス参戦していた時の撤退の状況を思い出されます。
10年以上も前の出来事ですが、おぼろげながらも当時の惨状が思い起こされます。
ホンダの撤退はそのタイミングといい、その後の展開といい考えうる最悪のシナリオだったかもしれません。
ブラウンGPにわずか1ポンドでチームを売却するという屈辱。
日本企業がF1村にいいようにおもちゃにされた苦い記憶があります。
話はそれますがF1を含めて日本人ってのは国際社会に於いてロビー活動、政治活動てのが大の苦手に思えます。
トヨタがF1で優勝できなかった理由としてもそこらへんのいわゆるチカラが足りなかったかと思います。
そしてまたホンダが今シーズン限りでF1を撤退します。
今回はワークスではなくパワーユニットのみですが、もう二度とF1のドアを叩く事は無いのでしょう。
ホンダは撤退した。
ルノーはどうかって話です。
景気が良い話でもしたいもんです。