さいのじ@サイドイレブン

絶えずなんか欲しい

90cm水槽立ち上げ計画~必要機器の洗い出し イニシャルコスト算出

何度か話には出てるんだけど、近いうちに今ある60cm水槽を90cm水槽にステップアップしたいと思っております。

ただ90cm水槽化するといっても為すべきことが多くて

・軍資金の確保

・今あるスチールラックを処分する。

・そのラックに乗ってる荷物を処分する。

・新たな水槽台をDIY。

・段取りが整い次第新水槽に引越

と箇条書きにしただけでもホントにうまく行くのかと思ってしまう。

まあともかく打ち込める事があるというのは少なからず自分にとってはプラス面に働くはずでネタにも事欠かない状況は歓迎すべき事かと。

ただ現実問題として一番上の予算の確保が出来ないと全てが始まらない。

調子こいてカーボンホイール買ってる場合じゃなかったとつくづく思う。

まあ後悔はしてないんだけども。

前回はフィルターに関して比較してみたんだけれども、今回は全ての機材に目を向けてみたいと思う。

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90cm水槽化に向けての機材ピックアップ

まず現在の60cm水槽から90cm水槽に変更するという事は、過去にも30cmキューブ水槽から60cm水槽に変更した際と同じで使いまわせる機材がほとんど無いという事。

具体的に引き継げるもの、そのまま使えるものを上げてみると

・CO2ジェネレーター

・水草類

・底床

・ろ材のサブスト類

・LED照明

こんなもんかなあ。

これに該当しない新設しなくちゃいけないものはというと

・①90cm水槽

・②ヒーター

・③フィルター

・④底床の買い増し

・⑤水槽台

細かい物もあるかもしれないけどざっとこれほど揃えなくてはいけない。

それでは各項目の現在目星を付けてるモノをピックアップしていきます。

①90cm水槽

ちょっとリンクの関係で本来狙っているモノでは無いんだけど、似たようなやつで。

いろいろ調べてみたトコロ、アクロ(チャーム)のガラス水槽(フレームレス)が一番安かった。

90cm水槽を選ぶとしたら選択肢としては

・フレーム水槽

・フレームレス水槽

・アクリル水槽

・オーバーフロー水槽

まあこんな感じで徐々に高価になっていくという種類だと思う。

この中で一番フレーム水槽が安いわけだけど、メリットとしては軽い事。

デメリットとしては左右上下のフレームが目立つ事。

軽さに関しては水槽を2階に設置しなくてはいけない事からアドバンテージにはなるかもしれないけど、基本的に一度設置してしまえばそうそう動かすモンでもない。

つまり最初だけでも最悪設置に誰かの手を借りる事が出来れば、重さに関してはそれほどネックに感じることも少ないと思う。

フレームに関しては基本的にアクアリウムは毎日水景を楽しむもので嫌でもフレームは目につく。

多少安いからといって飛びついて後々後悔するよりはやはりデザインという要素も邪険には出来ない重要な要素だと思う。

フレームレス水槽に関してはデメリットとしては重い事。

多分水槽単体で30kg以上ある重さは2階に運ばないといけない課題はあるものの、前述したように人の力を借りればなんとかなりそう。

アクリル水槽のメリットは軽い事。

詳しくはわからないけど90cm水槽を片手で持てるって10kgいかないくらいでしょ?

まあ重さ問題に関しては述べた通り。

冷静に考えればアドバンテージではない事。

デメリットはコスト、高価な事。

配送費とか入れると40,000円弱もするからガラス水槽2台分のコストを受け入れられるかといったらそうはならないわけで。

オーバーフロー水槽に関しては憧れはあるけどまだ90cm位のサイズなら外部フィルターでも充分通用すると思うので。

音もアレだし。

という事で水槽はアクロのガラス水槽で25,000円ほど見積もっておこう。

②ヒーター

ヒーターに関してはそれほど豊富な選択肢があるとは言えず、このGEXの温度調整分離式がイイと思う。

なんとなくGEXのイメージって安物、お笑い枠、イロモノっていうブランドイメージがあると思うんだけど今使ってるGEXのヒーターは寸分狂わず温度を維持してくれてたり案外キッチリとした仕事をしてくれているメーカーだと思う。

なのでヒーターに関しては信頼のおけるGEX製品を選びたい。

ヒーターで6,000円

③フィルター

フィルターに関してはさんざん語りつくしたので

これか

こいつかどちらにしようか迷っております。

アクアリウムに覚えのある人100人に聞くと98人くらいはエーハイムをチョイスして幸せなアクアリウム生活を送るんだろうけど、どうしても私は残った2人側になっていそうな気がする。

どうしても重要な局面でマイノリティ気質が黙ってられない。

ただフラットな視点でみてもストロングマスターの可能性はとても魅力的ではあると思う。

スペック的にはね。

トータルで見ると質感の低いパイプ類、吸盤、使えそうもないろ材といったパッケージングの甘さがめんどくさいことこの上ない。

まあ私の場合ショッピング、買い物の楽しさはこの比較している時間が一番ピークで楽しい時間でここから手元に来るまでが下降線をたどるのでもうしばらくはお楽しみタイムを味わいたいと思います。

フィルターで25,000円

④底床

順当にいけばこのメダカの焼玉土を買い増すのが良いのかもしれない。

セラミック系のソイルって他にないもんね。

そういうニーズってないのかな。

がっつり水草はやらないので崩れるソイルを使いたくないけど大磯とかはあんまりみたいな。

しかしなぜこれが「メダカの」というメダカ限定で売られているのか。

熱帯魚っていれると売れないからですかね。

違うパッケージにして熱帯魚版も出せばいいのに。

底床で3,000円ほど

⑤水槽台

水槽台に関しては100%2×4でDIYだねたぶん。

既製品の水槽台ってすごいチャチくてほんとに200kgくらいだけど持つの?

って不安になります。

それでいて高い。

図面も白紙状態だけどこれはこれで楽しみ。

もろもろ材料代で8,000円ほど

90cm水槽化の金額はハウマッチ

という事で出そろった各項目を集計してみたい。

・90cm水槽  25,000円

・ヒーター   6,000円

・フィルター 25,000円

・底床     3,000円

・水槽台    8,000円

合  計  67,000円

最低限でこれだけのコストが発生するわけで。

そこそこの出費を強いられるわけですが実現するのはいつのことやら。

2022年90cm水槽用4社の外部フィルター選び方決定版/ろ過水の流れ方向/能力比較

現在60cm水槽と30cmキューブ水槽を運用しているアクアリウムですが、未だ時期はわからないですが90cm水槽導入を視野にいろいろ調べているところです。

引越する前にも90cm化する予定を立てていたのですが、あいにくとタイミングがあわず現状維持するのがやっとでした。

アクアリウム熱も再燃してきたことから90cm水槽もこの機会に検討してみたいと思います。

ただ90cm水槽を導入するにあたっては少なくとも

・水槽

・水槽台

・フィルター

・照明

・ヒーター

・底床

最低限これらを一新させなくてはならず、予算もそれなりに必要になるので、それぞれのパーツ機器類の吟味が必要となります。

 

今回はその中で最も重要と言って過言では無いフィルターの選定について検討してみたいと思います。

2022年90cm水槽用に選ぶ外部フィルターのラインナップ

※2022.0616追記コトブキSV1000X、1200Xのコンテナ容量修正しました。

2022年現在90cm水槽用に外部フィルターを見繕うとこんなラインナップになるかと思います。

この中でGEX、オアーゼはちょっとコンセプトに合わないのでリストから外してます。

全て能力値は東日本50Hzの場合です。

それなりに精緻に調べました。

ここまで比較している表は我ながら見たことがありません。

現在使用しているエーハイムのエココンフォート2236からステップアップするにあたってエーハイム、コトブキ、テトラ、ニッソーの各社のフィルターをそれぞれ比較していきます。

①90cm水槽用のエーハイムの外部フィルター

エーハイムは外部フィルターに置いては少なくとも信頼、実績、ラインアップ等間違いなくナンバーワンのメーカーかと思います。

まあエーハイムを選べばそれで正解なのかもしれませんが、それだと選ぶ楽しさが無い。

基本的に私はショッピングの何が楽しいかというと、この何を買おうか選択している時が一番ピークのような気がしますw

閑話休題、それではエーハイムの強力打線を見ていきましょう。

エーハイムには2022年現在豪華にも外部フィルターには3つのツリーがあります。

・エココンフォート

・クラシック

・プロフェッショナル4+

(EF500等単品物は除く)

ろ過方式の違い、筐体の違いのシリーズ製品を揃えているのはエーハイムのみです。

後の各社は同じ方式で単純にサイズ、ポンプ能力が違うだけです。

エーハイム エココンフォート

比較する前に今私が使っているエココンフォートツリーの2236をざっと紹介します。

現在使っていて目立った欠点も無く、お気に入りなのですが問題はエココンフォートツリーに置いては2236が最大サイズ。

90cmで使えない事も無いかもしれませんが、個人的にはキャパシティは厳しいと考えます。

このエココンフォートは通常、標準のままだとろ過水は上から入ってきて最下段からフィルターを通過して上にろ過水が流れる方式です。

つまり粗目パッド(ろ過一次側として)が最下段になるわけです。

しかしプレフィルターキットを再上段のコンテナと入れ替えると

一度再上段の粗目フィルターを通過し最下段まで抜け、そこからコンテナに入り上にろ過水が流れるというメカニズムが大きく変わります。

これがどういう事かというと、メンテ時にモーターヘッドを外すとすぐプレフィルターキットの粗目パッドが見えるわけです。

そしてプレフィルターキットの下には細目パッド。

メンテナンス時にフィルター全体を引きずり出さなくていいので非常にラクなわけです。

フィルターで何が一番汚れるかというと一番最初に接する面つまり粗目パッドがフィルター内で一番汚れるわけです。

これを引き出すのに全部のコンテナを引っ張り出すのと上だけでいいのでは手間とやる気が大いに異なります。

このフィルター配置はエーハイムだけでエココンフォートのプレフィルターキット化とプロフェッショナル4+のみです。

今回の趣旨とは離れますがこういったメンテナンスのアクセスの容易さから言って60cm水槽にはエココンフォート2236が筆頭かと思われます。

エーハイム クラシック2217

エーハイムの90cm用ラインアップの一つ目がクラシック2217。

少々辛口にはなりますが、この各社ラインナップで最も原始的な構造となっています。

ろ過層もインナーバスケットも存在せず、ろ過水もワンウェイです。

これがメリットデメリットある訳ですが、2022年現在において最も旧式なクラシック2217はポンプ性能は見るべきものがあるものの価格も安くは無くパッケージとしては選択肢から外れます。

2213はいちおうワンピースですがバスケットが装備されていてメンテナンス性能もそこそこでしたが、他のクラシックシリーズに無いのがよくわかりません。

クラシック2217に関してはあくまで比較対象として載せました。

エーハイム プロフェッショナル4+2273 2275

 

90cm用外部フィルターでおそらく筆頭に上がるのがプロフェッショナル4+。

2273と2275の違いはコンテナが一段増えるのみ。

データ上のポンプ能力は変わりません。

2273も75~90cmとありますが、能力的には90cm~かと思われます。

今どき75cm水槽なんて流通してないのだから直せばいいのにと思います。

ろ過方式も前述したとおり、メンテナンスも容易。

唯一のネックの価格も、よく検討してみるとそれほど効果ではない事がわかります。

まずエーハイムのフィルターはクラシックの一部を除き自社製の強力なろ材がインストールされてます。

表にも載せましたがろ材のみの価格で算出すると2273は6,300円、2275は8,400円相当のろ材が含まれている事になります。

ろ材込みトータルで考えると決して高い内容では無いとは思いますが値が張る事は事実。

今のところ購入したいランキング堂々の1位です(2273か2275かは不明)

②90cm水槽用のコトブキの外部フィルター

※2022.0616追記コトブキSV1000X、1200Xのコンテナ容量修正しました。

 

 

コトブキに関しては随分細かくリリースしてます。
調べたら新製品が出ていていよいよモデルチェンジかと思われたんですが旧来のパワーボックスも併売していてどういう立ち位置なのかわかりません。

コアのほうは90cm~のラインナップが無く今回の選定からは漏れています。

SVXの方に関しては連綿と続くコトブキの外部フィルターになりますから良くも悪くもといった印象です。

パワーボックスに関しては以前この現行のやつの前になるのか使っていた記憶があります。

初めての外部はコトブキだったんですね。

エーハイムとの比較で言うと

・ろ過槽の割にろ過容量が少ない(ヘッドが大きい)

・付属ろ材がショボイ

・給排水パイプがショボイ

・ポンプ能力が低い

・そのお詫びに価格が安い

こんなところでしょうか。

一応選択肢には未だ入っております。

 

【2022.0616追記】

表を見返していて気が付いたのですが900と1000,1200のコンテナサイズが同じだったので変だなと思って調べ直したところ1000Xと1200Xのコンテナ容量は2ℓと900X以下と比べてコンテナサイズが異なります。

