この間購入したブリヂストンアンカーのRL1のタイヤをサイドスキン仕様に変更しました。
ご覧のように大幅にイメージチェンジを図る事が出来ました。
サイドスキンへの憧れ
クロスバイク購入当初にネットで発見したgiantのグラビエディスク。
私のクロスバイク選びはコイツが原点。
グラビエディスクは縁が無く、RL1に決まったけど今思い返してみてもそれで良かったと思う。
グラビエディスクは外観のイメージこそドストライクだったけど、タイヤの仕様とそのキャラクターを考えるとRL1を選んで間違いじゃなかった。
RL1を選んでからというものの、スキンタイヤへの憧れ、或いは誘惑といったモノがくすぶり続けていた訳で、もういささか如何ともしがたく今回スキンタイヤ化への計画を行った。
サイドスキンタイヤ候補
そうと決まればタイヤの選定を始める。
①パナレーサー レースCエボ4
最初の候補はパナレーサーのレースCエボ4というタイヤ。
めちゃめちゃカッコイイタイヤだけど、イマイチ値の張るのが・・・
もう少し安かったらコレに決めてたかも。
②パナレーサー グラベルキング
2番目も同じパナレーサーからグラベルキング。
グラベルと銘打ってるものの、タイヤテクスチャーはオフロード指向には見えない。
ただレースCエボ4と同じくらいの値段なので、比較するとそっちのほういっちゃうかなあ。
③パナレーサー パセラ アメサイド/スキンサイド
結局3番目もパナレーサーから。
パナレーサーはホントサイドスキンカラーが充実している。
その中からパセラという街乗り用のタイヤで2種類。
アメサイドというのはアメ(飴)色という事らしく、色が塗られている部分もゴムで補強されてるらしい。
一方スキンサイドはゴムで補強されてないタイプ。
今回迷いに迷ったんだけど、イマイチロゴの部分のイエローがうるさすぎないかと警戒して候補から脱落・・・
IRC JETTY PLUSに決めた
悩みに悩んで決めたのは
IRC(井上ゴム工業)のJETTY PLUSというタイヤ。
決め手は1本2,000円を切るやはり圧倒的な安さ。
これでもし実物が悪くてもまだあきらめがつく・・・
と消極的なアプローチ。
そもそも今までママチャリのパンク修理以外で、ドレスアップというかでタイヤを買った事が無かったので新鮮だw
今回スキンサイド化するにあたって、純正の700×32Cから28Cにサイズを落としてみようと考えた。
乗り心地云々よりタイヤ幅が狭くなる事によってどういう変化になるのか興味があったので。
あとタイヤチューブも既存のタイヤチューブが28Cに対応していなかったらアレなので同じくIRCで揃える事にした。
タイヤレバーも無かったのでパナレーサーのタイヤレバーも準備。
いざタイヤ交換
タイヤ交換のプロセスについては、もうYouTubeでガッツリ脳内シミュレーション済み。
あとは実践あるのみ。
購入時にショップの店主に教えてもらったクイックリリースのやり方は見ただけだったので心配だったけど、実際やってみると驚くほど簡単に外す事が出来た。
ホントに工具がいらない。
ていうかこういう事書くとアレなんだけど、逆に盗難の危険性もまた・・・ってカンジでしょうか。
仏式バルブを解放して中のエアを抜く。
このバルブのナットと芯が異様に細いのがいつも気になる。
思ったより簡単にチューブとタイヤは外れました。
純正のリベルクタイヤはIRCのやつに比べて硬くて重い。
IRCのほうはこんなにコンパクトなのに。
多分ビードの種類なのかな。
タイヤを外した後のリムテープを覗く。
燦然とブリヂストンロゴが輝くリムテープ。
未だ買ったばかりなのでこれをそのまま使います。
一応確認だけ。
純正のチューブはCST(チェンシンタイヤ)の25-32C。
28でも32でも使えて良かったんだけど、こいつはパンクした時用に取っておこうかな。
取り換えるタイヤJETTY PLUSは回転方向あり。
タイヤ圧力としては550-700kpa(0.5-0.7Mpa)
付いていたリベルクタイヤが350-590kpaなのでかなり高圧に対応している。
こんなに薄いのに7キロとか耐えられるのかなと。
タイヤ交換完了
ハメてる写真がないほど、簡単に終了。
タイヤも取付のときにレバーが不要で手でハメる事が出来ました。
エア漏れが無い事を確認して完了です。
素人でも簡単に出来ました。
やはりタイヤが外れているのもあってか非常にやりやすく、あっという間に出来ました。
おそるおそる80psi=560kpaに。
このジャイアントの空気入れでも押し込みがかなりキツクなってくる。
爆発しないか不安になる位;;
サイドスキンタイヤJETTY PLUSの走りは
実際何回か走ってみて、最初はこのタイヤ安いから大したこと無いんだろうなと半分は思ってました。
が
いい意味で期待は裏切られることに。
もともと付いていたリベルクタイヤは32Cと幅が広いのと、トレッド面の溝が若干深いタイプ。
これが路面の粗いところとかになると、極端に転がり抵抗が増える局面があった。
感覚的にズボッと地面に埋まってるような感覚で抵抗が極端に増えてた。
この違和感がなんか地味に気になってた。
JETTY PLUSにしてからはこういった転がりの抵抗はかなり軽減されたと思う。
例えて言うならリベルクタイヤがジャーーと言いながら転がるのに対してJETTY PLUSはサーーーと走るイメージ。
軽い。
今回はビジュアル面にフォーカスを置いた交換だったけど、思わぬ副産物で走りも良くなった。
乗り心地のほうも32Cにくらべ28Cとなったことで乗り心地の悪化も懸念されたけど、こちらも杞憂に終わりました。
寧ろ28CのJETTYPLUSのほうが乗り心地はいいかもしれない。
ていうかイイね。
なんで細くなったのに乗り心地が良くなったのかは謎ですが、タイヤの構造、空気圧が関係してるんでかね。
とタイヤ交換に関しては大成功に完了しました。
見た目が良くなるって長く付き合う上でやはり大事な部分だと思います。
今回のタイヤを変えたことによって、ますますRL1の魅力に気が付かされました。
ブルホーン化したハンドルと相まって、よりスポーティなバイクに仕上がって来たかなと思います。