さいのじ@サイドイレブン

絶えずなんか欲しい

クロスバイク アンカーRL1のバーハンドルをブルホーンハンドルにする

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前回の投稿でバーハンドルは最後になる模様とお伝えしていましたが

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前回の執筆時には既にブルホーン換装アイテム群をポチっていた後でした。

よって前回のライドはバーハンドルの短いながらも最後の旅という事で、ちょびっと足を伸ばした次第です。

ブルホーン化に至る理由

街乗り感覚で乗るにはクロスバイクのポジションは最適解かと思います。

ポジションに関してはほかのママチャリとかシティサイクルも同じような物でしょう。

ただ快適な一方、速度を上げて巡行する、負荷を掛けての巡行がかなり苦手。

要因としてはとにかく力が入れづらい事。

力を入れるには手の向きが足の向きと平行な状態の方が入れやすい気がする。

クロスバイクでいうと、エンドバーとかブルホーンとかTTバーとか言ったたぐいの要は車体と平行なハンドル。

最初はハンドルバーエンドで無難に済まそうと考えてはいました。

ただよくよく考えて、元のハンドルバーは560㎜も幅があってそのエンドにバーを配しても随分と幅が広い状態。

それならいっそのことハンドル毎変えてしまおうかと思い至りました。

グリップもあまりしっくりこなかったし。

ブルホーン構成パーツ

そうと決まればパーツを選定しすぐさま準備に取り掛かる。

そして選んだパーツはこれら

ブルホーンハンドル

 ステムスペーサー(在庫切れの為同等品)

バーテープ

基本的にこれら3つのアイテムで今回はブルホーンハンドル化を行いました。

まずブルホーンのハンドルですが、調べると大体400㎜前後の商品が主流。

ただ400㎜って実にタイトでアタッチメントアイテム類を考えると、非常に厳しい寸法。

で400㎜以外となるとかなり選択肢が少ない事に気が付きます。

その中で探し出したのは貴重な470㎜というサイズのブルホーンハンドル。

だた幅が470㎜でいいんだけど、RL1のステムクランプ径は31.8㎜でこの購入したハンドルは25.4㎜と径が異なるという事態が。

そこで添付の(在庫切れで別商品だけど)ステムスペーサーなるシム、アダプターをかますという作戦。

これで異なる径でもステムに装着する事ができます。

最後にブルホーン裸で握るのもアレなのでバーテープもチョイス。

こちらはロードバイクと共通アイテムとあってか、選択肢は非常に豊富。

決めるのが困難なほどの中から、とりあえず安めで評判が上々なものをチョイス。

 いざブルホーンへ

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フラットバーハンドル 最後の姿。

短い間だったけどありがとう。

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560㎜もあるのにシフター、ブレーキ、グリップを差し引くとアタッチメントに割ける部分もそれほど多くは無い。

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グリップ、ブレーキ、シフターの順で手前から外していき、ステムのクランプからハンドルを外す。

ここまでさしたる難しい部分はありません。

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ブルホーンハンドルをクランプして先にシフターを取付、その後にブレーキをセットします。

どちらも取付基部が2ピース構造になっている訳では無く、ビスで固定するタイプだったのでブルホーンのコーナー部分に引っかかって奥に行かないのではと懸念しましたが、ビスを緩めにしてやることで難なく挿入可能。

ただし双方ともケーブルが付いてる為やや取り回しし辛い。

シフターの上にブレーキが組み合わさる格好になるのであらかじめその位置を考えて入れてやらないと身動きが取れなくなります。

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ポジションとしては、コーナー部分を握った場合親指でのブレーキ操作が可能。

もう少し先の中間部分では小指をちょっとスライドさせるかっこうでブレーキ操作が可能。

あえてブレーキもシフターも変えなかったのは、充分ブルホーン化してもこの配置でいけると踏んだから。

とりあえず後は乗ってどんなもんなのか。

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バーテープも始めて巻いたけど、それなりに上手くいったとは思います。

こちらのバーテープは裏面のセンターに両面テープが搭載されていたんだけど、今回は剥がす事も考えて両面テープは使用しませんでした。

両面テープを使わずとも上手く巻けたと思います。

質感としてはしっとりというよりもサラサラ感がつよく、若干グリップという観点からみると不安が残るような感じかな。

経年変化でどの様になるかは判断してみないと。

いずれにせよこの価格では上出来なほうではないでしょうか。

ブルホーンカスタムしてみて

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まずブルホーン化にあたっての感想は、

①カッコいいこと。

バーハンドル時代もそれなりだったけど、ブルホーン化したことにより、前よりもワイルドなスタイルになったと思います。

やはり外観の変化、しかもカッコイイ方向のカスタマイズってなかなか無いと思うので、低コストで結果が得られて喜びもひとしお。

 

②手の振動が軽減された?!

バーハンドルの時はハンドルそのものが硬くて、段差とかの衝撃がモロに手に加わるという状態。

それほど酷いと感じた事は無いけど、もう少しなんとかなったらなあと思っていました。

ブルホーンに変えて気が付いたのはそのハンドル形状によるものだと思うんですが、かなり衝撃が緩和された事。

これは乗り出しからすぐ気が付いたレベルで、確実にバーハンドルの時よりも振動をいなしてくれるというか、吸収してくれるというか。

おそらくカーボンフォークとかにするとこういう事なんだろうなと推測する事が出来ますが、カーボンフォークが必要ない位?すこぶる調子は良いですね。

 

③前傾スタイルで高速化

ブルホーンハンドルのまっすぐな部分は、バーハンドル時代とレベルで、全く位置は変わりません。

そこから90度前方に向いた部分を握るのがブルホーンの真骨頂。

最初はコーナー部分を握って、ニヤニヤが止まりません。

これはしっくりくるなと。

そして最先端。

トップ部を握ると、イメージとしてはかなり上半身を投げ出しているかのような感覚に陥ります。

じっさい手の位置はフロントアクスル上空よりまだ前方に位置してると思われます。

実際にこれはロードバイクよりもまだ前方に位置してるんじゃないかと思うくらい。

おかげで強い前傾姿勢を取れるので腹筋と太ももが近くなり、かなり太ももに力が入れやすい状況になります。

いままでハンドルバーだと太ももの前の部分くらいしか意識できなかったんだけど、前傾姿勢を取る事によって太ももの裏側、ハムストリングスにもペダリングで効いてくるのが分かります。

それにより巡航速度があきらかに向上したのが体感できます。

さらに追い風を受けても力を入れやすい事からバーハンドルに比べて影響が少ないです。

というようにバーハンドルはそれはそれで良さがあるものの、自分の感覚だとブルホーンの方が遥かに優秀なハンドルだと思いました。

特に先端部を握ったライド感はとても新鮮で、今までとは違う乗り物といってもいいくらい大幅なアップデートを果たせたと言えます。

そんなかんじで今回のブルホーン化は大成功のうちに完了しました。

低予算カスタムの魅力に取りつかれそうです。