サイズの記載がないのでわかりませんが恐らく高さが変わってるものかと思われます。

これ何でこうなったかというと

www.kotobuki-kogei.co.jp

これ最近おそらくコアが出てからだとおもうんだけどSVXのページが実に見易く纏められました。

各社も見習ってほしいくらい秀逸に纏められているわけですがこちらの方は1000と1200のバスケット容量ほかスペックがきちんと載っているのに対して

www.kotobuki-kogei.co.jp

こっちのトップページから入って製品紹介から1000X、1200X両製品の詳しく見るを2回クリックすると

https://www.kotobuki-kogei.co.jp/p_file_jp/mydata_1033.jpg

https://www.kotobuki-kogei.co.jp/p_file_jp/mydata_1034.jpg

どちらも900Xの製品紹介になるわけです。

リンク直しておいた方が良いですよコトブキさん。(もう何年も放置してるんだろうけど)

それはそれとして、そうなるとスペック比較は変わって来る訳で、1000X、1200Xのコンテナ容量がライバルと比較してトップクラスの容量になります。

特に1200Xはクラシックのお化けみたいなやつを除くと外部フィルター最大のろ材容量を誇る事になります。

となると比較対象として俄然有力候補に躍り出てくるわけですね。

ただ一つ懸念事項としてアクセサリーパーツが内径16㎜ならともかく、内径19㎜用のはエーハイムでも存在していない為純正のしか使えず、使うとするとレデューサーで口径を絞らざるを得ずここら辺が悩みどころです。

③90cm水槽用のテトラの外部フィルター

まとめていて、そういえばテトラもあったっけと急遽ラインナップに付け加えたバリューエックスシリーズ。

他に真空ポンプを搭載したPVXシリーズなるものもありますが、呼び水機能にそれほど魅力を感じずエントリーしておりません。

機械モノって複雑にすると壊れたりするので極力ギミックとか排したほうが良いと思うんです。

このテトラの外部フィルターに関しては口コミ、レビューのたぐいではあまりいい話を聞きません。

そつなくまとまっている反面、これといった特徴がない外部フィルターです。

要するにテトラの外部フィルターじゃなきゃダメ!といった部分が全くないトコロ。

そういった意味では積極的に選びにくい感じですね。

④90cm水槽用のニッソーの外部フィルター

以前に記事でも取り上げましたニッソーの外部フィルター。

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その時はクソ酷評してましたが今の気持ちは若干変わってきています。

しかしその頃からも状況は変わっておりません。

この外部フィルターラインアップの中で最後発なのに情報が極めて少ない事。

スペックだけ見るならば今回紹介した中でもトップクラスです。

何が問題なのか分析してみると、まずニッソーの公式サイトがお粗末。

ストロングマスター40のコンテナ容量が恐らく2500㎤なのに他の下位モデルの1400㎤と表記されている事。

売り文句にしてもすべてが抽象的。

・ろ過容量最大クラス(容量を言わない)

・特殊樹脂採用(何なのか)

・長寿命!高耐久!(いつまで)

と後発のクセに全くアピールになっていない事。

特にバスケット容量に関しては公式ホームページの商品トップページにあるのみ(しかも40は間違ってると思われる)で説明書や何かに記載はありません。

マジでこの商品を売りたいっていうパッションが感じられないのよ。

消費者もその温度を感じてか手を出しません。

ブランディング、販促に大いに疑問を残すものの切って捨てられないのがやはりスペック。

額面通りの能力を発揮するならこのラインナップの中でトップのポンプ能力

トップ”クラス”のコンテナ容量

素材としてみるならば魅力的といえば魅力的ですが、判断が難しいトコロ。

あとさ国産メーカーだからといって

パワーカーボンだのストロングマスターだの名前が仮面ライダーの種類かってくらい低い語彙力。

といった感じで玉石混合の外部フィルター選びは未だ何になるかわかりません;

 

生生流転 2022年5月末のアクアリウム/出会い~誕生~別れ~そしてまた出会いへ/60cm水槽底床交換・溶岩石結合・水中白バックスクリーン

気が付けばアクアリムの前回の記事が1年以上も前の出来事。

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最近だとアクアリウム事情も活発化してきていてアレいつやったっけかと過去を振り返る事もあります。

そういう意味ではこのブログの存在価値も非常に大きい訳で。

継続は力なりとは言ったもので、何年もアーカイブする事に意味があると思います。

その記録にとどめていく中で誰かの参考にでもなればコレ幸いといった感じです。

それでは前回2021年3月の記事あたりから現在まで振り返ってみたいと思います。

ディスカス遍歴~スーパーローズレッドディスカスの導入

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前回の記事以降で生体の変化としては第4のディスカス、スーパーローズレッドディスカスの導入。

いままでのディスカス導入遍歴を振り返ってみたいと思います。

一番最初に導入したのがレッドロイヤルブルー

アクアリウム人生の中で初めて挑戦したディスカスがレッドロイヤルブルー。

今見返してみるとスーパーローズレッドとよく似てたなあ。

飼育難易度としては他の熱帯魚がほぼ手の掛からないレベルだとすると、著しく高かったと思う。

印象としては神経質でちょっとしたストレスですぐ拒食になってしまったりと。

この幼魚クラスで2,000円台と手を出しやすかったから挑戦してみた記憶。

2番目はピジョンブラッド

このピジョンブラッドと前述したレッドロイヤル、次のマリンブルーターコイズは同じ水槽で販売されていてプライスも一緒のお求めやすいエントリーディスカスといった具合で販売されていた。

結果的にこの3種類全てを導入した訳だけど、このピジョンブラッドは奇しくもその水槽の個体は売り切れてしまった矢先にピジョンブラッドのみ入荷したのでゲット。

この中で比較的大きい個体を入手しました。

これが幸か不幸か水槽内でのカーストはこの大きい個体が握っていたような気がします。

3番目はマリンブルーターコイズ

入手時期としてはピジョンブラッドと時同じくしてなんだけど、この3種類の中では一番小さかったマリンブルー。

その影響からかうまく育てる事ができませんでした。

ごめんよ。

このレッドロイヤル、ピジョンブラッド、マリンブルーターコイズの3種類が居た時が最もこの水槽がにぎやかだった時かもしれない。

そしてスーパーローズレッドを迎えて

個人的にはこのバンドの入った系統のディスカスが好みです。

しかしディスカスって目まぐるしく体色が変わります。

その時の調子であったり照明、底床の色であったりと。

なかなか発色が良い状態をキープし続けるのが難しい熱帯魚だと思います。

やっぱりこう見返してもディスカスってとても美しい魚です。

なんというか唯一無二なんですよね。

体型も成魚のまん丸よりも幼魚時代のおでこから口、あごにかけてカーブを描くラインがあった方がとても好みです。

今まで入手してきたディスカスは全て2000円台の一番安い価格帯のディスカスですが多いに楽しませてくれました。

技術が無いばかりに長く育てる事が出来なくて自分の未熟さ加減を思い知らされました。

ベールテールブルーエンゼルの産卵

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前回の記事から一番の大きなトピックとしてはエンゼルの産卵かと思います。

エンゼルの産卵そのものはかつて体験したことがありましたが、この水槽になって初めてです。

3匹のうち1匹が落ちて、2匹になって失意になっていた折り何か他のサカナを追い払う動きをしていたとおもった矢先産卵をしていました。

この時コトブキの外掛けのフィルターを併用してたんですが気が付いたらその水中モーター部分にガンガン産卵していたではありませんか。

この時まではこの二匹が雌雄であることは可能性としてはあったんですが、エンゼルはオスメスの見分けが非常に難しく実際この時もどちらがオスメスかは行動で判断するしかなかったくらい。

しばらく見守っていたんですが、そのうち食卵を始めてしまいました。

せっかく産んだ卵なので何とかしたいと思ってとりあえず親から引き離すことに。

一度卵の味を覚えてしまうと親としてまともに育てる事は難しいでしょう。

卵がモーターに引っ付いてるのでそのままサテライトに突っ込みました。

サテライトはずいぶん前に手に入れていて、外掛けフィルターのような使い方を使用と考えていて結局日の目を見ることなくデッドストックしていたものをここぞとばかりに登場です。

隔離して3日目くらい。
良く見ると目のようなものが見えて孵化寸前のところまで来ていると判断。
白く濁っているのは不精卵のようで腐ったらアレなので取り除きます。

サテライトに隔離して一週間たったくらい。

次々に孵化していきます。

気の早い奴はいち早く泳ぎ出しています。

まだ滅茶苦茶小さい。

このあたりからブラインシュリンプを与えてます。

稚魚を隔離しているさなかにも親魚たちは今度はSPFに産卵を開始www

一度産卵モードに入ると手あたり次第に産み付けます。

しかし前回食卵して卵の味をしめた親たちは産んだそばから卵を食べて行ってしまいます。

時間が経ち、あれだけ孵った稚魚の中で生き残ったのはただこの一匹のみ・・・

共食いをしたのか実際のところは分かりませんが、もう少し生き残ってくれるかと

思ったんですが稚魚たちには実際には厳しい運命が待ち受けていました。

最終的にこれ位の大きさには育ってくれました。

ギリテトラプランクトンを食べれるくらいに。

バンドも見える様になり、シルエットとしても成魚と変わらないくらいに。

エンゼルの終焉

出会い、別れ、誕生を繰り返してきた我がアクアリウムです。

エンゼルも突然の拒食からの★、一匹のみ育った子も★にと不幸が襲います。

これと言って環境や水質の変化が見られずに急激に落ちてしまったので心底

これには堪えました。

底床も無く、殺風景極まりない水槽。

かつてあった賑やかさはどこへやら。

苦し紛れに底床にピュアブラックを投入してみましたがあまり芳しくはありません。

正直60cm水槽を立ち上げて一番キツイ時期だったかもしれません。

引越しとサイクリング熱もある程度落ち着いたところで、放置気味だった水槽環境にテコ入れする事を決意しました。

このままフェードアウトする道もあったのですが、一度はじめたアクアリウム。

どうしても軌道に乗せたいというかまた在りし日の活気を取り戻したい。

また水槽に輝きを取り戻したい。

そんな感じで一念発起、出来る事から取り組みました。

底床交換~スドーメダカの焼玉土茶

取り敢えず苦し紛れで入れたピュアブラックを別の底床にすることに。

ピュアブラックは要は炭を砕いたものでソイル、砂とも違う底床でした。

炭なのでかるく、水替えの際にも舞い上がったり、断面が光っていたり、炭の機能として有効期間が短い等およそ底床にはあまりふさわしくない素材だったので違うマテリアルにする事で心機一転しようかと思いました。

もう少し明るい感じの底床にしようと思って探してたんですが中々お眼鏡にかなうのが無くて消去法でこれに。

土を焼成して粒化したもので一般的にソイルの一種になるんでしょうか。

ショップの中で一番めぼしかったのでピュアブラックをコレに変えてみようと思いました。

底床交換前(ピュアブラック)

底床交換後(メダカの焼玉土茶)

イメージチェンジとしては成功したかなと思います。

焼玉土もビジュアル的にもイイ感じですが、耐久性が気になるところ。

いずれ焼成されたものが土化しておそらく泥化してしまうと思うのですが、それがいつになるやら。

で底床を変えたのは良いけど依然殺風景な感じは否めない。

というのも流木はコケがまとわりついたり、水をよごしたりしたので撤去。

ミクロソリウムもいろいろ病気になったりで撤去。

気が付けばすっからかんという状態に。

まあ熱帯魚そのものを楽しむベアタンクとして考えればいいのかもしれないけど、味気ないのが日に日に我慢ならなくなってきた。

そして或る日急にイマジネーションが湧いてきて実行する事に。

溶岩石を組んで配置してみる

流木を水槽で管理するには前述したように管理がメンドイ。

となれば他のマテリアルとしては石か。

Amazonで探してみるとよさげなのを発見しました。

50から150㎜で5kgで2300円ほど。

かなり安い。

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実際に届いたパッケージの重量も5kgと偽りはナシ。

中身的にはこんな感じでした。

15cmくらいの大サイズが1個と中サイズが5個くらい。

あとは10個くらいの小サイズがはいっていました。

コンディションも悪くはなく、汚れとかもありませんでした。

カタチも丸みを帯びたものは余りなく直線的なソリッドな構成の石が多くみられました。

これらをこんなゲート型に組んでいきたいなあと。

石を接着するのに用いるのは

以前に流木でも試したカミハタの瞬着セット。

補助材の綿状のものに瞬間接着剤を流し込むと化学反応で激しく発熱し硬化するといった具合で通常接着が難しいマテリアルを結合する事ができます。

この補助材と瞬間接着剤の作業時は本当に注意しないとやけどのおそれがあるので要注意です。

また発熱時に煙のようなものもでるので出来れば屋外の風通しの良いトコロで作業すると宜しいでしょう。

 

ちょっと見え辛いですが、こんな感じに石組みしました。

一番大きいサイズの石を天板に配置して中サイズのを脚に利用してゲート型に。

補助材入りの瞬着で固定しているとはいえ絶対的な接着力では無いのでこれだけだとすぐに外れてしまうので

シーリング材で隙間を埋めます。

いちおう水槽内に入れるので防カビ材の入っていないものをチョイスした方が賢明かと。

隙間にガッツリ押し込みます。

シーリング注入後乾燥させるのに1週間くらいは念のためほったらかしにしておいた方がいいでしょう。

乾燥後はしばらく水に漬けて問題が無いか確認します。

よく水洗いして完成。

石組みからここまで結構時間がかかりました。

溶岩石ユニット水槽に投入

だいたい思いついた当初からはイメージ通りかなと。

あとは向かって右側の脚が結局重さに耐えきれずにシリコンと接着剤が水槽に入れる時切れてしまいました;

レイアウト的には前よかマシにはなったんだけども何か物足りなさが・・・

エンゼルふたたび~ブラックベールテールエンゼルフィッシュ導入

いろいろ考えてみて足りないパーツとしてはエンゼル何だろうなと。

カラシンたちも良いサカナなんだけどやっぱりエンゼルの穴を埋めてくれるまでには正直至らない。

申し訳ないけど。

という訳で久々にショップにおもむくことに。

まあそこで運命的な出会いをするわけですよ。

比較的リーズナブルにブラックベールテールエンゼルフィッシュをゲットです。

以前のブルーベールテールのほうは1500円くらいしたっけかな。

680円というとミックスエンゼルと変わらないくらいのプライス。

おそらくですがフルブラックとか完全なベールテールを育成している中のハネ個体方お思われますが私からしてみたら充分です。

実際に導入したエンゼルを水槽投入してみたのですが、やはりカラシン水槽と化した中ではアウェイ感が否めない。

カージナルなんかはエンゼルのヒレをつつくやつも。

餌を与えてもカラシン達に奪われてエンゼル達に届かない感じ。

ブルーエンゼルの頃と比べてカラシン達も増えてるし、より多勢に無勢状態。

よくよく考えてみたらエサやりのマネージメントとか、別水槽にした方が良いかなと思うように。

色々考えた挙句60cmはエンゼル水槽に、カラシン達は30cmキューブ水槽を立ち上げてそちらに引っ越し願う事に。

割れながら主人のわがままにつきあってもらう熱帯魚たちには気の毒だなとは思うけどモチベーションを保つため。

よりよい水槽環境を目指しての事であります。

エンゼル(シクリッド+コリドラス)水槽とカラシン水槽

独立した30cmキューブのカラシン水槽。

少々手狭だけどこれはこれで良かったかもしれない。

ブラックエンゼルも専用とするのが決まって3匹追加して6匹態勢に。

これと住人はスーパーローズレッドディスカスとコリドラスたちに。

カラシン達が居なくなっておだやかな水槽環境が訪れました。

ディスカスとエンゼル達のいさかいも無く、コリドラスとも当然ながら問題はありません。

同種同士の争いも今のところは見られません。

ただブラックエンゼルを導入してまた新たな問題というか懸念事項が勃発します。

バックスクリーン問題~サンデーシート投入で黒から白バックへ

今まで思い返してみると真っ黒いサカナって飼育した事が無かったと思います。

それが移り行く価値観の中でブラックエンゼルを見つけて一目惚れするわけですからよの移り変わりというものはわかりません。

それはそれとして、ブラックエンゼルは黒い、そしてバックスクリーンも黒い。

これは何を意味するかというと非常に写真が撮りにくいという事。

コントラストが無くて超絶写真が撮りにくい。

ISO上げたり下げたり、露出を上げたり下げたり、何をやっても思い通りには撮れない。

なのでココは思い切ってバックスクリーンを変えようと決めた。

バックスクリーンはサンデーシートにして水没させる

60cm水槽には既にカッティングシートでバックスクリーンを貼ってある状態。

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とりあえずこの背面の黒いカッティングシートをそのままにバックスクリーンを変えようとした場合、当然ながら水槽の背面に何かしても黒が邪魔して変更出来ない。

なのでレイヤー的に手前側、つまり水槽の中にドボンさせなくてはバックスクリーンの色を変える事が出来ないことに。

水没させるため素材によっては比重が1を下回る場合浮いてくる事もあるのでそこら辺意識して素材を選ばなくてはなりません。

今回もサンデーシート(塩ビ製)にしたので比重は1.4水に沈むし、耐水性も問題ナシ。

サイズと厚みが異なっても同じ価格ってどうゆう事?

サンデーシート(塩ビ板)の450×600ってのが60cm水槽にはピッタリ。

厚みは0.5ミリもありますが1ミリのほうがバタつかなくていいかも。

問題は水中に入れる事で、ガラスパネルの内-内に余裕を持って投入できるようにする事。

具体的に言うとガラス水槽の内側パネルのコーナーにはクリア三角コーキングがされていて内寸より若干コーキングしろが広がっている。

のでこのコーキングしろより若干の余裕を持ってサイドの寸法を決める。

天地方向に関しても若干の余裕を持った方が良いかも。

今回は底床があるのでビッタリサイズで無くてもある程度下側は隠せるので少々短めにしました。

アクリサンデーの切断にはこの専用カッターを使います。

が中身は普通のPカッターっぽいので代用品があればそれを使っても宜しいかと。

厚みのあるものは何度も力を入れずに引いて切っていく感じでしょうか。

バックスクリーン効果

バックスクリーン黒(上)/白(下)です。

何とも言えない無機質感が漂いますが、エンゼル達は遥かに見易くなりました。

白いバックはコケや汚れた超目立つ半面ガラスの映り込みが少ないとうメリットデメリットありますが写真撮影難易度は劇的に低減されたので良いのかなと。

映り込みを心配しなくていい分セッティングの幅も広がります。

黒バックの時はマジで何百枚写真撮ったか分かりません;

大切に育てていきたいですね。

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水槽にバックスクリーンを貼って底板も変えてみる

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毎日水槽を眺めていて、なにかぼんやりとした感覚にとらわれる時があります。

なにか違うんだよなーと。

なにかが物足りない。

ていうかマンネリ化したのかもしれない。

何が原因かはわからないけどとりあえず水槽のイメージを変えてみる事にした。

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その目論見とは

・バックスクリーンを貼る。

・底板を導入してみる。

と言ったカンジ。

とはいえこれらは本来水槽を立ち上げる時に行われなくてはならない作業かと思う。

これを運用中の水槽で行う事はどんな状況になるのだろうか。

という事で途中なれど思い立ったら吉日、上記2項目をやってやろうじゃないのって事でレッツチャレンジ。

①材料の用意

なによりまずは材料が必要。

バックスクリーンの材料と底板の材料。

ぶっちゃけたった2点のアイテムでイメージを変える事が出来る。

費用対効果はバツグンだ。

 バックスクリーンの材料

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バックスクリーンの材料は

カッティングシート(好きな色の)
だけ。

たぶんホームセンターにいけばたやすく手に入ると思います。

通常は切り売りしてて、たぶん1mで500円もしなかったと思う。

45cm幅なんだけど、実測は46cmくらいあって、高さは一般的な水槽全てをカバーできると思う寸法。

これを買ったのだいぶ前で、カッティングマシン用のカッティングシートを切らして泣く泣くホームセンターの大きいのをカッティングマシン用にサイズを落として使っていたものです。

バックスクリーンと言ってもアクアリウム用品で同様の商品があると思うけど、結果としてカッティングシートを選んで大正解だったと思います。

こういうアクアリウム売り場に売られてる奴は単なるプラスティック製の薄い板なので何らかの方法で水槽に固定しなくてはいけないです。

ピッタリと固定するには難しく隙間に水が入ったり、汚れが入ったりして景観を損ねる可能性があります。

その点カッティングシートだとピシッと貼り付ける事が出来、水が掛かっても問題ありません。

とりあえずバックスクリーンの材料はカッティングシートです。

45cm幅のが1mあれば充分だとおもいます。

底板の材料

そもそもなぜ底板とするのかと言うと、オールガラス水槽を持ってる方はご存知かと思いますが、底面の場合は底に黒いものを敷いていてもガラスの反射で遮られてしまい、効果が無い事です。

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このように水槽の下には黒いパッドを敷いているんだけども照明の反射でもって白っぽくなってしまう。

なので必然的に水槽の下では無く、水槽の中に設置しなくてはなりません。

この材料は

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これも大きめのホームセンターで手にはいる塩ビ板です。

60cm水槽用としてはこの910×600㎜が適合します。

いろいろホームセンターに行けば材料がありますが、気を付けたいのが比重

似たようなものでポリプロピレン製の板があったんですが、ポリプロピレンは比重が0.9と軽く水に浮いてしまいます。

対するこの塩ビ板は比重が1.4と水に沈むので耐水性、コスト等鑑みて塩ビ板がベターな選択かと思います。

この塩ビ板は両面がツルツルグロス仕様で水槽に入れた場合反射するのでは?とおもいやすってみましたが、水に入れた場合研磨してもしなくても変わらなかったというトホホな結果でした。

②材料の加工(カット)

上記2点のアイテムを入手したら、カットするのみです。

バックスクリーン用のカッティングシートは

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私の場合オールガラス水槽で厚みが5㎜程あります。

最初から内側に若干小さいサイズにしておいて貼ろうと思いましたので今回の数値は

幅592㎜×高さ390㎜ にしました。

幅で言うと4㎜ずつ内側に入り、高さは上を2㎜ほど隙間を空け、残りが取り合いの感じです。

底板のカットは

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何回か修正したので正確な寸法は測り忘れましたが、

幅585㎜×奥行き287㎜

くらいのサイズだったと思います。

かなり水槽の内内サイズより小さくなってますがあるていど小さく切らないと底のコーキングすそに干渉してしまうため、思い切って小さくする必要があります。

ここら辺は実際に水槽をカラにして計った方が良いですね。

線をまっすぐ引くコツ

 余談ですが今回もそうですが、何かを切ったりする場合、線をまっすぐ引いて切る必要があります。

そこでマーキングのコツを載せておきます。

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こうやって線を引こうとする場合、線を引く為にすくなくとも2カ所以上のポイントが必要となります。

その時マーキングで例えば

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こういう風にピッと線を引いた場合、厳密にいえば書き始めのポイントと書き終わりのポイントではけっこうな誤差が出る可能性があります。

どこを基準にすればいいかわからない。

そこで

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マーキングする際に、こうして線をV時に二本引き、交わったところをポイントとすれば絶対点を得る事が出来ます。

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あとはV時の交点を目掛けて線を引けば限りなくマーキングに忠実な線を引くことができます。

異常余談でした。

 ③水槽内をカラにする

材料が揃ったら後は水槽に取りつける訳ですが、バックスクリーンはそのまま貼ろうとも検討はしたんですが、どう考えても無理っぽい。

ので水槽をカラにする必要が生じます。

この事態を見越してか?ベアタンク化しているとは言えかなりの労力を必要とすると思われます。

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20Lタンクが2つ、20Lバケツ1、17Lバケツ1、10Lバケツ1、7Lバケツ1。

だいたい100Lくらいはカバーできる総量です。

生体の避難場所は30cmキューブを用意。

しばらくは狭いですがこちらに退避です。

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ここまでの行程は意外にあっさりと進みました。

しかし熱帯魚をやってて一番嫌なのがサカナを網ですくう時です。

何回やっても好い気はしないです。

なのでお祭りの金魚すくいとかも物凄く抵抗があります。

まあそんなこんなで水槽がカラになりました。

④カッティングシートを貼って底板設置

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いきなり一気に貼っちゃってますが、

水槽の背面側を綺麗に洗い、汚れを落としたら石鹸を手に取り濡らした水槽面にごしごしと泡立てるように石鹸を塗り込みます。
そこに裏紙をはがしたカッティングシートを貼付け自由に位置決めして、やわらかいゴムベラで石鹸水を排出させます。

 ママレモン的な洗剤を使うパターンとかもありますが、石鹸はめっちゃやりやすかった。

ポイントとしてはシール面はすべて石鹸水で覆う事。

一部でも石鹸水が濡らさっていない部分があると、その部分が張り付いてカッティングシートが動きません。

たっぷり目に塗っても問題はないので多めに行った方がいいですね。

 また大きめに切ったカッティングシートを貼った後に切るパターンもありますが、この場合だとツラで切る事は出来ても内側にオフセットして切るのは至難の業で、あらかじめひと回り小さめにして切るのが吉と思います。

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底板に関しては切ったものを置くだけです。

コーキングで固定する人もいますが自分は今後の事も考えて単に置き敷きとしました。

カッティングシートは気泡とか入ったりするかなーと思って警戒してましたが、非常に簡単にできましたね。

今回は黒を使用しましたが、青、白等好きな色で対応できるのもカッティングシートの良いところ。

しくじってもそれほど粘着力は強くは無いのでリカバーも容易でしょう。

⑤全てを元通りに戻す

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後は退避していた水草、生体、機器類を戻すだけです。

黒バック、黒床はかなりシックな装いとなった印象です。

ビックリしたのがミクロソリウムやアヌビアス等グリーンのコントラストが鮮やかになった事。

緑がガツーンと目に飛び込んできて新鮮です。

またカラシン達も何もバックスクリーンが無い時よりは色鮮やかさが増したと思います。

苦労しましたが、イメージチェンジにはバッチリの改修となりました。

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1カ月ランニングコスト50円!?驚異のコスパ 化学反応式CO2生成器ジェネレーター PRO-D601sの重曹・クエン酸交換

ブログには上げてなかったけど、化学反応式のCO2生成キットのレビュー動画を以前投稿しました。

稼働から早くも3カ月が経過し、圧力も底をついたので燃料(重曹・クエン酸)の交換を行ってみたいと思います。

正直こんなに長く持つものとは思いませんでした。

3カ月間ノントラブルでありがとう。

ちなみに添加タイミングは照明と連動で1日5~6時間程度の添加。

添加速度は当初は2秒/1摘くらいのスピードだったんだけど、最終的に4秒/1摘くらいの速度に調整してます。

肝心の効果のほどなんだけど、正直CO2添加の恩恵を感じられるまでには体感レベルでは至らなかった・・・というのが正直なところ。

ていうかミクロのブツブツ病やシダ病が発生してそれどころで無かった部分もあったので正確には判断し難いところ。

これに関してはまた別記事で取り上げたいと思います。

まあウチの場合陰性しか無いですからあまり参考にはならないと思うんですけど。

レギュレーターの取り外しは気を付けて

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 ゲージの圧力もほぼ0を示し、バルブカウンターからも電磁弁が解放してても添加は無い。

なので重曹・クエン酸を交換しようと思ったわけなんだけど。

バルブカウンターから放出されてない=タンク内圧力が0.

と普通なら判断するところでしょう。

実際ゲージも0”近く”を示している。

ここでちょっとしたトラブルというか、出来事があったので記しておきたいと思います。

めんどくさがらずにバルブカウンター取付のワンタッチコネクターのところで残りのCO2を排出しておけば良かったかもしれない。

今回はタンク内圧力がほとんど残っていないだろうと判断して、やおらレギュレーターを廻し始めた。

ところが固い。

クッソ固い。

こんなに締め付けたかなってくらい固い。

ていうかネジ山がゴリゴリしている感じ。

何かの違和感を感じつつも、とりあえず緩めてみる・・・

緩めだした途端、

ブヒーー 

とCO2がそれなりの圧力でレギュレーターの隙間から噴出した。

?!

圧力計は0を示してるのに?!

この圧力具合からいくと6kgくらい(0.6Mpa)はあるんじゃなかろうかってな具合。

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ボンベとレギュレーターのOリング、パッキンが飛び出てきた。

確かにゲージをみると、緑の部分が終わって黄色のゾーンがなにやら書かれている。

ああそういうことか・・・

よくみると10からは2毎の目盛になっている。

10からしたはピッチが狭い。

つまり1毎となっていると思われる。

(10以上は12,14,16,18,20・・・、10以下は10,9,8,7,6,5)

なので黄色のゾーンに入ったらタンク内には5kg(0.5Mpa)は入ってると見るべきだった。

黄色のゾーンは決して圧力が無くなってはいないという事を認識しておかないといけないね。

バルブカウンターが作動してないから、カラだと思ったんだけど、電磁弁の最低作動圧力や、ディフューザーの作動圧力等々押し込めない要素があったらしい。

とりあえず今回は大事故にならずに済んだからアレだったけど、次回からはタンク内圧力を解放してから、レギュレーターの取り外しを行おう。

圧力が抜けてからはレギュレーターはスルスル廻りました。

ネジ山に圧力が掛かってゴリゴリしていたらしい。

クエン酸・重曹交換準備

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取り外したレギュレーター直下にはドライビーズが封入されたステンレスフィルターが。

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なかのドライビーズ。

別に湿ったカンジも無いので、作業中バラバラにして最低限乾燥させる。

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化学反応式CO2添加の最大のキモ、重曹とクエン酸。

ダイソーで重曹500g1袋とクエン酸200g1袋を100円で購入。

タイトルの50円/月という事は、重曹とクエン酸それぞれ200gを使用する訳なんだけど、これが3カ月持った(2020/11月~2021/2月)ので、今回購入した重曹(500gなので2回分、正確に言えば2袋で5回分になるが・・・)は2回使えるので1回分200gは50円として、クエン酸200gが100円なので3カ月に要した(要する)費用は150円

ひと月に換算すると50円といった計算。

先ほど書いたように添加量や添加時間によっても消費量はかなり左右されると思うけど、例えばミドボン小型カートリッジタイプに比べて圧倒的なコスパだと思う。

 

あとは重曹・クエン酸をいかに安く手に入れるかが更なるコストダウンにつながると思う。

ネットでも探してみたけどダイソーの重曹の500g100円ってのはかなり安いと思う。

あとはクエン酸がせめて400g100円ってのがあれば2回は行けるのでありがたいところだけど。

3カ月経った 圧力タンクの中身は?

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ネットでの情報では、重曹とクエン酸が結合?した結晶状のようなものが底部に固まりとなってこべりついて取るのに難儀したとの情報を見たことがあるので、内心覚悟してた。

固いのをつっついて取り出すダルイ作業を。

だが心配は杞憂に終わった。

写真で撮影する事は出来なかったけど、底の方には結晶化したものは付着はしていない。

ただ重曹クエン酸水の底の方にカラカラいってるようだ。

取り出してみると

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ちょっと調べたけれども、そもそも重曹とクエン酸を一緒に混ぜるという行為が世間一般では禁止されている行為というか、そもそも誰もやらないだろう。

てことで重曹とクエン酸を併せてできた結晶のようなものが何であるかは調べる事ができなかった・・・

物凄く硬くて水には溶けないかんじ。

これがタンクの底にへばりついてたら非常に厄介だったかもしれない。

CO2発生に必要なもの

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このPRO-D601Sで1回分のCO2生成を行う材料は
・重曹 200g

・クエン酸 200g

・水 300ml(反応を遅らせる為冷水が良い)

たったの3アイテム。

クエン酸は200gのパックだったから計量いらずでそのままの量を投入。

重曹は200gを計量して用意。

水は限りなく冷やしたものを用意した。

で地味に使えるアイテムが写真の左下に見えてる、漏斗じょうご。

一般的なじょうごって首(パイプの部分)がほそくて、液体を入れるのは問題ないんだろうけど、粉もの系はすぐ詰まる。

のでこいつはダイソーに売ってたペットボトルにアダプターを介して接続するタイプのじょうごで、首の部分が太い(ペットボトルのサイズとおなじ)

なので重曹、クエン酸を投入する場合でも詰まらないので快適に投入する事ができる。

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投入する場合は一気に入れないで、交互に入れる旨記載されてる。説明書では2回に分けてたけど、もう少し分割して投入した。

粉を入れて、水をゆっくり投入したら速やかにレギュレーターを閉める。

レギュレーターは見失わないように目の前に置いておくとよい。

水を入れた瞬間から反応が始まるので速攻でレギュレーターを取り付ける。

たぶんここでモタモタしちゃうと噴水が見られるかもしれない。

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入れた瞬間に反応が始まり、結露が発生する。

なにかとてつもなく恐ろしい事をしているのを痛感する部分。

結露をするのは最初の数時間だけで、あとは常温に戻りますので心配不要です。

ものの3時間ほどで定格圧力に

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はじめて設置したときは圧力が上昇するのに結構かかった記憶があったけど、今回はスコーンとあがっていった。

時間にして3時間ほどで定格圧力の20kg(2Mpa)近くに到達。

とんでもない圧力が掛かってる事に感心しつつも、無事重曹・クエン酸交換はあっさり完了した。

次の交換は予定で行くと5月か。

 

GEX製アクアリウム用各種フィルター(モーター)能力比較表

以前フィルターでGEXの2045あたりをガチャガチャやってた時に比較用として作ったGEX製から販売されている、さまざまなフィルター一覧を作ってたので載せて置こう。

GEX製のフィルターを購入検討してて比較したい気になる人は参考にどうぞ。

別にGEXのまわし物では無いですが、単に気になったらトコトンいくタイプなだけです。

公式でもあると良いのにね。

良かったらどうぞGEXさん(謎の上から目線)

GEX製フィルター比較表(タイプ別)

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GEX製フィルター比較表(流量別ソート)

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タイプ別(設置形態)に分けたもの、流量別に分けたもの2種類用意させていただきました。

amazonにおける参考価格は、けっこう昔の物なのでアテにならないかも。

多種多用な商品群

こうして見ると流石に国内アクアリウムメーカーのトップブランド。

小さいものから大きいものまで各種フィルターのラインナップは多岐に昇ります。

モーターの品番まで追跡は出来なかったんだけど、細かく性能が違うところもあるのでモーターが一緒でも、インペラーの違いとかもあるかもしれない。

正直自分の目から見ても、こんなに必要なのかといったラインナップです。

 とはいえ合理主義的なラインナップに陥ってもおかしくない昨今の情勢で、ここまで商品群を展開してくれるのはメーカーとして非常に気概を感じるところです。

 良い悪い、好き嫌い等抜きにして日本のアクアリウム業界に於いてGEXが担う役割はこの表から見ても非常に大きなものと言えるでしょう。

大阪を本拠にする会社なのかどうなのか、商品名にいささかクセがあるものも多くパッケージ含めて賛否両論あるのかもしれない。

たとえば外部フィルターのメガパワーシリーズとか小学生とかならまだわかるけど、大の大人がアクアリウムを趣味と考えた場合、手を伸ばすのは躊躇われるぜよ。

まあこれはGEXだけに限らず、日本の製品ってパッケージング、あるいはブランディングが苦手、あるいは軽視してるのが目につきます。

コスパ最強!オススメのGEX製フィルター

この表を作ってて気が付いたんですが、GEX製品の中でモーレツにコスパの良い商品を発見しました。

前述の2枚目の流量別の表をご覧ください。

流量が時間当たり500L以上のレンジで燦然と輝く商品がひとつ。

コスパが物凄く高いe~ROKAイーロカPF701

流量が上がるにしたがって、当然金額も上がっていくもの。

最高峰のレンジともなると10,000円を睨みつける商品もチラホラ。

その中でポツンと1,000円台の商品がw

我が目を疑いましたが確かにamazonなどでも1,500円前後で購入することが出来ます。

具体的に検証しますと、イーロカPF701のスペックは

・PF701

 流量:570/660L 

 消費電力:8.0/7.5W

であります。

おなじような性能の外部フィルターの9012と比較してみましょう。

・メガパワー9012

 流量:510/558L 

 消費電力:18.0/19.0W

 まあモーターだけの比較にはなりますが9012を完全にノックアウトしてます。

パワーがありつつ、消費電力は半分以下。

なんやねんこのバケモノ。

つまりメガパワー6090のモーターをPF701に換装すると、ろ材容量を抜きにすれば9012以上の外部フィルターが出来上がります。

実際その高い能力で上部フィルターの替えポンプとしても活躍してる情報もチラホラ。

本来買って試してみてがブロガーなり、Youtuberなんだろうけど正直商品レビュワー専門みたいな感じにはなりたくないんです。

実際に自分で使いたい商品のみをレビューしていきたいと思ってるので、PF701が良いモノだとしても今現在のシステムには組み込む余地が無いわけで。

と書いてて思ったんですが、ひょっとしたら近いうちにレビュー出来るかどうか可能性がありましたわ。

という事でその商品名は完全にすべってますが、あなたの水槽にイーロカPF701いかがですか?

最悪なアクアショップ

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最悪なアクアショップがあります。

 

ひょっとしたらノンフィクションかもしれませんし、フィクションかもしれません。

その程度の話でシケた話です。

儲からない熱帯魚

熱帯魚を取り扱うショップがこの10年くらいで私の地域では猛烈に減りました。

大小合わせて生き残ってるところって全盛期の1/3くらいですかね体感的に。

背景には消費者のアクアリウム離れと言ったところでしょうが正確なデータは無いので主観、体感の話です。

考えてみれば1匹何万円もするディスカス、アロワナが売れればそれなりの売り上げも見込めるかもしれませんが、そんな高級魚ポンポン売れるとも思えません。

おそらく一番売れると考えられるのは、金魚、メダカ、熱帯魚でいうとネオンテトラ、グッピーでしょうか。

これらの良く売れるサカナの特徴としては、価格が安い、丈夫、比較的長生きと言ったところでしょうか。

よく売れる低価格帯のものが長生きされては生物学的見地からすれば宜しい事なんでしょうが、ビジネスとして考えた場合非常に効率が悪い事になります。

缶ビールや缶コーヒーと言ったものは低価格ながら毎日消費されるものだからビジネスとして成り立っている。

対する観賞魚はエサ金でもない限り自然に淘汰するスピードが年単位。

アクアショップってどうやって食っていってるのか不思議でたまりません。

例えば出張サービスとか、設置サービスとかレンタルなんかで各社工夫はしているとは思うんですが熱帯魚は他のペット同様、維持にそれなりの金が掛かります。

こうしてアクアショップがひとつ、またひとつと店を閉じて行った歴史があります。

うまれないイノベーション

アクアリウム、熱帯魚が廃れていると他に痛感できる点としてアクアリウム機器にあります。

毎年iPhoneの新商品はリリースされるのに対し、外部フィルターは何十年も前の設計のフィルターを新品として購入する状態。

ガラケーからスマートフォンへ、ガソリン車から電気自動車へ、各分野で切磋琢磨してる技術的イノベーションがアクア業界には微塵も無いと感じます。

新商品を出しても売れない>開発が出来ない>更に売れない。

と言った感じでしょうが、こう書いてて不思議に思ったんですがメーカーで働いてる人ってあおり抜きで何してるんでしょうかね。

現実を受け入れるしかないという事

アクアリウムを取り巻く情勢は厳しいと思いますし、今後さらに厳しさは増していくでしょう。

ひょっとしたらそう遠くない未来、メーカーもほんの一握りになり、販売店もネットでしか買えない状態が来るかも来ないかもしれません。

それはそれで仕方が無いことなのかもしれません。

かつての駄菓子屋しかり、ファミコンショップしかり、レンタルビデオ屋しかり。

淘汰されていくのは仕方のない事なのかもしれません。

なのでこうした現実を受け入れるしかない訳です。

最悪なショップとは

つまり、たとえ最悪な店であろうと生体、関連商品を買える数少ないショップであるわけで潰れてもらっては困るわけです。

悪いところは目を瞑りながらも利用するしかない・・・

ですが目も瞑り切れなくなった部分もあるのでここらで少しこぼそうと思います。

・半数以上が白点病が発生していたことも

あまり具体例を出すと嗅ぎつけられそうなので線引きが難しいですが・・・

酷い時には全水槽の半数以上が白点病が発生していたのを見たことがあります。

例えば丈夫で有名な「あの熱帯魚」でさえ、常時白点病を患っていて、とても売る気があるのは思えない。

可愛そうなのは熱帯魚たちで、おそらく売りに出される間もなく最後を遂げた事でしょう。

それもハンパな数じゃあないと思います。

子供たちが白点病を患い底に横たわり、或いは弱弱しく泳いでる、そんな魚を観てどう思うかですよね。

冒頭述べた通り何も不正を暴くとか、安っぽい正義感を振り回すとかっていう意図ではありません。

ただひたすら繰り返される現実なのかもしれないし、そうでないかもしれない。

・黒ひげゴケ水槽

まるで飼育物かのごとく水槽の正面ガラス以外に咲き誇る黒ひげコケの群生。

実に見事なもんです。

値段が書いてないので売り物で無いのが残念なくらい。

いっそポップをつけて置いたらマニアの人が買ってってくれるかも。

例えば、私がショップの店員だった場合、てんちょーウチの水槽どれもこれも汚ねぇーから綺麗にしておきますか??

くらいは言ったかもしれない。

この場合黒ひげコケ水槽の顛末としては

・黒ひげコケを理解はしているが皆見て見ぬふり。

・水槽は綺麗にしておけと指示は出てるが現場レベルの怠慢。

・誰かがやるであろうから放置。

・あえてどこまで成長するかやってみねの感覚。

・そもそも黒ひげが趣味。

思いつくところでこんくらいかと思われます。

にほんの縮図をみた希ガス

このあるか無いかわからないアクアショップに現在の日本の縮図を見たような気がします。

誰かが少しでも努力すれば済む話なのに、誰もしない。

せめて取り繕うという気さえみせず開き直りすらする。

ただ当ても無く働いているだけ。

何だろうなー。

この無気力感というか無指向感というか。

ひたすら大なり、小なり身の回りにはびこっている感じがあります。

これが時代なのかもしれません。

 かつてラジオ人生相談の方のセリフとして

変えられないものは受け入れるしかない

とのセリフが思い起こされます。

 

フィッシュレットの導入とドレン排水計画でフンの強制排出を行って水換えを超絶楽にし隊

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先日フィッシュレットという投げ込みフィルター亜種を設置し、かつドレン配管化を行ってフィッシュレットに集められたフンをバルブ操作でもって排出出来る様にして、フィッシュレットを水槽から取り出さずにメンテを超絶楽にした後日談を今回はお届けしようと思います。

結論から言うと、フィッシュレットの導入は目を見張る効果が有り、またドレン配管は水換えを飛躍的に楽にしてくれた装置になりました。

フィッシュレットとそのドレン配管はネット上でも非常に有名な改造、加工にはなりますが私なりにお伝えする事が出来たらと思います。

フィッシュレット導入に至る経緯

まずフィッシュレットを導入する経緯としては、我が水槽ではエンゼルフィッシュとディスカス、そして一匹だけではありますがブッシープレコを飼育しております。

エンゼルとディスカスに関しては冷凍アカムシ、ハンバーグを中心に給餌しており人工餌はコリドラスのタブレット以外は喰ってくれない状況です。

そういう状況なので水を汚し、またフンの量たるやバクテリアの分解が追いつかない状況です。

加えて一匹しかいないプレコのフンの量。

プレコに関しては常時フンが出続けてるのでは無いかというくらいフンをしまくります。

ぶっちゃけプレコには何もエサを与えておりません。

ひたすら流木やガラスにひっついてツマツマしててこのフンの量ですから何かを喰っている事は間違いないのでは無かろうかと思いますが、導入前はこんなにもフンをする生体とはまったく想像できませんでしたね。

そんな感じで当水槽のフンの生産量は目まぐるしく、なんとかしようと思って目をつけたのがフィッシュレットと言う訳であります。

エイトコアSでは焼け石に水状態

フィッシュレット導入前には試験的に投げ込み式フィルターの水作エイトコアSを稼働させておりました。

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ポンプはおなじく水作のSSPP-7Sに接続して稼働させてましたが、ご覧の通り7Sでは60cm水槽の水深だと圧倒的に力不足。

 

ただそれなりにフンを集めてはくれてるけれども・・・

そもそもがサブフィルターにしてもエイトコアSだと荷が重いのかもしれない。

という事でフィッシュレット導入にあわせてエアーポンプも一新することに。

フィッシュレットおよびドレン配管材料

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今回導入したアイテムとしてはこんな感じ。

 

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メインのフィッシュレットとオプションパーツになるパワーリフトという集塵効果を高めるパーツを併せてゲットしました。

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吸引力30%UPと高らかに書かれていますが、ノーマル状態で運用したことが無いので真偽のほどは不明。

エアーポンプに関しては迷ったんだけれども、最終的に静穏性を重視して鉄板中の鉄板、水作のSSPP-3Sにしました。

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フィッシュレットのエアーポンプ吐出推奨量は3000㏄/分

いちおうフィッシュレット運用にあたって推奨されているのが3000㏄/分以上のエアーポンプを使用する事とあります。

で肝心の3Sを見てみると最大で(調整可能)2500CCしか能力がありません。

しかも7Sと比べてわずか500㏄程の違いしか無く、ミスったかな・・・と一瞬考えさせられましたが杞憂に終わります。

ハッキリ言って7Sと3Sは全くの別物です。

3Sは7Sと比べて遥かにパワーがあって気泡、エアーの量が根本的に違います。

スペック上では500cc程の違いですが、体感倍以上違う気がします。

あぁもっと早く3Sにしておくべきだったと後悔させるくらい3Sは素晴らしい。

やはりアクアリウム界の中でも群を抜いた信頼性、高評価アイテムであることに疑いは無かったわけです。

駆動音も無音とまではいかないですが7Sと比べても寧ろ静かなくらい静音設計。

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左が7Sで右が3Sなんですが、本体はそれほど違いは無いんですが性能は雲泥の差。

はやくもこれは現時点で2021年勝手良かったものランキング筆頭であります。

ドレン配管の部材

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今回使用したドレン配管の材料の紹介です。

材料としてはHIVPの13というサイズ・塩ビパイプでそろえました。

通常のねずみ色のVPにしなかったのはHIVPの黒(紺)のほうがカッコよかった為。

あとはHIのほうが通常に比べて耐衝撃性を有しているので万が一ぶつけた時とかの破損は回避できるかもという副産物機能もあります。

少しだけ通常のVPに比べて割高にはなるのがデメリットっちゃあデメリット。

サイズはおなじVPなので全く同一です。

今回は使ったのは

・直管2m弱(1m2本)

・90度エルボ 5個

・給水栓ソケット 2個

・バルブソケット 1個

・13ボールバルブ 1個

・ホースニップル1/2×12.7 1個

・VP13サドルバンド 2個

・内径 12㎜ホース 1m

ざっとこんな感じでしょうか。

あとボンドですが一部主要な箇所以外は使用してません。

差し込んであるだけですがここら辺は自己責任を伴います。

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ホースニップルはパイプからホースに変換する継手で下のやつが給水栓ソケットと呼ばれる継手で片側が13の塩ビ差し込み、片側がR1/2のネジが切ってある継手になります。

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末端は内径12㎜のホースになります。

厚さが1㎜の為、エーハイムのやつにくらべれば極薄ですが排出時しか使わないので安物で充分です。

ていうかエーハイムのホースが高すぎな件。

フィッシュレットの構造

 それではフィッシュレットの構造を見てみましょう。

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本体底には6カ所の脚があって、底との間に空間ができるようになってます。

真ん中に空いた穴からゴミが吸い上げられていくかっこう。

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 本体は大きいは大きいけれど、極端に大きいといった印象は無いカンジ。

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エイトコアMと比べてみた。

冒頭登場したSでは無くMの方です。

エイトコアMと外径サイズはほぼ一緒。

高さは1.5倍ほどでしょうかね。

エイトコアでは下部にウエイトとして大磯が詰められてますが、フィッシュレットはセラミックボールというものが封入されてます。

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本体の上の方につまみがあってそこを押すと上部が取り外せるようになります。

黒いコーン部分はゴミを通さず、水だけ透過させるフィルターですが、突起部が非常に小さくてゆびでつまむ事が出来ず、取り外すのにプライヤー状のものか、或いは本体をひっくり返さないと取り外す事が出来ません。

ここら辺本体を水槽から出して毎回こんなかんじでバラすなんてやってられないと思う。

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指さしてる部分がフード状になってて、吸い込まれたフンが上部のコーンにあたって、落ちてきたフンを貯めるいわば”かえし”のようなものとなってます。

この部分は取り外し可能。

フィッシュレットにVPを取り付けるにあたって、この”かえし”が干渉する為に、バルブソケットを加工しなくてはいけません。

フィッシュレットの加工

問題はフィッシュレットにどうやって上記の材料を組み立てていくかという部分です。

実際いろいろな方法はあるんですが、今回はわりかしスマートな方法、バルブソケットと給水栓ソケットでフィッシュレットを挟み込むという方法でドレン配管を仕込みたいと思います。

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まずはバルブソケットという、パイプをおねじ(R1/2)に変換する継手のパイプ側の方が

さきほど紹介したフィッシュレットのかさの部分に干渉するので、ナット部分から上を切断します。

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給水栓ソケットとバルブソケット。

オスとメスの継手。

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このようにフィッシュレットの内側と外側で挟み込み取り出し口を付ける作戦。

このバルブソケットを貫通させるにはおよそΦ20くらいの開口をしなくてはなりません。

この部分がフィッシュレットドレン化の一番の難所であると思います。

Φ20の穴をあける方法はいくつかあります

・Φ20のホールソーを使う。

・ステップドドリルを使う。

・ヤスリでいく。

などなど。

わざわざ今回の為だけにホールソーを買うのも気が引けたので、今回はヤスリというか

リューターに超硬ビットを取り付けて開口しました。

長いので気になる人は動画をごらんください。

バルブソケットはナットギリギリで切らないと干渉する

穴の加工は超硬バーでグリっといきました。

で気を付けたいのがバルブソケットはナット部のギリギリまで切断しないと傘の部分に干渉して傘がうまく固定できなくなってしまう事。

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それを気が付かないで組立てて、干渉する事に気が付きパイプ部分はすっかり綺麗に切断しておきました。

これを本体に組み込むと

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ご覧のようにバルソケと傘の離隔はあっても2㎜位のクリアランス。

ギリギリまで切り詰めなくてはいけないのはこのため。

とりあえずフィッシュレットの塩ビパイプの取り出しは完了です。

ここまできたらもう完成間近。

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あとは塩ビパイプでつないでいくだけ

あとはフィッシュレットを水槽に投入し、実際の配管ルートを計算してパイプを切ってエルボで繋いでいくのみです。

人によっては設置位置、配管ルート様々なケースが考えられます。

私の場合はフィッシュレットは流木の後ろに配置できるスペースを見つけたので、その場所に設置して配管に関してはメンテのしやすい位置まで配管しました。

ポイントとしてはエルボ、継手にどれくらいパイプが刺さり込むか長さを確認しておく必要があります。

塩ビの切断に関しては

こういったパイプカッターを使うと綺麗に切断する事ができます。

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あらかじめフィッシュレットの固定させたい位置を決め、差し込み量を考慮して配管ルートからパイプサイズを切り出していきます。

私の場合は背面だと作業性が悪いので、横方向に向けて伸びて、突き当たってから水槽の壁沿いを上昇して水槽の外に出すルートにしてみました。

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ちょうど吸水パイプの後ろに隠れるようなナイスな位置です。

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立ち上がってエルボーエルボで、下部へ降下していきます。

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設置しているラックの下部まで来たところでエルボで横向きに配管します。

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エルボで横方向には好きな角度で配管出来るので、私の場合は2236の上空を通過する斜め横で配管してちょうどバケツを置くあたりの直上まで配管しました。

エルボの手前にボールバルブを設置しました。

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エルボの先には給水栓ソケットにホースニップルをねじ込んでホースと接続。

ドレン配管の末端になります。

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最終のバケツの設置個所の直上にホースを配置。

ホースが長くとぐろを巻くのがあまり良い光景では無いので極力ホースを短くさせる方向にしました。

かなり気にいってます。

あとは排出に関しては外部フィルターでおなじみのサイフォンの原理を利用します。

バルブを開けて、ガッとホースを一呼吸すれば一瞬で呼び完了です。

後はバルブを閉じて置き、しかるべき時に開放する訳です。

果たしてフィッシュレットの実力は?

配管はうまくできました。

問題はフィッシュレットがきちんとフンを集めてくれない事にはせっかくのドレン配管も無意味。

という事で一日フィッシュレットを稼働させた状態がこちら。

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いっさい底の掃除はしてないです。

いやあーーたまげたなあて感じです。

いっさいのフンが無い!

あれほど大量にあったプレコのフンやぶっといエンゼルのフンも全く見当たりません。

こいつはすげえ働き!!

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目立たないように流木の影になるよう設置してるのでフンの溜まり具合の全貌は確認する事が出来ませんが、隙間から垣間見えるフンの量たるや・・・

一日のフンの量がこんだけなのかと改めて認識させられるわけです。

賛否両論あるかもしれませんが、私は底床を取り除いて正解だったと思います。

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バルブ一ひねりでバケツに排出完了です。

その勢いたるやかなりの排出量でプロホースの比では無いです。

これ17リットルバケツの半分ちょいで10リットルくらいなんですが、速攻でこれくらいの量は排出されます。

これによりフンの排出が水換え含めて非常に楽になり、設置後ほぼ毎日10リットル前後こまめな水換えをしております。

プロホースをセットする煩わしさが無くなり、バケツにホースがセットされてる事を確認して排出に20秒ほど、排出された水を捨てて新しい水を水槽にセットするのに要するのは5分もあれば完了します。

なんか楽に水替えできるフィルターがGEXから出ていたような気がしますが

そっちが3秒でスタートできるんなら、こっちは1秒で排出できるわよ!

しかも水換えの必要性の低い飼育水のみの排出ではなく、汚れの根本たるフンやゴミの排出をメインに行ってる訳だから効率も良い。

フィッシュレットの導入とドレン化にして心の底から良かったと思えました。

この模様は先刻動画に上げておりますのでよかったらご参照ください。

それでは!

www.youtube.com


 

外掛けフィルタープロフィットX2のハイドロポトスを鉢植えに~外掛けは物理特化型に

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先日選定したポトス・エンジョイの余った節を外掛けフィルターのボールろ材をハイドロボールに見立てて、擬似ハイドロカルチャー化して育成しておりました。

使用している外掛けフィルターはこちら

 

水槽内の不要な富栄養分を生育の速いポトスの力を借りて吸収、処理してもらおうという魂胆です。

アクアリウムと観葉植物という私の中では垣根を超えた趣味の融合と申しましょうか、違う趣味が交差するってのは感慨深いものがあります。

で今回はこの外部フィルターのハイドロカルチャーをおよそ2カ月間の期間をもって終了する事にしました。

外掛けフィルターでハイドロカルチャーを辞める理由

外掛けフィルターでハイドロカルチャーを終了する理由としては、

・ポトスがそれなりに生育してきたから

選定して何本かカットした節から根が生えてきて、そろそろ土に植えて落ち着かせてあげようと思いました。

・メンテナンスの頻度をあげたい

私の水槽ではエンゼルフィッシュ、ディスカス、プレコとフンの生成がハンパない水槽で、フィルターの汚れ具合もキツい点があります。

使用しているコトブキのプロフィットX2はストレーナーが底にまでは届かず水中の半ばくらいを吸水するかっこうになりますが、それでもろ材の汚れは相当なもの。

この間何回かそれなりにメンテナンスしてきましたが、もう少しメンテナンスをし易くしたいと思いまして。

・水質の浄化に効果があるかは???

一番の理由としては外掛けフィルターに投入してハイドロカルチャー化したものの、イマイチ水質浄化の手助けとなったか効果のほどが見られなかった点が大きいです。

浮き草のアマゾンフロッグビットは水質の浄化に大きく寄与してくれるのが体感できるほどでしたが、ポトスの場合量が少なかったのもあるかもしれませんが殆ど水槽に変化は見られなかったのがなんとも・・・

なのでこれ以上続行していても無駄だなあという気持ちが強くなりまして、ポトスを鉢植えにしてあげようと思いました。

2カ月でポトスはどうなったのか

選定してから2カ月が経過したポトスの状態です。

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2カ月ともなるとかなりな根を張り巡らせてました。

2カ月前は全く根は生えてませんでした。

がポトスの成育速度、水質具合から鑑みてももう少し成育してもよさそうな条件だったと思われますが何とも・・・

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2カ月前のハイドロ化にする状態。

ろ材もかなり汚れてて、根もかなり汚れが付着してます。

まあそれなりに富栄養化対策としては働いてくれていたのだと思いますが、とりあえずお役目ご苦労様でした。

いざ鉢植えに


鉢はカリシアロザートが以前植えていたものです。

カリシアロザートは外に出しておいて管理の不行き届きでチリジリに・・・

今回はそうならないよう気を付けようと思います。

ごめんよー

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ポトスの中でもこのエンジョイ種は数ある観葉植物の中でも一番のお気に入りです。

小ぶりでウェーブが効いて立体的、斑の入り方も非常に美しい葉姿。

そしてなによりポトス系の最大の特徴である育てやすさ。

まさに強さと美しさを兼ね備えたと言っても過言でも無い観葉植物と言えます。

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置く場所が無いのでデスクサイドに十二の巻とともに。

この子は全ーく成長しないのが気になります。

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剪定元の株です。

ほんのりとした陽射しを浴びて透ける緑がマジで癒しとなります。

上手い詩人であったならここで一句が出た事でしょう。

根回りがパンパンであるはずなのに少しづつ成育してくれております。

こうしてみるとポトスって実に「映える」わけですなー。

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こちらはヒメモンステラ。

大変な事になっております。

記事にしたのはおよそ1年ほど前になるけど、その頃はまだ「ヒメ」モンステラだったけれども。

サトイモ科っていちど成育ブーストがかかると手が付けられないスピードで成育すると思います。

これどこまで行くんだろうなと興味本位で見守っております。

部屋の中がAmazonになるとは。

ちなみに観葉植物には水槽の水を与えております。

チッソ、リン酸、カリウムをほどよく含んだ飼育水となっていると思います。

外掛けフィルターは完全物理ろ過へ

ハイドロカルチャーを取りやめ、カラになった外掛けフィルターは次のコンセプトへ。

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しばらく押入れの奥深くに眠っていたいつか使うであろうと取っておいた洗車スポンジ。

相当日が経ってると思われ。

こいつと。

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2213に使ってたエーハイムメック。

これらを使って構成していきたいと思います。

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プロフィットフィルターは脱着式のサブ室があって、そのサブ室下部からメイン濾過槽に流入する仕組み。

この部分にエーハイムメックを投入。

外掛けなのであまり量は入らないけど、物理ろ過には定評のあるメック。

少ないながらもイイ仕事をしてくれるでしょう。

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洗車スポンジはホントは切って投入したかったんだけど、カットしたのだとプカプカ浮いてしまって位置を保持できなかったので、ここは贅沢に一枚モンでいこうと。

結局メインフィルターでないから、かなり遊べるのよねサブフィルターってサイコー。

これでエーハイムメック+スポンジという物理特化型のフィルターが完成した。

生物ろ過に関しては2236のサブストラットが担ってくれているのでおそらく能力的には問題ないハズ。

そこで外掛けにはせっせとフンを回収→メンテ頻度をあげるといったかっこうでとにかくフンの処理をしたい。

いざ稼働

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メックは良いとしても、スポンジのほうはろ材として機能しているのか・・・

と一抹の不安こそあれ、元気に可動を再開してくれたプロフィットX2。

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とりあえずこれで様子を見ていこうと思います。

(フィッシュレットが見えておりますがまた後日・・・)

エーハイムクラシック2213からエココンフォート2236に変更して感じた事 エーハイム60cm級外部フィルター選び

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今まで使っていた外部フィルターの2213の能力的に厳しいと考え始めていたので

昨年末に外部フィルターをエーハイムクラシック2213から同じく同社のエココンフォート2236に変更しました。

変更してからひと月近くがたつので2213との比較等をお伝えしたいと思います。

結論:2213と2236を迷ってるなら2236を買え

まあ最初から結論を言うと導入時に同じようなクラスの2213と2236をどちらにしようか迷っているのであれば、2236にすることをお勧めします。

既に2213を持っていて2236に変えたいという人は、ぶっちゃけそれほど飛躍的にろ過能力が改善する訳では無いので費用対効果は薄いと思います。

 

エーハイムの外部フィルター選び

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新しい外部フィルターを選定するうえで日々比較して作成した表になります。

ちなみに自分の住んでいる地域が東日本なのでこの表は50Hz仕様となってますのであしからず。

まず今回のフィルター選びに関してはエーハイム以外選択するつもりはありませんでした。

かろうじて興味があったのはコトブキのSVXシリーズだったけど、とりあえず今回はエーハイムのラインナップから選ぶことに。

コトブキのSVXシリーズはまともなレビューが無く、特に稼働音の情報が全く得られなく信頼性に欠けていた事、エーハイムのフィルターであればある程度性能が担保されていると見て今回はエーハイムラインナップから選定する事に。

でエーハイムのラインナップから2213以上のものを選ぶとなると60cm級で行くと

・クラシック2215、2217

・エココンフォート2236

・プロフェッショナル4+ 2271,2273,2275

性能向上を見込むなら上記6点が選択肢に入ると思います。

EF500、2232,2234は2213とほぼ同一性能と見て対象から外すことに。

それではシリーズごとに2213と比較してみましょう。

2213 VS 2215,2217

 

クラシックシリーズを正常進化する先として2215、2217と2213を比較してみたい。

先ずは流量から。

2213の440㍑/h、5Wというスペックに対して、

2215は500㍑/h、13W

2217は1000㍑/h、24W

といった諸元に。

2213と2215を比較すると流量が440から500とわずか12%ほどしか向上していないのにも関わらず消費電力は3倍近く。

2213と2217は流量は2倍以上にはなるけど、消費電力は5倍近くにもなる。

2215のほうはろ材も別途で買うと5,000円相当のろ材(メック、サブスト)が同梱されるが、2217は同梱ろ材は無し

加えてクラシックシリーズはろ材コンテナが2213以外搭載されない

 以上の事から2213から2215へのバージョンアップは正直あまり性能向上が見込めないしメンテンナンス性も悪化する。

2217に至ってはそもそも60cm水槽には向いて居なそう。

おそらく2217クラスを所有する者ともなればろ材の何リットルやそこらは既にあるだろうという判断かな。

なのでクラシックシリーズからは選択肢が消える。

2213 VS プロフェッショナル4+シリーズ

 

 

次にプロフェッショナル4+シリーズへのステップアップについて。

これについては今となっては選択肢としてアリだったかもという点も否めない。

流量と効率も2213の効率とそれほど変わらなく優秀。

ただコンテナろ材の比較から言うと、2271では物足りなく、2273か2275が選択肢となってくると思うけど、若干割高感を感じるのが正直なところ。

ろ材もサブストラットの他に、メックプロ、バイオメックと言った他では同梱されないろ材が同梱されるのも魅力的ではあるが。

現時点ではコスパという観点から次に紹介する2236に軍配が上がった格好。

2213 VS エココンフォート2236

結果として2213からのステップアップとしてはこのエココンフォート2236となった結果に。

正直エーハイムのラインナップとしては流量500㍑前後の次が1000㍑クラスと倍増するのでその中間の700~800㍑あたりを加えてほしい部分もあったりする。

2213と2236の比較をしてみたいと思います。

流量は2213比1.3倍ほど向上、消費電力は1.8倍となってるけどまあ許容範囲とみていいかと。

ろ材容量はわずか0.2㍑の向上でしかない。

ほとんど誤差みたいなもの、ほぼ同一。

しかし同梱されるろ材は全て同社のサブストラットプロとなる。

メックが同梱されないのでより生物ろ過に特化した性格の外部フィルターとみていいでしょう。

つまり2213からみて2236にステップアップする事は

・流量が1.3倍向上

・消費電力は1.8倍増える

・ろ材容量は0.2㍑分増える

・ろ材が全てサブストラットプロとなる

冒頭で述べたけれどもこの内容なので正直2213からわざわざ2236に買い替えるという事はあまり得策とは言えない部分が多い。

もちろん性能は向上するのだけれども、とにかくコスパが悪い。

ので60cm水槽で外部フィルターを選ぶとなれば最初から2236を選んだ方が2213から買い換えるよりはまだコスパの観点からいうと良好である。

調べていて思ったんだけど、2213がとにかくコスパが良すぎるが故に他のモデルがどうしても価格的に割高感が否めない部分が目立つ。

EF500と比べても、コンテナ装備、ろ材付きともなると比較にすらならないレベル。

とにかく2213のコスパは優秀だ。

だが2213を安住の地としてはいけない。

旅経つのだ2236というコンフォートの地へ!

いざ!

エココンフォート2236開封 

それではいざ2236を開封していこう。

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今回はエココンフォート用のプレフィルターキットも併せて購入してみた。

2236には4つのコンテナが搭載されるが、このうちの1つとこのプレフィルターキットを交換する。

もともとプレフィルターを搭載しない標準の構成は

・4段目 細目パッド

      サブスト

・3段目 サブスト

・2段目 サブスト

・1段目 サブスト

      粗目パッド      ↑水の流れ 

こんなかんじ。

INされた水はケーシングとコンテナの隙間にそって最下層へ。

最下層から上層に向けて上昇しながら各コンテナでろ過される仕組み。

標準のパッドが最下部と最上部に分かれていたものをプレフィルターでまとめた形になる。

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右のがプレフィルターで、写真でいうと右から左へ(上から下へ)水が流れていく。

でプレフィルターキットの下部のテーパー部分にあたってそのままコンテナの中には入らず、下部へ。

で最下部のコンテナから上昇していくという流れ。

文字に起こすととんでもなくわかりづらい。

プレフィルターキットの仕組みは動画を見てもらった方がわかりやすいです。

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ただプレフィルターキットの粗目パッドと純正の付属の粗目パッドは目の粗さが違うし外周も微妙に違う。

プレフィルターキットのほうが粗く、正面がくりぬかれているのでろ過面積は減少する。

そのかわりメンテ時には最上部なのでコンテナを取り出す事無く、粗目パッドにアクセスできる。

と言う訳だけど、運用しててまあ粗目パッドのアクセスは確かに楽だけど粗目パッドだけ掃除してハイおしまい、とはならないのね。

やはり下のサブストの汚れ具合もせっかく開けたんだし確認したいってことで結局はコンテナをあげるのと、細目パッドにアクセスするのも結局はコンテナを上げないと駄目なため(上げなくても細目パッドは交換できなくも無いが)正直プレフィルターキットは微妙なところ。

ここら辺は運用しつつ判断していきたい。

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ホースは2213とおなじIN/OUTともに12/16㎜のもの。

2213の同梱のものより若干緑が薄い気がする。

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2213との違いはこのストレーナ。

2ピース構造となってかなりデカい。

なんでこんなにデカいのかよくわからない。

水槽に入れるとかなりな存在感に。

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シングルタップとオーバーフローパイプ。

2236はモーターヘッドにシングルタップとなり、プロフェッショナル4+シリーズや他社の外部フィルターとの接続と同じ形をとる。

クラシックシリーズのみダブルタップを採用してるが、シングルタップとダブルタップの違いは

・ダブルタップは好きな位置にダブルタップを設置できるがホースをバラす本数が増える(2本)

・シングルタップのほうがダブルタップより外す時こぼれる水の量が多い。

と言った特徴がある。

まあどちらも一長一短。

ちなみに2236はオーバーフローパイプより先のパーツが同梱されていない。

一般的にはシャワーパイプかな。

なのでシャワーパイプを使いたい人は別に用意する必要があるので注意。

ちなみに私は現在はフレキシブル排水口を付けてるだけ。

シャワーパイプで水流を削ぐより大きな流れを作ろうと画策しててその意図でフレキシブルパイプで吐出方向を変えてるだけ。

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排水パイプはおそらく2213のものと同じだが、EHEIMの文字がレーザー印刷されてる等微妙に違った。

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ワセリンも同梱される。

エココンフォートシリーズはモーターヘッドが上下にスライドする機構をもつのでワセリンが必須。

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パッケージ版のサブストラットプロが3リットル(3箱)付属。

この強力なろ材が同梱されるのもエーハイム製品の魅力の一つ。

他のメーカーはショボイろ材で、まともに揃えるのも別に金が掛かるので効率が悪い。

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説明書は珍しくフルカラー。

力が入ってるね。

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本体は意外なほど軽い(何も入っていなければ)

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モーターヘッド上部にある穴ってなんなんだろうかと考えてたけど、おそらく脱着に使う用の指を入れる穴と思われる。

この特徴的なマルチハンドルは最初に動かす時に何のロック機構も無しにチャイルドロック部分(赤い部分)まで稼働する。

普通の感覚ならチャイルドロック機構は途中では無く、最初からしておけよと思うんだけど。

そもそもマルチハンドルを押し下げるには子供が動かすにはそれなりの力が必要で、仮にそこまで下げられるとしたら最早チャイルドロック機構なんて突破されてしまうだろう。

感覚的に動かす時にロック機構があればよかったと思う。

どうしてもこの部分が納得できないわ。

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モーターヘッドの裏面はモールドが深い。

メンテの時大変そう、と言った印象をうける。

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悪名高きマルチハンドル基部。

何の補強もされていないため、非常にもろいのが見て取れる。

何回か開け閉めして分かった事だけど、モーターヘッドに接続したホースを外さないでシングルタップを閉めたままモーターヘッドを取り外そうとすると空気の逃げ場が無い密閉された状態の為モーターヘッドが動かない。

パニックになって無理やりハンドルを下げる、基部バキーというケースが破損につながるケースだと思う。

自分は呼び水機能はこのハンドルに求めていないので正直このエココンフォートの構造には賛同しかねる。

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中を開けると4連のコンテナ。

4つのコンテナはそれぞれ独立してて結合部を回して固定する。

ただろ材を入れて水を含んでいると重く、外れそうな雰囲気。

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細目パッドはプレフィルターキットの下部におさまり、コンテナにセットするとこんな感じに。

粗目パッドはそのまま乗っかってるだけだけど、細目パッドを交換する場合結局すべてのコンテナを上げないと交換できない。

大きさ比較

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2213と比較しても2236はろ材容量がそれほど増えている訳では無いので、大きさとしてはそれほど大きくは変わらない。

2213のようにIN側が最下部に行かないで上部にまとまっているので、スッキリとした印象。

2236の稼働

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2236を稼働して、しばらくして分かった事は2213と比べて

・稼働音が静か。

・エア抜けが早い。

・思ったより流量が増える。

・プレフィルターキットの粗目パッドは結構仕事をする。

こんな感じでしょうか。

2213と比べて稼働音は明らかに小さくなりました。

これだけでもいいくらい。

あとは2213ではろ材をパンパンに詰めてたせいもあったかもしれないけど、2236はエアが抜けるのがとても速い。

そして流量も1.3倍だけどもそれ以上のトルク感を感じる。

そしてプレフィルターキットの粗目パッドはあんなに粗いのに、かなりなゴミをキャッチしている優れものだという事。

結果。

2236にして良かった。

今後も頼むぜ相棒。


 

年末年始DIY、アクアリウム用品買いすぎて瀕死

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年末年始にかけて我ながら怒涛の買い物をして、ふと恐ろしくなって明細を見てみると・・・

これはヤバい・・・w

ここ近年稀にみる買い方をしてしまった。

ストレスがそのままショッピングへGOTOしてしまったようです。

理想:だいたいこんくらい使っただろうなぁ(超甘い)

現実:@@;

流石に出血しすぎて死にそうなのでここに報告して少しでもモトをとりたい。

いや取らせてくださいお願いしますすいません。

年末年始買ったモノ ◎DIY編

今年からDIYのほうもやっていこうと思って設備投資しようかと。

ほぼゼロスタートという状態。

しかし計算が甘かったようで瀕死。

以下購入したものご覧下せえ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ざっとDIY関係はこんなもんでしょうか。

他に小物関係、材料なんか合わせたら瀕死。

ただ今回買った中でハズレな商品は今んところ無いかなあ。

皆普通に使えて良い買い物をしました。

どれもこれもかなり吟味を重ねたものですから。

特にジグソーはずっと欲しくて狙っていて念願叶って手に入れたのでかわいさもひとしお。

DIYで使ったほか、いらない家具の解体にも年末から年始にかけて大活躍しました。

基本的に他の人は整った環境でやってるのか分かりませんが、自分は部屋の中でDIYをやっております。

部屋の中でDIYを行うという事はかなりキツくて、プラモを造る比じゃないくらい。

まずは「」。

基本的に塗装の刷毛塗り以外ほとんど音を発すると考えていいくらいに大小さまざまな騒音が発生する。

それにくわえて機械、工具の「振動」。

それに伴う「木の粉、粉じん」。

はっきり言って室内でやるのが自殺行為なんだけど、他にやる場所が無いので・・・

 

引っ越したら今よりは環境は良くなりますが、しばしの我慢。

とりあえず道具のほうはボチボチ揃えていきたいけど、少々落ち着かなくては。

年末年始買ったモノ ◎アクアリウム編

 

 

 

 アクアリウムのほうはDIYに比べて数こそ少ないもののそこそこ購入。

フィルターのほうも2213じゃちょっとキツイと見て2236にバージョンアップ。

2213から2236への変更は正直飛躍的とまではいかないと思う。

水替えや、水質維持の冗長性がひろがった程度といった認識にとどめておくのが良いと思う。

ブログでもネタにしきれてない部分があるんだけども、また個別の物については取り上げていこうと思います。

取り敢えず2021年は爆買いで幕を開けたわけですが自重しなくては。

第3のバクテリア剤 バクテリア本舗の武蔵を投入

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我が水槽のバクテリア剤として、バクテリア本舗のサムライEX、小次郎EXを使ってたわけですがどちらも少なくなってきたので新たに武蔵を購入してみる事にしました。

 


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前回の記事でほぼ満タンで現段階でこれくらいの残量。

60cm水槽で小次郎の方を多めに投入してるのでこんな感じ。

優に1本(これは1㍑容器)だと半年以上は持つ計算に。

結局効果はあったのかい?

一番難しいのがこれがバクテリア剤の効果だと明確に判断する事。

全く同じ構成、生体で片方に入れる、もう片方に入れないとか比べれば目に見えた効果が表れるかもしれないけど、あいにく実験の為にアクアリウムをやってるつもりはありません。

つまりなんらかの効果(プラス方向)がある事を販売元が担保していてる事が前提で、それを投入してるわけです。

あとこれは私の気分的な問題なのですが、いわば一種の保険として投入しております。

バクテリア剤を投入していることにより精神的な安心感を持つ事が出来る。

非常に求めやすい価格であるから気軽にガンガン使う事が出来るのもメリットです。

武蔵を選んだ理由

武蔵を選んだのは、単純にサムライと小次郎との違いが感じられるかって言ったところ。

あとは色が透明である効果を確かめたくて。

サムライの減りが遅いのは、サムライは色が付いてる為水の着色があるし、あともう一つの問題として特に顕著なのがフィルターのホースライン内側にバイオフィルム状のものが付着してしまうのが問題。

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サムライメインで使ってるとすぐにホースが汚れて流量が低下してしまう。

これが良いのか悪いのかわからないけれど、見た目にもあまりよく見えない。

なので透明な小次郎を使ってました。

小次郎にすると上記の問題はほとんど無くなり、管理が非常に楽に。

余ったサムライはもったいないので小次郎に付け加える形で運用してます。

みんな違ってみんな良い

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なんか説明書がリニューアルされて見易くなってました。

これによるとそれぞれのバクテリア剤の構成する納豆菌、乳酸菌、酵母菌群は種類が違うので複数のバクテリア剤を混ぜるとより効果が高まる的な事も書かれています。

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目に見えないバクテリアがどんな働きをしているのが正直初心者にはわからない部分が多いですが、少しでもサカナ達にとって良い環境を用意してあげたい、いつまでも健康でいてほしい、綺麗な水槽を保ちたい、こうした願いが叶うのかバクテリア本舗に期待しております。

たのむぜ武蔵!

レッドロイヤルブルー逝く

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先日導入したディスカスのレッドロイヤルブルーの一匹が逝ってしましました。

今まで熱帯魚を導入して確かに何度か落としてしまった事はあるけれど、今回は青天の霹靂、なすすべ無しと言ったところ・・・

このままだと、たぶんもう一匹もおそらく星になってしまう可能性が高いけれども、どうしてこうなったか気が付いたこと含めて記しておこうと思う。

 

ディスカス導入履歴

レッドロイヤルブルー

まず最初にディスカスを最初に導入したのはレッドロイヤルブルー種が二匹。

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500円玉サイズの稚魚で2匹まず導入してみたのは前回お伝えした通り。

初めてのディスカスで物凄い嬉しくて写真を撮りまくりました。

小っちゃいながらも他の熱帯魚とは一線を画すフォルム、カラー、そして佇まい。

熱帯魚の王と呼ばれるにふさわしいサカナであると感じました。

すごく綺麗だったんですが、さすがに稚魚サイズ2匹だと60cm水槽だと寂しい。

他のサカナもいるんだけどまだキャパシティ的には余裕があると見て他のディスカスも導入しようと思った。

 

マリンブルーターコイズ

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www.youtube.com

お次はマリンブルーターコイズ種をまた2匹追加。

前述のレッドロイヤルブルーに比べて模様が無い(今は)ソリッドの種類でマリンブルーと謳われているけどそれほど鮮烈な青でも無い、どちらかというとレッドロイヤルブルーに比べて地味な印象は否めない。

けど気になったので導入してみた。

レッドロイヤルブルーと同じく、ディスカスって体色の変化が著しい。

何か怯えている、暗くなった時は体色が真っ黒になったり、黒目になる(人間の白目の部分)。

(※下の写真のは黒目が薄い。)

で投入してディスカスは合わせて4匹となったんだけども、ほどなくしてマリンブルーがレッドロイヤルに追い立てられる状況になった。

それほど執拗じゃないにせよ、発見すると追い立てるという感じ。

この追い立てがあまり目立たなくなるのはマリンブルーが餌を喰うようになってから。

つまりだいたい3~4日は追い立てられていたカンジ。

その間マリンブルーはエサも食べれずひたすら逃げ回るかっこうだった。

4日後くらいでエサを急に食べるようになってからは追い立ても穏やかになったように見えた。

この段階での力関係、ヒエラルキーはレッドロイヤル>マリンブルーといったところか。

この追い立てる行為が一見人間の目からすると迫害をしているかのように見えるのだけど、実はコミュニケーションをとっている可能性もあるかもしれない。

なんでそう思ったかと言うと、マリンブルーは確かに追い立てられるんだけど、ずーっと逃げ続けてる訳じゃなくて、チョン、チョンとそれほどの距離を逃げない。

ホントに脅威を感じているならもっと距離を取るんではなかろうかという思いから。

 

ピジョンブラッド

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最後に導入となったのがこのピジョンブラッド。

実はこの3種類ショップで同じ水槽に入れられて販売されており、最初にみて潜在的に3種類を揃えてみたいという願望が芽生えたかもしれない。

色鮮やかな模様はこれぞディスカスと思わせるほどの美しさ。

ほんとこの姿は一日中眺めていられるほどに美しい。

このピジョンブラッドだけ購入しようと思ったタイミングで新しい種類が入荷されていたので、他の2種類と比べてひと回り大きい。

他の2種類が5センチくらいなのに対してピジョンブラッドは8センチ以上もあってボリューム感満点。

ショップで展示されている時は黒いしみが無かったんだけど導入時からだんだんスポット状に増えてきました。

ピジョン系はこの黒いしみがあまり気にいられないみたい。

個人的にも無い方が良いかと思うけど、消し方もわからないので結局は成り行きまかせみたいな部分でしょうかね。

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在りし日のディスカス3種類水槽。

レッドロイヤル、マリンブルー、ピジョンブラッドの3種類のコントラストが美しい。

このピジョンブラッドは体形が大きいため他の4匹との関係は希薄。

追い立てる事もしない、されないといった格好。

ただエンゼルだけが追い払う事ができるという感じ。

このピジョンブラッドはおっとりした性格でこの水槽の左下の流木のくぼみに隠れていて気が向いたら正面にヌ~っと現れては消えるというマイペースなディスカス。

導入後他のディスカスと共通して4日はエサを喰わなかったけど、それ以降はアカムシ、イトミミズを食べるように。

ただ他のディスカスと同様ドライフードは一切喰わない><

一緒に買ったディスカスハンバーグも食べない><

一番人気はアカムシで何れもバンバン喰う。

この時ピジョンブラッドは一匹だけ導入したんだけど、やはり各種類2匹導入したいという事でもう一匹追加しました。

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違うショップで買ったので同じピジョンブラッドとは言え、なにか違う感じ。

ただ同じカミハタ仕入れだと思うのでルーツは同じだと思うんだけど。

これでディスカス3種類計6匹の状態となった。

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でっかいピジョンブラッドは黒いしみが出てきたのと引き換えに、オレンジ感が物凄いでてきて、非常にジューシーですなあといったところ。

ピジョンブラッドというよりマンダリンオレンジと言った方が近いのかもしれない。

この時点でのヒエラルキーは一応

レッドロイヤル>マリンブルー>ピジョンブラッド(小) 

ピジョンブラッド(大)はお互い無関心といった関係性。

エンゼルとの関係性は最初の頃は追い払われてたけど、今ではびったり密着してても全く気にしない間柄に。

 

拒食、それは突然やってくる

そんなこんなで3種類導入してエサも食べてるし、順調だなー、この6匹が大きくなったら60cmも手狭になるなあと思案を巡らせていた矢先突然の変化が。

 

今までは朝にキョーリンのクリーンアカムシ1ブロック

夜にも1ブロックを与えて、すこし置いて同じくキョーリンの糸ミミズを与えてた。

3種が餌を喰えるようになってから数日が経ってある日、いきなりレッドロイヤル2匹が餌に全く反応しなくなった。

いつもであればアカムシ給餌用のメキシカンハットを発見するや否や飛んでくるのが奴らなのに、見向きもしない。

流木の影、あるいは水草の影でじっとしてる。

体色は黒くはない。

拒食か・・・

少なからずディスカスの情報を収集していて避けては通れない問題として拒食問題があるとの事は認識してた。

まさか目の前の自分のディスカスがなるとは出来れば考えたくはなかったが、2~3日たってもエサには全く反応せずじっとしているだけ。

 

実は拒食と言えばウチのエンゼル1匹も拒食になったことがあった。

その時は白いフンをして様子が変だったのがすぐわかった。

エサを口にしてもペッとすぐ吐く。

そのうち食べなくなる。

根気強くエサを与え続ける。

2週間後ようやくエサを口にしてくれた。

 

という経験があったので原因はわからないけれども、同じようにエサを食べてくれる日を願って見守っていた。

NO2、NO3、pH等水質に関しても異常は見られない。

が、だいたいエサを喰わなくなって2週間ほど経った今日、1匹が逝ってしまった。

ココ最近は全く生体のほうはすこぶる調子の良い状態が続いていたので、非常にロイヤルブルーの亡骸を目の当たりにした時打ちひしがれた。

水槽も良いコンディションを維持できてる自信もあった。

水換えもアカムシを与えてる為それなりの頻度で行ってた。

だけれども拒食になって逝ってしまった。

いつか元気になってくれると信じていたのに。

せめて残ったもう一匹は何事も無かったかのようにエサを喰ってくれる日がくると信じて。

ごめんな至らぬ飼い主で・・・

念願のディスカス導入 レッドロイヤルブルー

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永遠の憧れ

熱帯魚をやっていたその昔、今から20年以上も前の話なんだけど私が熱帯魚に興味を持ち始めた時の当時の熱帯魚の頂点はディスカスだったと思う。

その当時の札幌には今よりも何件か熱帯魚ショップがあって、中にはディスカス専門店なんてのもあった記憶があります。

今や熱帯魚、アクアリストは徐々に忘れられつつある趣味なのかもしれない。

ただ植物(水草)、魚、水の三位一体の趣味であるアクアリウムは自分の中で今一番アツい趣味です。

機器は昔とほとんど進歩が無いけれど、大きく変わったのは情報だと思う。

当時はインターネットも限られた環境でしか使えず、私もPC-98を持ってはいたけどアクセス出来る環境下では無かったし、これほどの情報にもアクセス出来なかった。

それが今やスマホ、タブレット、PCと容易に動画、写真、ブログとありとあらゆる世界中の情報にアクセスする事が出来アクアリウムの難易度は下がったような気がする。

そんな中自分の中でも熱帯魚の頂点はディスカスであり、永遠の憧れであって手の届かない存在だと思ってた。

 

 出会いは突然に

今の60cm水槽も当初はインパイクティスケリー主体でそれがエンゼルフィッシュメインとなり、このままでとりあえず落ち着くかに見えた。

私が良く行くショップではディスカス水槽の動きが殆ど無く妙に高い成魚だけが販売されている寂しいものだった。

そんな状況でいわゆるコロナのクライシスが発生した。

コロナ自粛中は何故か熱帯魚売り場があおりを食らって閉鎖されてしまってた。

で再開する機会に売り場も1/4くらいリニューアルされたわけ。

そこで古いディスカス水槽は無くなり、エンゼルと混泳ではあるけどディスカス水槽が新たに数ある中の一つとして誕生したという訳です。

今までどちらかと言うとディスカスは大きい成魚しか売り場で見たことが無かったので、新しいディスカス水槽の稚魚、幼魚にすぐに目を奪われた訳です。

 

心憎い価格設定

最近だと、熱帯魚1匹に掛ける費用は2,000円までというハイパスフィルターを設けております。

それ以上高い生体は一生選択肢には入らないであろうから、頭の片隅からも除外します。

そんな中ディスカスの幼魚たちは2,000円を切る価格で販売されていた。

そもそもそれくらいの価格である事はネットで見たことがあったので知識としてはあったけど、実際に目の前にして見てみるとモーレツに食指が動きまくる自分がいた。

すぐ手を伸ばせば届く位置にディスカスがいる。

なんという僥倖。

アクアリウムを再開させてからというものディスカスなんて正直選択肢にも入らなかった。

それは憧れ=難しい=高価など自分で勝手に高い障壁を設けていたからで。

それが今や手に入れる事が可能なシチュエーションに幸せを感じずにはいられなかった。

 

だがちょっと待て

目の前のディスカスたちは手に入りそうだけど、私の肝心の知識がまるでない。

売られている種類についても全く知識が無い為とりあえず調べてから後日訪れようと考えた。

アクアリウムを始めてからアツくなった自分を一旦は時間を置くようにしてその気持ちが変わらないか確認するようにしてる。

仮に後日いって買われているのであればそれは縁が無かった話として納得するようにしてる。

というわけで一旦持ち帰り片っ端からネットで調査を開始した。

 

最初に選んだのはレッドロイヤルブルー

売り場では

・レッドロイヤルブルー

・マリンブルーターコイズ

・ピジョンブラッド

の3種類も販売されていた。

レッドロイヤルブルーは一般的に流通している種類であろうと推測され情報量もそこそこあった。

ピジョンブラッドが次いで。

マリンブルーターコイズはそのままの名前の種類の情報が一番少なかった。

色々悩みに悩んだ挙句、最初はレッドロイヤルブルーに決めた。

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これ水合わせの時の体色なんだけど、売られてるときは殆ど真っ黒で正直賭けのような部分はあった。

薄いながらも特徴的な模様が出現してとりあえず安心。

 

さすがは王様

水合わせを慎重に行っていざ水槽に投入します。

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水槽に投入して間もなくともご覧の模様。

500円玉サイズとは言えディスカス、やはり熱帯魚の王。

貫禄が他のサカナと全然ちがう。

泳ぎもゆったりしていてとってもエレガント。

導入そのものは非常にあっさりと行けたわけだけど、大変なのはおそらくこれから。

どんなドラマが待ち受けてることやら。

これからが非常に楽しみなお魚ディスカス導入の巻でした。

マクロエクステンションチューブCM-MET-FX

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被写体にぐーっと近づけるマクロエクステンションチューブ

マクロエクステンションチューブというものを購入しました。

現在XC15-45mmF3.5-5.6 OIS PZという標準ズームを使用しておりますが

このレンズ広角側は相当寄れるんだけど、望遠側が以外に寄れない。

というより広角側が寄れすぎるから望遠側が寄れないというイメージが強いかも。

といった部分からレンズを買わずして何とかする手立てはないものか考えた。

そこで見つかったのがマクロエクステンションチューブという訳です。

このアイテムはレンズの焦点距離は変えずに最大撮影倍率を増大させるというミラクルアイテム。

つまりフツーのレンズが疑似マクロレンズに早変わりするというシロモノ。

でホントは純正の

11㎜のこいつか

16㎜のこちら、どちらにしようか思案しておりました。

気になるのが価格。

構造的にはマクロエクステンションチューブは単なる筒でレンズの通信線の延長線が仕込まれているだけ。

といったら怒られますが、レンズよりも遥かに単純な構造。

なんだけれども妙に高い値段で注文に躊躇しておりました。

でその後調べるうちサードパーティー製でよさげなのを発見したのです。

コムライトCM-MET-FX

それがこのコムライトのCM-MET-FXというマクロエクステンションチューブです。

なんと10㎜と16㎜のチューブが二つ入って5000円を切るプライス。

純正1本で7000円を超える値段ですからコスパは比べようもありません。

まあ調べると他社品でそこそこリリースされているようですが今回はコムライト製のこの商品を使用してみることに。

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10㎜をレンズとカメラの間に取り付けるとこんな感じ。

10㎜のほうはいささか脱着が渋くて外すときにかなりの力がいるのが怖い。

マジで怖い。

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16㎜を取り付けてみたところ。

16㎜のほうは10㎜よりも脱着はスムース。

16㎜は多少厚みが増えるから脱着しやすいけど10㎜のほうは薄いのでレンズリリースボタンが同じ位置にあるので外し辛い。

このマクロエクステンションチューブ冒頭で最大撮影倍率が増える(より大きく映せる)と述べましたが、世の中メリットがあればデメリットもある。

確かに最大撮影倍率は増えてより寄れる仕様になるのですが弊害として被写界深度が激浅くなる。

どういう事かと簡単に言うとカメラと被写体の距離がほぼ固定されてしまうという事。

そして元々このXC15-45㎜は広角が寄れる仕様なので、このチューブを取り付けると広角側は使えなくなってしまう。

ようは45㎜(35㎜換算68㎜)の疑似マクロレンズという訳ですね。

めちゃくちゃ撮影が楽しい

紹介したように最大撮影倍率を獲得するために、代償としてデメリットもある訳ですが

それを加味した上でも写真撮影が楽しいwww

望遠側でこんなに寄れるなんて感動です。

ちなみに純正のデータでいくとXC15-45mmF3.5-5.6 OIS PZの場合

広角:最大撮影倍率0.24倍 撮影距離130㎜

望遠:最大撮影倍率0.16倍 撮影距離350㎜

これが

11㎜チューブの場合(広角は撮影不可)※10㎜と11㎜(純正)の違いはあります。

望遠:最大撮影倍率0.42倍 撮影距離196㎜

16㎜チューブの場合

望遠:最大撮影倍率0.55倍 撮影距離179㎜

マクロレンズであるXF60mmF2.4 R Macroの標準の最大撮影倍率0.5倍を16㎜使用時超えることが出来るのです。

ちなみに撮影距離というのはカメラのセンサーから被写体までの距離であってなかなか分かりにくい指標ではありますがこれがレンズ先端から被写体までの距離だと

16㎜の場合だと83㎜まで近づいて撮影することが出来ます。

標準だと270㎜。

8センチの距離って、だいたい私のiPhone8の幅が7センチくらいなのでレンズと被写体の間スマホ1台分ですよ。

このXC15-45mmF3.5-5.6 OIS PZというレンズおそろしい可能性を秘めていると思います。

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どこまでも寄れる感覚でいけます。


ガンプラ撮影と熱帯魚撮影両方に使えたらと思ったんですが、上述の被写界深度の問題でガンプラには使えそうもないですがお魚さん達にはガンガン使えそうです。